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欄間の再利用で、見上げれば想い出がよみがえる。古き佳きものを守るリノベ

2024年1月21日(S)
日本家屋でよく見かける「欄間」。天井近くの風通しや採光を目的につくられた横長の建具ですが、様々なデザインがあります。中には透かし彫りや組子をとり入れ、今では造ることができない匠の技術が用いられたものも。想い出も残る美しい「欄間」、捨ててしまうにはあまりには惜しい!ということでリノベーションで再利用した例をご紹介します。
 

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目次

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祖母の思い出を守る「昭和レトロ」がテーマのリノベ

和室も小さく残しつつ、欄間を移設して空間演出


小さいころから慣れ親しんだ祖父母の家を引き継いでリノベーションした例です。
もともと和室2室+DKだった1階は、和室を取り込んでゆったとりとしたLDKにつくり変えました。


和室もコンパクトにして残し、その入り口に欄間を移設。
純粋な和室の設えが、柱や筋交いを渋めのブラウンに塗装したレトロムードのリノベとよく似合っています。

この写真の事例詳細はこちら:No.698 やさしい光が注ぐ 和やかな時間
 

松竹梅の彫刻をワークスペース入り口のシンボルに

ブルーのクロスと組み合わせて爽やかな和モダンに


こちらもお祖母さまのおうちを引き継いでリノベーションした例です。
和室3室+DKだった1階を大空間のLDKにし、やはり一部に和室を残しました。
しかし、欄間は見当たりませんが・・・?


と思ったら、2階のワークスペース入り口に移設していました。
松竹梅のシンボリックな彫刻が、和モダンインテリアのアクセントになってくれます。

この写真の事例詳細はこちら:No.829 新築のようにくらす家
 

リビングとワークスペースを欄間でゆるくつなげる

日当たりの良いワークスペースからの採光の役割も


ワンフロア4DKのお住まいを2LDKにリノベーションした例。
リビングの一角に壁を立ち上げて、その奥をご夫婦のワークスペースとしました。
テレビの上の室内窓のような部分に欄間を再利用しています。


ワークスペースには大きな窓があるため、こちらからの光をリビングに届ける役目も。
欄間のデザインがシンプルなので、木とホワイトが基調のインテリアと合わせても違和感がありません。


ちなみにこちらがリノベーション前の欄間。
純和室!という感じで、とても同じものだとは思えないですね。

この写真の事例詳細はこちら:No.839 寛ぎの空間
 

リビングから廊下に光を届ける室内窓として再利用

お仏壇の扉も再利用して思い出を偲ぶ一角に


ご実家を引き継いでリノベーションした例です。
リビングの壁に美しくはめ込まれているのは、前のおうちのお仏壇の扉。


その隣にニッチの飾り棚をつくり、上部に欄間をはめ込みました。


欄間の奥は玄関側から水まわり、キッチンに抜けられる廊下で、回遊動線となっています。
窓のない廊下にリビングからの光を届ける室内窓の役割を、欄間が果たしているのです。

この写真の事例詳細はこちら:No.870 力を合わせて挑戦 ~本気の断熱・気密住宅へ~
 

古民家の風情は残したまま、住みやすく心地よく

断熱サッシやコルクタイルで見た目は大きく変えず快適に


ここまではフローリングとの組み合わせや和モダンデザインの事例を中心にご紹介してきました。
しかし、和室の中に欄間としてしっかり残すこともできます。
こちらは、畳や建具、木の天井など、和の趣きが美しい座敷。


空き家となっていたご実家を三世代同居のためにリノベーションした例です。
障子などの建具や縁側もそのままに、床には足触りの柔らかいコルクタイルを敷いてバリアフリーにしました。


今では貴重な木製サッシのある景色を壊さないよう、外側に断熱サッシを設置して住宅性能を向上。
築47年を経てもゆがみなく、しっかりと建てられた日本家屋を生かしたリノベーションです。

この写真の事例詳細はこちら:No.723 47 年の歴史の面影を感じながら2 世帯で暮らす
 

まとめ

思い出の残るもの、古き佳きものを再利用できるのはリノベーションの大きなメリットのひとつ。欄間のほか、古建具や昔の型板ガラスなども新しい命を吹き込み、リノベのデザインに生かすことが可能です。壊れていても修理したり、ガラスを入れるなどのカスタマイズもご提案できますので、使いたいものがあったらお早めにご相談ください。
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