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小上がりの一角にワークスペース。掘りごたつ式なら足を下ろして座れる

2025年06月22日(日)

ちょっと腰掛けたり、床下を収納にしたり。ゆったりくつろげて、スペースを有効活用できる小上がりが人気です。ワークスペースやスタディコーナーとしても使いたい場合は、床の一部を掘りごたつ式に開けて、椅子のように座れる仕様にするのがオススメです。今回はそんな、足を下ろせる小上がり畳を集めてみました。

 

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目次

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既存の小上がり畳を、収納もデスクも使いやすく改良

【戸建て|築10年|リノベ面積 約6㎡】

最初は部分リノベーションの例をご紹介します。
玄関ホールとLDKの間にあった畳コーナーを、もっと活用できるようにしたいとのご相談。
まずは、壁に沿って床を堀り込み、足が下ろせるスペースをつくりました。

さらに、木目の美しいブラックチェリー材でカウンターと吊り戸棚を造作。

吊り戸棚の下には間接照明を仕込んでいるため、デスクライトを置かずに済みます。
5杯の引き出しと畳を上げて出し入れできる収納で、床下スペースもめいっぱい活用しました。

写真の事例詳細はこちら:事例No.947 日々の暮らしがはかどる小上がり空間

2人分の寝室にもなる、ロフトベッド付き小上がり畳

【マンション|築30年|リノベ面積 約60㎡】

子どもたちの成長に合わせて、それぞれに子ども部屋を、とリノベした例。
リビングの一角にロフトベッド付きの小上がり和室をつくり、ご夫婦の寝室として使えるようにしました。

畳コーナーの一部は、足を下ろして座れるワークスペースに。
程よいこもり感もありつつ、リビングが見渡せて開放的な位置です。

キッチンと向かい合っているのも素敵ですね。
仕事の合間にお料理をしている人と話したり、宿題をする子どもに「コーヒーでも飲む?」と声をかけたり。
家族みんなで仲良く使っているそうです。

写真の事例詳細はこちら:事例No.958 小上がり+ロフトで色々な課題を一気に解決!

 

アクセントクロスで彩った床の間風ワークスペース

【マンション|築20年|リノベ面積 約72㎡】

リビング隣の和室を広げて小上がりにし、ご夫婦と下の子どもがゆったり寝られる寝室スペースにした例。
昼間はリビングと一体化して開放的に使い、夜は建具とロールスクリーンで仕切ることができます。

畳コーナーの奥は、収納とカウンターデスクでスペースを分け合っています。
もちろん床下は、足が下ろせる掘りごたつ式。

この部分だけクロスを変えたため、床の間のような雰囲気もありますね。
スワッグを飾って、印象的なコーナーにしています。

写真の事例詳細はこちら:事例No.864 馴染みの家具との調和~小上りからの緑の眺め

 

寝室兼小上がり和室に子どもたちのスタディコーナー

【マンション|築20年|リノベ面積 約40㎡】

リビングに隣接していた和室を小上がりにした例です。
和室の一部と押入れのスペースをつかってウォークインクローゼットをつくり、イエローのクロスを貼りました。

小上がりの奥は吊り棚と、子どもたちが勉強に使えるスタディコーナー。
掛け布団は吊戸棚にさっと収納し、敷布団はカウンター下に落とし込んでしまえるつくりになっています。

写真の事例詳細はこちら:事例No.511 アイディア収納でスッキリ暮らす

 

窓際の出っ張りを、下がり壁で優しく囲ったヌックに

【戸建て|築23年|リノベ面積 約67㎡】

最近、じわじわと注目を集めている「ヌック」。
こちらのおうちも、LDから張り出していたスペースを利用して窓際にヌックをつくりました。

ポイントは、ベンチの床下を開き戸の収納にしているところ。
カウンター下は開けているため、足を下ろして快適に座ることができます。
アールの下がり壁でゆるやかに仕切って、居心地のよさを演出しています。

写真の事例詳細はこちら:事例No.932 ゆとりのある暮らし方

まとめ

小上がりの下は収納にするのが一般的ですが、あらかじめしまいたいものをイメージしておくようにしましょう。頻繁に出し入れしたいものは手前側の引き出し収納に入れ、畳を上げる必要がある奥の方は、旅行用トランクや季節家電などに向いています。
その意味でも、収納としてはやや使い勝手が悪い奥側を掘りごたつ式にするのは合理的といえます。照明やコンセントの位置も含め、快適なワークスペースをご提案させていただきます。

 

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