事例No.746日々の使いやすさとお互いの気配東京都 マンションリノベーション
東京都 マンションリノベーション
名前 | M様邸 |
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場所 | 東京都 |
建物種別 | マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート(RC)造 |
築年数 | 築 15 年 |
対象面積 | 約 71 ㎡ |
費用 | 約 760 万円(税込み) |
工期 | 約 2ヶ月 |
お客様のご要望
賃貸住まいだったMさんご夫妻。住み慣れた街で比較的築浅な中古マンションを購入され、ご相談にいらっしゃいました。ご購入されたお住まいは細切れの間取りで、全体的に薄暗い印象。何より濃茶のフローリングがお好みではなかったそうです。
広々とした明るいLDKにしたい、パントリーと集中できる書斎スペースが欲しい、といったご要望がありました。内装は全面やり替えをご希望されていました。
プランニングのポイント
テーマ
- 「使いやすさ」と「気配」を重視してプラン
- コストを抑えつつ理想的なお住まいに
ご要望の多くがLDKに集中していたこと、比較的築浅だったことから、LDKメインの改修をすることに。プランをする上で最も重視したのは「使いやすさ」と「気配」。キッチン廻りの使いやすさと、それぞれが別々の場所で作業をしていても互いの気配を感じられる空間を目指しました。
リビングは隣接していた洋室の壁を取り払い、広々とした空間に。洋室側の窓からも光が入り、フローリングも明るい色にして、LDK全体が以前よりぐっと明るくなりました。キッチンは広くなったリビングを見渡せるよう、90度向きを変えて配置。シンクとコンロを前後に分けたⅡ型を採用したため、ご夫妻がそろってキッチンに立っても作業がしやすいだけでなく、ダイニングテーブルを横においても十分なゆとりがあります。
元々キッチンがあった場所には、リビングから見えない大容量のパントリーを造りました。家電や冷蔵庫はパントリーに。「見せる」と「隠す」のメリハリをつけて生活感を感じさせないすっきりとしたLDKになっています。
ご主人の希望でリビングの一角に室内窓のある書斎を設けました。書斎の机をキッチンが正面になる位置に配置。ご主人は書斎、おく様はキッチンに、とそれぞれが別の作業をしていても、お互いの気配を感じられます。
キッチンカウンターの木目やタイルの色合い、アクセントクロスなど内装にはMさんご夫妻の好みが反映されています。
後から棚やカウンターを設置できるよう、ダイニング背面の壁には下地を入れています。最初から作り込むのではなく、暮らしに合わせて変えていけるよう工夫しました。
個室や水廻りは内装改修にとどめ、お風呂は既存利用するなど工事を必要最低限とすることで、コストコントロールをしつつ、理想的なお住まいに。
暮らしやすさといつでも互いの気配を感じられる心地よい明るいお住まいになりました。
間取り図
工事内容
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