廊下をリノベで有効活用!収納やライブラリーコーナーなどアイデアいっぱい
部屋と部屋、玄関や水まわりなど、家のなかで空間同士をつなぐ「廊下」。通り道かつ中継点の廊下は、日常的に家族の往来がある場所でもあります。今日は、そんな廊下の特性をいかして、廊下スペースにさまざまな役割をもたせたリノベーションを集めてみました。
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目次
- 廊下に収納をたくさん設けてリビングをスッキリ保つ
- 長さを生かして、ロングボードをゆったりしまえる収納
- 高さを変えられる造作本棚でファミリーライブラリー
- 帰宅後も、お客様も使いやすいアウトベイシン洗面台
- 収納の下部を開けてペットのためのトイレコーナーに
- まとめ
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長さを生かして、ロングボードをゆったりしまえる収納
【マンション|築43年|リノベ面積 約62㎡】
ご夫婦ともにサーフィンが趣味のお客様。
立て掛けると天井につかえてしまうロングボードの置き場所がお悩みのひとつでした。
そこで、廊下の上部を開けて、ロングボード用の収納に。
ヘリンボーンの床や駆体現し風の天井、黒アイアンなどヴィンテージテイストのインテリアにもこだわりました。
写真の事例詳細はこちら:事例No.906 “趣味”に合わせて大改革!
高さを変えられる造作本棚でファミリーライブラリー
【戸建て|築26年|リノベ面積 約130㎡】
3階建ての2階リビングに至る廊下を全面本棚にした例。
下部は扉付きの収納、その上は天井まで愛蔵書がずらり。
棚板は本の版型に合わせて高さを変えることができます。
たくさんの本を廊下に出したことで、リビングはすっきり保つことができます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.863 これからが快適な暮しの始まり
帰宅後も、お客様も使いやすいアウトベイシン洗面台
【マンション|築41年|リノベ面積 約47㎡】
コロナ禍以降、増えているアウトベイシンスタイルの洗面台。
玄関からリビングへの動線上つまり廊下に配置することで、帰宅後すぐに手を洗えます。
洗面室に入らずにすむため、お客様にも使ってもらいやすいですね。
寝室の黒いドアのすぐ横でもあるため、朝の身支度もスムーズ。
モルタル調のグレーのカウンターと四角いシンクを組み合わせたデザインもオシャレですね。
写真の事例詳細はこちら:事例No.918 シンプルにカッコよく暮らす
収納の下部を開けてペットのためのトイレコーナーに
【戸建て|築38年|リノベ面積 約198㎡】
リノベーションで回遊動線をつくったLDK。
リビングを通り抜け、奥のドアから玄関ホールに抜ける動線と、左側に水まわりを経由する廊下もつくりました。
ダイニングから玄関ホールへの廊下につくったのは、ワンちゃんのためのトイレコーナー。
扉付き収納の床側を開けて、トイレやペットキャリーを置いています。
ダイニング側にはコンパクトなカウンターをつくり、電話やこまごまとしたものを置くコーナーにしました。
廊下側の動線は家族用で、生活感が出てしまいがちな荷物はすべてここにある収納にしまうことができます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.870 力を合わせて挑戦 ~本気の断熱・気密住宅へ~
まとめ
他にも、居室に取り込んだり、カウンターデスクをつくったりと、廊下はさまざまなスペースに活用できます。
天井にぶら下がれるバーを取り付け、子どものためのアスレチックスペースにした事例もありました。アスレチックスペースや重いものの収納に使う場合は床をコルクにしたり、洗面やペット関連のものを置く場合はフロアタイル敷きにしたりと、用途に応じて廊下の仕様を変えることもできます。ぜひご気軽にご相談ください。