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【お気に入りの逸品】I様邸 ~ヴィンテージのタイルトップテーブル~

2024年4月23日(火)

ひと足先にリノベーションでおうちを完成させた先輩に、リノベでこだわった場所やお気に入りアイテムを紹介していただく「逸品」コラム。今回は、お父さまから引き継いだマンションの一室をリノベーションして新生活を始めたI様邸にお邪魔しました。


Vol.1:Tiffany Blueのクロスで彩ったクローゼット
Vol.2:憧れを実現したヘリンボーン床
Vol.3:ヴィンテージのタイルトップテーブル
Vol.4:玄関天井のサーフボード置き

家族になって初めて買った家具

I邸にはダイニングテーブルがなく、簡単な食事やお茶はキッチンカウンターで、3人揃っての団らんはリビングのローテーブルでしています。天板にタイルが貼られたテーブルは、名実ともにLDK空間の主役。こちらはリノベーションよりも前に、おふたりが家族になって初めて迎えた記念すべき家具でもあります。

「千駄ヶ谷のアンティーク・ヴィンテージ家具を扱うお店で一目ぼれしました。フランスだったかな?ちょっと記憶があいまいなのですが、100年以上前につくられたものだそうです」とI様。おふたりの大好きなヴィンテージな雰囲気に惹かれ、即決されました。

こっくりとした色味や木肌の滑らかな艶は、年月を経た木だからこそ。中央に10枚のタイルが貼り付けられ、ヴィンテージなのにどこか現代的な表情もあります。タイルトップテーブルはどちらかというと可愛いイメージになってしまいがちですが、こちらはタイルの配色がダークで柄もシンプルなため、とてもシック。お店によると、ヨーロッパ買い付けによるアイテムで、素材はオーク材ではないかということでした。

このあと揃えた他の家具も、すべてこのテーブルに合わせて選んだI様ご夫婦。確かに、テレビボードやソファなどもこのテーブルと質感やテイストに共通点が。おふたりらしさが感じられる、調和した空間をつくりあげています。

もちろんリノベーションもこのテーブルに合うように考えられているため、ヘリンボーンの床や現しにした天井のラフな質感にもぴったり。「リノベーションで、家具を含めた家づくりがやっと完成したという感じ」とI様(妻)。「外出も大好きでしたが、最近は家がいちばん」。今が自分にとってパーフェクトなので、あとは毎日のお手入れでこの状態を維持していきたい、とのことでした。

お気に入りの逸品|タイルトップテーブル ヴィンテージのタイルトップテーブルお気に入りの逸品|タイルトップテーブル LDK

 
【逸品Data】
5年ほど前に千駄ヶ谷『SHARK ATTACK』で購入 一点もの


今回お話を伺ったIさま邸はコチラ
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