床だけじゃない!木目を愛でる「板張り天井」の魅力
2018年1月28日(日)
すっかり定番の無垢床フローリングですが、木の魅力をもっと堪能したい!という人には「天井に貼る」という方法もあります。空間をぐっとシックに演出しつつ、温もりを与えてくれる「板張り天井」のお家をご紹介します。

築45年の木造住宅にお住まいのご家族。
リビングの日当たりが悪くて暗かったことから、1階にあったリビングを2階に移動しました。
天井を開けて、収納として使われていた小屋裏のスペースをロフトに。
天井高をいかして、ラーチ材を貼って仕上げました。


ロフトがあるぶん天井の面積が広くなり過ぎず、すっきりと見えますね。
床はパイン材。
床も天井も木を使う場合は、あえて違う樹種を選ぶのがおすすめ。
木目や色味の違いが空間に動きをもたらし、圧迫感を防ぎます。
(No.241 古いお家を思いきり楽しむ。光あふれる元気な住まい)

続いては、築16年の中古マンションにお住まいのご夫婦。
和風モダンの落ち着いた雰囲気がご希望だったため、リビングの窓はカーテンではなく障子に。
和の趣を感じつつ、光も入るようにデザインしたオリジナルです。

床は落ち着きのあるチーク材、天井には明るめのパイン材を貼りました。

キッチンカウンターと吊り収納はタモ材で造作。
それぞれの木のもつ風合いや木目の違いを楽しみつつ、品のある佇まいのリビングです。
(No.506 柔らかな陽光でくつろぐ住まい)

2世帯住宅リノベの、1階親世帯のリビングです。
もともとのリビングに和室と納戸を一体化し、広々としたLDK空間に。

床はお母さまのご希望によるウォールナットの無垢材。
「天井のどこかを板張りにしたい」というご希望は、もと和室だった部分の天井で叶えました。

窓には猫間障子を使い、和モダンの雰囲気を演出。
木製のテレビボードはキッチンと同じ製品を使うことで、統一感を出しています。
(No.552 二世帯でくつろぐ上質な時間 ~ご両親世帯編~)

3階建ての一戸建てリノベ。
キッチンとリビングの一部の、下がり天井を板張りにしました。
床は木目のコントラストが個性的なアカシア。

部分づかいなら、濃い色の板張り天井もシックに決まります。
ご主人が選んだという深い青のタイルとの相性も抜群。

白く明るいリビングダイニングと、落ち着きのあるキッチンというメリハリの効いた空間です。
(No.566 タイルの彩りを添えて、上質な時間を楽しむ。)

高級旅館のような佇まいのこちらの和室。
天井は、既存のものをそのまま利用しました。

和室はもともと板張り天井ということも多いため、まったく違和感なく馴染みます。
3世代同居に向けたご実家のリノベで、畳を貼り替え、壁を珪藻土仕上げにしました。

二世帯が一緒に過ごす広々としたLDK。
広さと間取りはそのままに、床はオーク三層無垢材、壁は珪藻土と自然素材をたっぷり。
和室の入り口を開け放てば、さらに広く使えます。
(No.344 二世帯リノベ!)

最上階からの眺望と、高い勾配天井が気に入って購入した中古マンション。
築年数は25年。
約29畳もの広いリビングは、一部を和室とオープンなキッチンに。
収納としても使えるロフトと、ロフトにつながる階段も設けました。

無垢フローリングの床を希望していましたが、マンションの規約でカーペット敷きに。
代わりに、ロフトの下から玄関に続く天井にパイン材を貼りました。

和室の入り口は、普段は開け放してオープンに。
必要に応じて、建具で仕切って個室にすることができます。
全体的に北欧テイストのお家ですが、板張り天井によって和室とのバランスをうまくまとめています。
(No.360 ソファに座れば視線の先に最高の眺望!)

おばあ様から譲り受けた築60年の一戸建てリノベです。
2階の寝室の天井を板張りで仕上げました。

床はオークの無垢材。
一部だけ勾配天井になっているのもいいですね。
色の薄い木を幅広に貼ることで、すっきりとした印象になります。

左手の障子窓は、もとのお家でおばあ様が使っていたものを再利用した想い出の品。
やはりほんのり和テイスト。板張り天井と合うようです。
(No.220 築60年の風合を新しい型で受け継ぐ)

築20年のマンションリノベです。
床はカーペット敷きの寝室。天井をホワイトウッド貼りで仕上げました。

壁には「外国の住宅を思わせる仕上がりが気に入った」というスイス漆喰のカルクウォールを採用。
優しく落ち着きのある寝室で、ぐっすり眠れそうですね。
(No.198 夫婦の時間を楽しむリビング)
シンプルな部屋にも個性が生まれる板張り天井。実例にもありましたが、カーペット敷きのお部屋にも木の温もが加わり、手がかかっている印象を与えるため、高級感があります。半面、空間が狭く見え、天井高によっては閉塞感を感じる場合も。気になるようなら、一部だけにアクセントとして使ったり、寝室や趣味の部屋などの個室に取り入れるとよいでしょう。
【リビングに】勾配天井ならすっきりまとまる

築45年の木造住宅にお住まいのご家族。
リビングの日当たりが悪くて暗かったことから、1階にあったリビングを2階に移動しました。
天井を開けて、収納として使われていた小屋裏のスペースをロフトに。
天井高をいかして、ラーチ材を貼って仕上げました。


ロフトがあるぶん天井の面積が広くなり過ぎず、すっきりと見えますね。
床はパイン材。
床も天井も木を使う場合は、あえて違う樹種を選ぶのがおすすめ。
木目や色味の違いが空間に動きをもたらし、圧迫感を防ぎます。
(No.241 古いお家を思いきり楽しむ。光あふれる元気な住まい)
【リビングに】和モダンのアクセントに

続いては、築16年の中古マンションにお住まいのご夫婦。
和風モダンの落ち着いた雰囲気がご希望だったため、リビングの窓はカーテンではなく障子に。
和の趣を感じつつ、光も入るようにデザインしたオリジナルです。

床は落ち着きのあるチーク材、天井には明るめのパイン材を貼りました。

キッチンカウンターと吊り収納はタモ材で造作。
それぞれの木のもつ風合いや木目の違いを楽しみつつ、品のある佇まいのリビングです。
(No.506 柔らかな陽光でくつろぐ住まい)
【リビングに】一部を板張りにしてゾーニング

2世帯住宅リノベの、1階親世帯のリビングです。
もともとのリビングに和室と納戸を一体化し、広々としたLDK空間に。

床はお母さまのご希望によるウォールナットの無垢材。
「天井のどこかを板張りにしたい」というご希望は、もと和室だった部分の天井で叶えました。

窓には猫間障子を使い、和モダンの雰囲気を演出。
木製のテレビボードはキッチンと同じ製品を使うことで、統一感を出しています。
(No.552 二世帯でくつろぐ上質な時間 ~ご両親世帯編~)
【キッチンに】タイルとの相性もばっちり

3階建ての一戸建てリノベ。
キッチンとリビングの一部の、下がり天井を板張りにしました。
床は木目のコントラストが個性的なアカシア。

部分づかいなら、濃い色の板張り天井もシックに決まります。
ご主人が選んだという深い青のタイルとの相性も抜群。

白く明るいリビングダイニングと、落ち着きのあるキッチンというメリハリの効いた空間です。
(No.566 タイルの彩りを添えて、上質な時間を楽しむ。)
【和室に】親和性◎の組み合わせ

高級旅館のような佇まいのこちらの和室。
天井は、既存のものをそのまま利用しました。

和室はもともと板張り天井ということも多いため、まったく違和感なく馴染みます。
3世代同居に向けたご実家のリノベで、畳を貼り替え、壁を珪藻土仕上げにしました。

二世帯が一緒に過ごす広々としたLDK。
広さと間取りはそのままに、床はオーク三層無垢材、壁は珪藻土と自然素材をたっぷり。
和室の入り口を開け放てば、さらに広く使えます。
(No.344 二世帯リノベ!)
【和室に】和×北欧テイストをバランスよく

最上階からの眺望と、高い勾配天井が気に入って購入した中古マンション。
築年数は25年。
約29畳もの広いリビングは、一部を和室とオープンなキッチンに。
収納としても使えるロフトと、ロフトにつながる階段も設けました。

無垢フローリングの床を希望していましたが、マンションの規約でカーペット敷きに。
代わりに、ロフトの下から玄関に続く天井にパイン材を貼りました。

和室の入り口は、普段は開け放してオープンに。
必要に応じて、建具で仕切って個室にすることができます。
全体的に北欧テイストのお家ですが、板張り天井によって和室とのバランスをうまくまとめています。
(No.360 ソファに座れば視線の先に最高の眺望!)
【寝室に】リラックスムードで安眠

おばあ様から譲り受けた築60年の一戸建てリノベです。
2階の寝室の天井を板張りで仕上げました。

床はオークの無垢材。
一部だけ勾配天井になっているのもいいですね。
色の薄い木を幅広に貼ることで、すっきりとした印象になります。

左手の障子窓は、もとのお家でおばあ様が使っていたものを再利用した想い出の品。
やはりほんのり和テイスト。板張り天井と合うようです。
(No.220 築60年の風合を新しい型で受け継ぐ)
【寝室に】木の天井でプチホテルのような趣

築20年のマンションリノベです。
床はカーペット敷きの寝室。天井をホワイトウッド貼りで仕上げました。

壁には「外国の住宅を思わせる仕上がりが気に入った」というスイス漆喰のカルクウォールを採用。
優しく落ち着きのある寝室で、ぐっすり眠れそうですね。
(No.198 夫婦の時間を楽しむリビング)
まとめ
シンプルな部屋にも個性が生まれる板張り天井。実例にもありましたが、カーペット敷きのお部屋にも木の温もが加わり、手がかかっている印象を与えるため、高級感があります。半面、空間が狭く見え、天井高によっては閉塞感を感じる場合も。気になるようなら、一部だけにアクセントとして使ったり、寝室や趣味の部屋などの個室に取り入れるとよいでしょう。