築浅リノベで暮らしをブラッシュアップ!「もっと使いやすく」「大好き」へ!
「まだ使えるし、お金をかけてリノベーションするのはもったいないかな」……堅実な考え方ですが、少しでも変えたい部分があるなら、早くリノベした方が、暮らしやすいおうちに長く住むことができます。また、築浅だからこそ抑えられるコストも実は結構あるんです。今回はそんな“築浅リノベ例”を集めてみました。
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目次
- 間取りも設備もそのままに、クロスでインテリアを一新!
- クロス貼り替え&天井の羽目板張りでイメージ通りの家に
- 4年間暮らして気付いた不満を住みながらリノベで解消
- 2階の3部屋を成長した子どもたちのための個室2室に
- 木をふんだんに使った築浅中古を購入し、1階のみリノベ
- まとめ
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間取りも設備もそのままに、クロスでインテリアを一新!
【マンション|築4年|リノベ面積 約42㎡】
築浅の中古マンションを購入し、まだ新しい設備や特に不満のない間取りはそのままに、内装をリノベした例。
輸入クロスを採用し、大胆な色づかいで海外の邸宅のようなイメージに。
壁には愛猫のためのキャットウォークも造作しました。
キッチンには、ユニークなオイルサーディン柄の柄クロスを。
ダイニングの収納の折り戸が重く大きかったため、扉を外して木製ブラインドに変更しました。
寝室はサージグリーンとヘリンボーン柄のクロスを組み合わせて、ゆったり落ち着いたムードに。
間取りや使い勝手は変えずに気分を一新したい!という方にもオススメのリノベーションです。
写真の事例詳細はこちら:事例No.847 Find my style -2匹と家族-
クロス貼り替え&天井の羽目板張りでイメージ通りの家に
【戸建て|築13年|リノベ面積 約23㎡】
築13年、汚れが気になってきたリビングのクロス貼り替えに合わせて、勾配天井を羽目板張りにした例です。
もともと床はヒノキの無垢材。
今回のリノベでは、優しい色調の家具に合わせて天井にはヘム(ツガ)材をセレクト。
壁はグレージュの塗り壁風のクロスで、インテリアの完成度をより高めることに成功しました。
写真の事例詳細はこちら:事例No.980 好きな木のぬくもりに包まれて
4年間暮らして気付いた不満を住みながらリノベで解消
【戸建て|築4年|リノベ面積 約74㎡】
新築当時は気付かなかった不満や、妥協して後悔したポイントもリノベーションで解決することができます。
こちらのおうちもその一例で、憧れだった造作の洗面台にタイルを組み合わせておしゃれなサニタリーに。
入り口も開きドアから、スペースが有効活用できる引き戸に変えました。
リビングドアはアルミ枠+アクリルの引き戸に変更。
ドア横も室内窓にしたことで、廊下とリビングの間に光と視線が通るように。
家族の誰かが帰ってきてもすぐに分かり、帰宅した人からもリビングの様子がよく見えるようになりました。
また、収納不足を補うために洋室の1つをまるごとファミリークローゼットに変えました。
収納の集約によって家事動線がコンパクトになったとともに、各部屋のクローゼットをデスクカウンターにつくり変えることができました。
こちらの工事は、借り住まいをせずに住みながら施工。
前半は2階エリア、後半は1階エリアと、工期を2期に分けて計画しています。
写真の事例詳細はこちら:事例No.935 可変性のある部分リノベでこれからも快適に
2階の3部屋を成長した子どもたちのための個室2室に
【戸建て|築12年|リノベ面積 約23㎡】
成長したお子さまに子ども部屋を、とリノベーションされる方はかなりいらっしゃいます。
こちらのご要望は、2人のお嬢さまのために2階ワンフロアを3部屋から2部屋に変えたいというもの。
そこで、窓の中心で分けて、窓と仕切り壁とのすき間を埋めるために片方の窓をボードで塞ぎました。
お洋服が好きな姉の部屋にはWICを造作。
エレガントな雰囲気のクロスやカーテンで可愛らしいインテリアに仕上げました。
妹は漫画が好きということで、階段室を利用したヌックを提案。
シック&モダンテイストの落ち着いた空間で、読書に没頭できそうです。
築12年ということで、まだまだキレイな床や建具は既存を利用。
壁を撤去した部分の床は、フロアタイルに貼り替えたWIC部分の床を再利用して自然につなげています。
写真の事例詳細はこちら:事例No.953 なかよく窓で2分割 それぞれに彩るプライベート空間
木をふんだんに使った築浅中古を購入し、1階のみリノベ
【戸建て|築16年|リノベ面積 約52㎡】
最後にご紹介するのは、お子さまの誕生をきっかけに一戸建てへの住み替えを決めたご家族の例です。
住みたかったのは、「たくさんの木に包まれるような家」。
もしリノベーションで木を増やすと、費用も工事日数もふくらむことに。
そこで、「もともと木をいっぱい使った家」に絞って中古物件探し。
キッチンなど水まわり設備はそのまま使える築浅の物件を見つけることができました。
たっぷりと木を使った腰壁や天井はそのまま活かし、床はオークの無垢フローリングに貼り替え。
和室もフローリングに変更して間仕切りを撤去。
筋交いを現しにして、広々と開放的なLDKを実現しています。
今回は1階のみのリノベーションで、壁の珪藻土塗りや棚などはDIYで取り付け。
イメージに近い築浅物件を購入することで、コストを抑えつつ理想的な住まいを手に入れることができました。
写真の事例詳細はこちら:事例No.901 木の温もりに包まれて
まとめ
様々な事例を通して「古い」「老朽化したから」だけがリノベーションの理由ではないことが分かっていただけたのではないでしょうか? 「まだ使える」から「使いやすく」へ、「まぁ許せる」から「大好き!」へ。リノベーションは単なる修繕ではなく、より豊かな暮らしを実現するための手段です。もし今のおうちに少しでも不満や疑問を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。