「板張り天井」で木の心地よさを感じる|リノベーション事例
木のぬくもりを感じる住まいにしたいなら、床だけでなく「天井」に木を取り入れる方法があります。板張り天井なら、空間に自然素材の心地よさをプラスしながら、木の種類や張り方によってさまざまな雰囲気をつくることができます。
今回はスタイル工房の施工事例から、マンション・戸建てのリノベーションで、木の天井を取り入れたリノベーション事例を集めてみました。
リビングを板張りにして空間のアクセントにしたり、キッチンや寝室の天井に取り入れたり、和室の雰囲気に合わせたり。フローリングとはまた違う、天井ならではの木の楽しみ方にも注目してみてくださいね。
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目次
- 【リビング】勾配天井を板張りにして、すっきりと木の質感を楽しむ
- 【リビング】シナベニアの板張り天井で、主張しすぎない木の空間に
- 【リビング】板張り天井を和モダンのアクセントに
- 【リビング】天井の一部を板張りにして、空間をゆるやかにゾーニング
- 【キッチン】木の天井×タイルで、素材感を楽しむ
- 【和室】板張り天井と畳で、相性のよい素材を組み合わせる
- 【和室】木の天井で、和×北欧テイストをバランスよく
- 【寝室】板張り天井でリラックスできる空間に
- 【寝室】木の天井で、プチホテルのような落ち着きを
- まとめ
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【リビング】勾配天井を板張りにして、すっきりと木の質感を楽しむ

築45年の木造戸建てをフルリノベーションしたこちらのお住まい。
リビングの日当たりが悪くて暗かったことから、1階にあったリビングを2階に移動しました。
天井を開けて、収納として使われていた小屋裏のスペースをロフトに。
天井高をいかして、ラーチ材を貼って仕上げました。

ロフトがあるぶん天井の面積が広くなり過ぎず、すっきりと見えますね。
床はパイン材。
床も天井も木を使う場合は、あえて違う樹種を選ぶのがおすすめ。
木目や色味の違いが空間に動きをもたらし、圧迫感を防ぎます。
上記事例詳細はこちらから:No.241 古いお家を思いきり楽しむ。光あふれる元気な住まい
【リビング】シナベニアの板張り天井で、主張しすぎない木の空間に
木を多く使ったお家の例をもうひとつ。
あたたかみと北欧系のシンプルなインテリアを両立させたい場合は、木目のないシナベニアもおすすめです。

床に杉の無垢材を使い、梁もしっかり見せて木の心地よさや質感をストレートに伝えるこちらのおうち。
天井も板張りですが、シナベニアを組み合わせることで、洗練された印象に。

ロフトへの階段も、互い違いにして、木目を活かした個性的なデザイン。
天井が主張しすぎないことで階段に視線が集まり、空間の主役としてひき立てています。

柱や梁との接合部分も空間美の秘訣で、この納まりが印象を大きく左右することが分かります。
勾配天井で角度のある接合部の板をぴったりに切り、はめるという職人技!
大工さんの家というだけあって、見事に美しく納まっているのが分かります。
上記事例詳細はこちらから:No.652 大工がつくる大工の家 ~チームワークで叶えたこだわりの二世帯住宅
【リビング】板張り天井を和モダンのアクセントに

続いては、築16年の中古マンションをリノベーションされたご夫婦のお住まいです。
和風モダンの落ち着いた雰囲気がご希望だったため、リビングの窓はカーテンではなく障子に。
和の趣を感じつつ、光も入るようにデザインしたオリジナルです。

床は落ち着きのあるチーク材、天井には明るめのパイン材を貼りました。

キッチンカウンターと吊り収納はタモ材で造作。
それぞれの木のもつ風合いや木目の違いを楽しみつつ、品のある佇まいのリビングです。
上記事例詳細はこちらから:No.506 柔らかな陽光でくつろぐ住まい
【リビング】天井の一部を板張りにして、空間をゆるやかにゾーニング

2世帯住宅リノベの、1階親世帯のリビングです。
もともとのリビングに和室と納戸を一体化し、広々としたLDK空間に。

床はお母さまのご希望によるウォールナットの無垢材。
「天井のどこかを板張りにしたい」というご希望は、もと和室だった部分の天井で叶えました。

窓には猫間障子を使い、和モダンの雰囲気を演出。
木製のテレビボードはキッチンと同じ製品を使うことで、統一感を出しています。
上記事例詳細はこちらから:No.552 二世帯でくつろぐ上質な時間 ~ご両親世帯編~
【キッチン】木の天井×タイルで、素材感を楽しむ

3階建ての一戸建てをフルリノベーション。
キッチンとリビングの一部の、下がり天井を板張りにしました。
床は木目のコントラストが個性的なアカシア。

部分づかいなら、濃い色の板張り天井もシックに決まります。
ご主人が選んだという深い青のタイルとの相性も抜群。

白く明るいリビングダイニングと、落ち着きのあるキッチンというメリハリの効いた空間です。
上記事例詳細はこちらから:No.566 タイルの彩りを添えて、上質な時間を楽しむ。
【和室】板張り天井と畳で、相性のよい素材を組み合わせる

高級旅館のような佇まいのこちらの和室。
天井は、既存のものをそのまま利用しました。

和室はもともと板張り天井ということも多いため、まったく違和感なく馴染みます。
3世代同居に向けたご実家のリノベで、畳を貼り替え、壁を珪藻土仕上げにしました。

二世帯が一緒に過ごす広々としたLDK。
広さと間取りはそのままに、床はオーク三層無垢材、壁は珪藻土と自然素材をたっぷり。
和室の入り口を開け放てば、さらに広く使えます。
上記事例詳細はこちらから:No.344 二世帯リノベ!
【和室】木の天井で、和×北欧テイストをバランスよく

最上階からの眺望と、高い勾配天井が気に入って購入した中古マンションをリノベーション。
築年数は25年。
約29畳もの広いリビングは、一部を和室とオープンなキッチンに。
収納としても使えるロフトと、ロフトにつながる階段も設けました。

無垢フローリングの床を希望していましたが、マンションの規約でカーペット敷きに。
代わりに、ロフトの下から玄関に続く天井にパイン材を貼りました。

和室の入り口は、普段は開け放してオープンに。
必要に応じて、建具で仕切って個室にすることができます。
全体的に北欧テイストのお家ですが、板張り天井によって和室とのバランスをうまくまとめています。
上記事例詳細はこちらから:No.360 ソファに座れば視線の先に最高の眺望!
【寝室】板張り天井でリラックスできる空間に

おばあ様から譲り受けた築60年の一戸建てリノベーションの事例です。
2階の寝室の天井を板張りで仕上げました。

床はオークの無垢材。
一部だけ勾配天井になっているのもいいですね。
色の薄い木を幅広に貼ることで、すっきりとした印象になります。

左手の障子窓は、もとのお家でおばあ様が使っていたものを再利用した想い出の品。
やはりほんのり和テイスト。板張り天井と合うようです。
上記事例詳細はこちらから:No.220 築60年の風合を新しい型で受け継ぐ
【寝室】木の天井で、プチホテルのような落ち着きを

築20年のマンションをリノベーション。
床はカーペット敷きの寝室。天井をホワイトウッド貼りで仕上げました。

壁には「外国の住宅を思わせる仕上がりが気に入った」というスイス漆喰のカルクウォールを採用。
優しく落ち着きのある寝室で、ぐっすり眠れそうですね。
上記事例詳細はこちらから:No.198 夫婦の時間を楽しむリビング
まとめ
ひとことで「板張り」といっても、樹種や色、用いる場所や面積によって、空間の雰囲気がガラリと変わるのが分かります。木目がはっきりしたものや色の濃いものはポイントづかいすれば、手がかかっている印象や高級感が生まれます。反面、色が薄く木目が主張しないものは場所を選ばず、空間を温かみのある優しい雰囲気にしてくれます。もちろん、塗装して好みの色にすることもできます。
また、ご紹介した実例にもありましたが、中古マンションリノベーションでは、防音面から「床はカーペット限定」と規約で定められている場合があります。無垢フローリングにできなくても、天井に木を用いることで視覚的に大きな効果があるため、該当する方はぜひご検討ください。
自由な発想で、素材と場所の組み合わせを考えられるのがリノベーションの面白いところ。もし気になる例があったら、ためらわずプランナーに相談してみましょう。








