【リノベ会社のマネージャー監修】LDKの真ん中、ダイニングリノベーションのポイントとアイデア
キッチンをオープンにつなげて、LDKをひとつの大空間にまとめるリノベーションが主流となっています。その際に大切な役割を果たすのがキッチンとリビングをつなぐダイニングスペース。テーブルの配置やダイニングに必要なものなど、ダイニングまわりのリノベーション事例をたくさん紹介&解説してもらいました。

マネージャー 楢崎
二級建築士、インテリアコーディネーター
舞台照明の仕事に10年以上携わったのち、リノベーション業界へ転身して20年。
スタイル工房には入社して12年が経ち、現在はマネージャー兼プレイヤーとして8年ほど、現場に関わりつつ、採用や教育、社内業務の管理など、幅広い業務を担っている。
趣味はキャンプ。保護猫との暮らしに癒される毎日。
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目次
- ダイニングキッチンのリノベーションはどんな風に進む?
- 一番人気・対面ペニンシュラキッチンのダイニング配置例
- 配膳のしやすさならキッチンと横並びの配置がおすすめ
- 奥行きのある建物のリノベーション、ダイニングの配置は?
- リノベーションを機にダイニングテーブルを造作することも
- まとめ
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ダイニングキッチンのリノベーションはどんな風に進む?
「リノベーションで大切なのが、お客様がその場所をどう使いたいかという希望。ダイニングの場合、“食事をする”という目的は同じでも、誰かを呼んでホームパーティをしたいのか、夜はゆっくりお酒を飲みたいのかで、必要なものが変わってきますね。
キッチンとの位置関係も、冷蔵庫や炊飯器は家族が使いやすいようにダイニング側に置きたいという声がある一方で、生活感のあるものは一切ダイニングから見えないようにしたいというお客様もいらっしゃいます」(楢崎マネージャー、以下同)。
そのために、お客様が持っている荷物の量や、手持ちの家電で何をどう使いたいかなどを現地調査での計測を交えながら細かく把握していきます。
「リビングの位置関係も同じです。食事とくつろぐ時間を切り離したいというニーズから、一体化された空間でダイニングからもテレビや映画鑑賞をしたいというご希望までさまざま。いろんなケースがあるので、実際のダイニング事例を見てみましょう」
【戸建て|築36年|リノベーション面積 約97㎡】

「ご家族やご友人たちと一緒の空間を共有しながら料理したいとのご希望で、独立型からセパレートタイプのオープンキッチンにした例。ダイニングテーブルもカウンターに接して置きました」

「ダイニングにはコーヒーメーカーや電気ポットを置くためのコーナーを設置。リビングのソファでゆったりお茶を飲みたい時も便利です。この位置には、お酒をつくるバーコーナーやワインセラーを置くこともあります」

「こちらのお客様は、お近くにお住まいのお嬢様とお酒やおしゃべり楽しみながらお料理をされるとお聞きしました。そこで、シンク横に小さなカウンターをつくって腰かけていただけるようにしています」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_a31.html
【戸建て|築18年|リノベーション面積 約82㎡】

「植物が大好きなお客様で、もともと和室だった吹抜けスペースをダイニングにしました。高窓から降り注ぐ光でイキイキと育つグリーンを眺めながら食事ができる、ボタニカルカフェのような空間です」

「リビング・キッチンとの配置はこのような感じ。床はフロアタイルで、メンテナンスにも配慮しました」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_130.html
一番人気・対面ペニンシュラキッチンのダイニング配置例
【マンション|築56年|リノベーション面積 約49㎡】

「片側を壁につけた対面型のペニンシュラキッチンは、とてもポピュラーなかたち。マンションではこのように、カウンターの前にダイニングテーブル、その隣にリビングという配置になることが多いですね」

「休日にはご友人とホームパーティを楽しむというお客様。ホームパーティでふるまう大皿料理を並べるキッチンカウンターは、モールテックスでカッコよく仕上げています」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_154.html
配膳のしやすさならキッチンと横並びの配置がおすすめ
【マンション|築26年|リノベーション面積 約52㎡】

「同じペニンシュラで、こちらはコンロを壁側に、シンクを窓と90度の対面カウンターにしたキッチンです」

「キッチンと平行にダイニングテーブルを置くことで、動線がスムーズで配膳がしやすいダイニングに。キッチンとの行き来がしやすく、とても人気の高いレイアウトです。子どもにお手伝いをしてもらうのにも便利ですね」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_t111.html
奥行きのある建物のリノベーション、ダイニングの配置は?
【戸建て|築15年|リノベーション面積 約96㎡】

「ここまでは比較的間口の広い間取りをご紹介してきましたが、建物の構造によってはキッチン・ダイニング・リビングを一直線に並べることもあります。こちらのお住まいもそのひとつで、南北に細長い長屋のようなつくりでした」

「このような場合、キッチンの奥行きが深いと動きづらいため、Ⅱ型でコンパクトにまとめるのがオススメ。奥にも間口を設けた回遊動線にするとなお良いですね。右側の白いドアは洗面室から廊下に抜けることができます」

「ダイニングテーブルはキッチンと横並びに置き、キッチンカウンターの延長のように使うことができます。ダイニングの壁側には在宅ワークのためのカウンターデスクも造作しました」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_t98.html
リノベーションを機にダイニングテーブルを造作することも
リノベーションでは、ダイニングテーブルそのものを造作することもできます。サイズやデザインに統一感が出て、使い勝手も自分の理想通りにできるのが造作テーブルのメリットです。
【マンション|築9年|リノベーション面積 約67㎡】

「勤務されている会社に近く、同僚や友人を招いてパーティをしたいというご希望で8人掛けのダイニングテーブルを造作しました」

「テーブルを手掛けたのは、スタイル工房でもよくお世話になる鍋島家具さん。“大人の男の隠れ家”というテーマに合わせ、ブラックチェリーの天板にブラックの脚を合わせた個性的なデザインに。生活感が出てしまわないよう、冷蔵庫などはパントリーに隠せるようにしました」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_126.html
【マンション|築21年|リノベーション面積 約56㎡】

「こちらも鍋島家具さんとのコラボレーション。パン作りがご趣味ということで、広々としたダイニングテーブルとキッチンカウンターと一体化させました」

「天板にはIHを組み込み、ご夫婦でここでお鍋を楽しまれているそう。開け放てばキッチンとゆるやかにつなげる室内窓も、ダイニングキッチンのデザインのアクセントになっています」

「さらに、伸長できるキャスター付きテーブルも造作し、大人数のお客様にも対応できる仕様に。ガラス天板はお気に入りの食器などを飾りながらしまうことができます」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_143.html
【マンション|築18年|リノベーション面積 約77㎡】

「ご実家で座卓として使われていたトチの木の天板に、脚を付け替えてダイニングテーブルにリメイクしました」

「懐かしい木の風合いを愛でつつ、訪れたご家族やご親戚とともに、ご実家の思い出を語り合っていらっしゃるそうです」
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_125.html
まとめ
ダイニングは、家族構成や暮らし方、来客スタイルによって最適な形が大きく変わる場所。ホームパーティを楽しみたい、好きなものに囲まれて食事したい、家族とゆっくりお酒を飲みたいなど、理想の過ごし方を起点に考えることで、ダイニングはもっと心地よく、暮らしに寄り添う場所になります。
「普段の暮らしで不便に思うことや好きな雰囲気、落ち着く場所など、なんでもお聞かせください!そこから“あったらいいな”のアイデアが生まれることも多いんです」と楢崎マネージャー。美味しく、楽しい時間が過ごせるダイニングをぜひ見つけてください。








