「曲線」を取り入れたリノベーションで、住まいに個性と柔らかさをプラス
リノベーションでは、おうちのどこかに「曲線(アール)」を少し取り入れるだけでオリジナリティが生まれ、優しく居心地のよい雰囲気になります。角を丸くすることで動線がスムーズになり、圧迫感も軽減。今回は、マネしたい曲線リノベを集めてみました。
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目次
- 曲線をシンプルなインテリアのフォーカルポイントに
- ライブラリーを曲線の壁で囲み、内側にデスクを造作
- 何を置いてもサマになる、色と曲線で楽しむ飾り棚
- アール垂れ壁と玄関ニッチに、曲線をリフレインして
- 既存のらせん階段を白く塗り替えて空間に馴染ませる
- 玄関の造作ベンチは角をまるくして座りやすく安全に
- まとめ
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曲線をシンプルなインテリアのフォーカルポイントに
【マンション|築26年|リノベーション面積 約61㎡】

シンプルな空間に曲線をひとつ取り入れるだけで、室内の印象は大きく変わります。
こちらは、白を基調にしたLDKの、パントリー入り口にアール下がり壁を設けた例。

壁もアールにして、主張しすぎないのに自然と目が留まるフォーカルポイントに。
光が当たると柔らかい陰影が生まれて、くつろぎムードを演出してくれます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.1017 重ねた想いをカタチに。おうち時間を楽しむ家
ライブラリーを曲線の壁で囲み、内側にデスクを造作
【マンション|築10年|リノベーション面積 約69㎡】

リビングにつくったライブラリースペースを曲線の腰壁で囲みました。


内側には壁のラインに沿った造作デスクを設け、包まれるような居心地を実現。
子どもには秘密基地のようなワクワク感、大人には集中できる環境をもたらしてくれます。

キッチンからの景色も、直線の壁にはないリズムがあって楽しいですね。
クルミ無垢材のフローリングを採用したナチュラルな空間とよくなじんでいます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.1016 リビングに「おこもりライブラリー」
何を置いてもサマになる、色と曲線で楽しむ飾り棚
【戸建て|築40年|リノベーション面積 約121㎡】

グリーンをテーマカラーにリノベーションしたキッチンの、パントリー横の壁を曲線にした例。
ニッチの飾り棚もつくり、色と曲線の相乗効果で絵になるダイニング空間をつくりました。

直線の棚よりも視線が流れやすく、多少モノが増えても雑多に見えにくいのもメリット。

角が出っ張っていないぶん横からもスッキリ、冷蔵庫が使いやすいという実用性も兼ね備えています。
写真の事例詳細はこちら:事例No.1010 受け継ぎ、レトロに包まれる暮らし
アール垂れ壁と玄関ニッチに、曲線をリフレインして
【戸建て|築19年|リノベーション面積 約44㎡】

リビング横のサニタリールームの入り口にアーチのデザインを取り入れた例です。


壁に補強を入れたうえで入り口の幅を広げ、リビングとの一体感を高めました。

玄関でも、こんなかわいいアール型ニッチがお出迎え。
ニッチの丸みが飾るものを包み込むように見せて、柔らかな印象の玄関にしてくれます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.1000 光と影まで美しい。シックにまとめたホテルライクリノベ
既存のらせん階段を白く塗り替えて空間に馴染ませる
【マンション|築22年|リノベーション面積 約62㎡】


メゾネットマンションに元からあった螺旋階段を生かし、白く塗り替えて空間になじませました。

造形美が際立つらせん階段も塗装することで金属の質感が軽やかになり、洗練された印象に。
優美な曲線が上下階をつないでくれます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.836 coat
玄関の造作ベンチは角をまるくして座りやすく安全に
【マンション|築32年|リノベーション面積 約19㎡】

最後にご紹介するのは、玄関側の洋室スペースの一部をつかってつくられた玄関土間。
壁一面の収納棚と、腰かけて靴が履けるベンチを造作しました。


ベンチの角を曲線にすることで腰かけやすく、触れたときの感触も柔らかに。
廊下側への視線がまっすぐに抜けて、すっきりとした空間になります。
日常的に使う場所だからこそ、細部の形状の工夫が快適さにつながる好例です。
写真の事例詳細はこちら:事例No.959 玄関土間 がランウェイに! 家族の思い出を彩るリノベ
まとめ
デザインと機能の両面でメリットのある曲線。部分的に丸みを加えるだけでも印象は大きく変わり、住まいに優しさや遊び心を添えたいときにぴったりです。リノベーションの打合せでは、具体的な場所のイメージがなくても「どこかに柔らかさが欲しい」「少し変化をつけたい」といったご相談で問題ありません。暮らしにしっくり馴染む“曲線スポット”を一緒に見つけていきましょう。








