令和の2世帯住宅リノベは、程よく住み分けつつ仲良し♪
2019年12月8日(S)
これまでも何度かご紹介している2世帯住宅へのリノベーション。
年号が代わって昭和、平成、令和生まれがひとつ屋根の下…というご家族も出てきました。
お互いのライフスタイルを尊重しながら、そばにいる安心感が得られるリノベーションとはどんなものでしょうか?最近の事例をご紹介します。
【玄関・お風呂を共用に】実家の2階に子世帯LDKと寝室を構築
育ってきた実家に、独立した子どもが新しい家族と戻ってくる…このパターンはとても多く、二世帯住宅リノベの王道とも言えます。
こちらのお家も築38年のご実家の1階を親世帯、2階を子世帯にリノベーションしました。
個室が4室あった2階は廊下をなくし、ゆったりとした2LDKに。
2階にはバルコニーも増築し、お風呂以外の子世帯の生活はこちらで完結します。
インテリアもタイルなどを使い、家族の好みのインテリアに。
1階はもともとの実家の雰囲気を残したまま、耐震補強とサッシの交換などで断熱性をアップ。
みんなで使うお風呂も、のびのびと入れるように設備を入れ替えました。
それぞれが住みやすく、ほどよい距離を保って暮らせる2世帯住宅ができあがりました。
上記事例詳細はこちらから
No.643 二世帯、家族みんなの幸せを育む
【玄関を共用に】お互いのプライバシーを守るリノベーション
つづいては、築10年のご実家。
使っていない2階部分を子世帯夫婦のためにリノベーションしました。
キッチンやお風呂を2階に新設し、ほぼ独立型の二世帯住宅となっています。
2階はバルコニー部分を増築し、LDKを広々ととりました。
TVボードを畳コーナーの一部に造作することで、家具を置かずにすっきりと暮らすことができます。
寝室は天井を吹き抜けて階段で上がるロフトを設置。
階段下のスペースも上手く使っていますね。
玄関は共用ですが、廊下や階段の上り口に扉を設けてプライバシーに配慮。
限られたスペースを有効活用する工夫にあふれた住まいです。
上記事例詳細はこちらから
No.659 憩
【玄関・お風呂・LDを共用】おばあ様との同居で4世代が集まるお家に
ご両親との同居だけが2世帯リノベとは限りません。
こちらのお家は、1人暮らしをされていたおばあ様の住まいにお孫さんご家族が同居されました。
お隣にはご両親もお住まいということで、LDKは4世代が集まれる広さに。
廊下は既存の板張りをいかして、おばあ様のために前のお家の雰囲気を残しています。
ミニキッチンを備えたおばあ様の居室から行きやすい場所にトイレも配置し、手すりを設置しました。
ご高齢のおばあ様の暮らしやすさと若い孫家族、どちらも気兼ねなく世代間で協力し合えるお家になりました。
No.676 繋がる3世帯・4世代の暮らし
【玄関・お風呂・LDKを共用】ペレットストーブで暖かいお家に
つづいても同居型で、娘さんご夫妻がお母様と同居するため、築50年以上の住宅をリノベーションしました。
お父様が建てた家の思い出はそのままに、耐震・断熱性能も上げて住みやすくしています。
1階はお母様の寝室とオープンなLDKです。
階段も取り込んだ開放的なリビングは、グランドピアノを置いても余裕の広さ。
リビングには、娘さんの旦那様の化石コレクションを床と壁に組み込んでいます。
足下には強化ガラス越しに化石の姿を楽しめるギャラリーコーナーも設置しました。
また、「冬場は火を眺めながら暮らしたい」とご希望に応えてペレットストーブを導入。
インテリアとしてアクセントになるだけでなく、家族を優しく温めてくれます。
玄関入ってすぐ右がお母様の寝室で、奥の青いドアがリビングにつながります。
リビングドアには思い入れのある窓ガラスをはめ込み、レトロなインテリアに。
寝室のすぐお向かい、白い引き戸がトイレ。
随所に手すりも設置して、安心の2世帯住宅ができあがりました。
上記事例詳細はこちらから
No.672 Maison du Musée
【完全分離型】実家を建て替え!玄関と吹抜けでつながりもキープ
最後は新築のお家。
実家の敷地に、2世帯3世代が暮らすためのお家を建てました。
駐車スペースの奥が1階で、親世帯の生活スペース。
板張りになった2階部分が子世帯です。
こちらは、玄関正面すぐ、カースペースの隣のお父様のための音楽室。
内部にトイレも設けて、趣味の時間に没頭できるようにしました。
こちらが子世帯のLDK。
廊下の奥に吹抜けがあり、1階親世帯リビングの吹抜けを挟むように子ども部屋を配置しました。
おじい様おばあ様も、孫の存在を身近に感じることができますね。
ロフトにつながる互い違いになった箱階段が何ともユニーク。
こちらは大工さんのお家ということで、仲間の職人さんが腕をふるって作ったそうです。
上記事例詳細はこちらから
No.652 大工がつくる大工の家 ~チームワークで叶えたこだわりの二世帯住宅~
まとめ
各世帯の起床/就寝時間や入浴の時間、出勤/帰宅時間のほか、将来の介護の可能性など、2世帯住宅でお聞きするべき要素はたくさんあります。
親・子それぞれに納得していなければ、せっかくの同居も難しくなってしまうため、事前によく話し合って、どこを共有にするか、分離型にするかを決めていきましょう。
基本的には分離部分が多いほど、リノベーションの費用は上がっていきます。
また、実家をリノベーションする場合は、築年数が古いことが多いため断熱や耐震などの工事も同時に必要になることが。費用的な面も含めて、しっかり話し合いましょう。
年号が代わって昭和、平成、令和生まれがひとつ屋根の下…というご家族も出てきました。
お互いのライフスタイルを尊重しながら、そばにいる安心感が得られるリノベーションとはどんなものでしょうか?最近の事例をご紹介します。
【玄関・お風呂を共用に】実家の2階に子世帯LDKと寝室を構築
育ってきた実家に、独立した子どもが新しい家族と戻ってくる…このパターンはとても多く、二世帯住宅リノベの王道とも言えます。
こちらのお家も築38年のご実家の1階を親世帯、2階を子世帯にリノベーションしました。
個室が4室あった2階は廊下をなくし、ゆったりとした2LDKに。
2階にはバルコニーも増築し、お風呂以外の子世帯の生活はこちらで完結します。
インテリアもタイルなどを使い、家族の好みのインテリアに。
1階はもともとの実家の雰囲気を残したまま、耐震補強とサッシの交換などで断熱性をアップ。
みんなで使うお風呂も、のびのびと入れるように設備を入れ替えました。
それぞれが住みやすく、ほどよい距離を保って暮らせる2世帯住宅ができあがりました。
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No.643 二世帯、家族みんなの幸せを育む
【玄関を共用に】お互いのプライバシーを守るリノベーション
つづいては、築10年のご実家。
使っていない2階部分を子世帯夫婦のためにリノベーションしました。
キッチンやお風呂を2階に新設し、ほぼ独立型の二世帯住宅となっています。
2階はバルコニー部分を増築し、LDKを広々ととりました。
TVボードを畳コーナーの一部に造作することで、家具を置かずにすっきりと暮らすことができます。
寝室は天井を吹き抜けて階段で上がるロフトを設置。
階段下のスペースも上手く使っていますね。
玄関は共用ですが、廊下や階段の上り口に扉を設けてプライバシーに配慮。
限られたスペースを有効活用する工夫にあふれた住まいです。
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No.659 憩
【玄関・お風呂・LDを共用】おばあ様との同居で4世代が集まるお家に
ご両親との同居だけが2世帯リノベとは限りません。
こちらのお家は、1人暮らしをされていたおばあ様の住まいにお孫さんご家族が同居されました。
お隣にはご両親もお住まいということで、LDKは4世代が集まれる広さに。
廊下は既存の板張りをいかして、おばあ様のために前のお家の雰囲気を残しています。
ミニキッチンを備えたおばあ様の居室から行きやすい場所にトイレも配置し、手すりを設置しました。
ご高齢のおばあ様の暮らしやすさと若い孫家族、どちらも気兼ねなく世代間で協力し合えるお家になりました。
No.676 繋がる3世帯・4世代の暮らし
【玄関・お風呂・LDKを共用】ペレットストーブで暖かいお家に
つづいても同居型で、娘さんご夫妻がお母様と同居するため、築50年以上の住宅をリノベーションしました。
お父様が建てた家の思い出はそのままに、耐震・断熱性能も上げて住みやすくしています。
1階はお母様の寝室とオープンなLDKです。
階段も取り込んだ開放的なリビングは、グランドピアノを置いても余裕の広さ。
リビングには、娘さんの旦那様の化石コレクションを床と壁に組み込んでいます。
足下には強化ガラス越しに化石の姿を楽しめるギャラリーコーナーも設置しました。
また、「冬場は火を眺めながら暮らしたい」とご希望に応えてペレットストーブを導入。
インテリアとしてアクセントになるだけでなく、家族を優しく温めてくれます。
玄関入ってすぐ右がお母様の寝室で、奥の青いドアがリビングにつながります。
リビングドアには思い入れのある窓ガラスをはめ込み、レトロなインテリアに。
寝室のすぐお向かい、白い引き戸がトイレ。
随所に手すりも設置して、安心の2世帯住宅ができあがりました。
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No.672 Maison du Musée
【完全分離型】実家を建て替え!玄関と吹抜けでつながりもキープ
最後は新築のお家。
実家の敷地に、2世帯3世代が暮らすためのお家を建てました。
駐車スペースの奥が1階で、親世帯の生活スペース。
板張りになった2階部分が子世帯です。
こちらは、玄関正面すぐ、カースペースの隣のお父様のための音楽室。
内部にトイレも設けて、趣味の時間に没頭できるようにしました。
こちらが子世帯のLDK。
廊下の奥に吹抜けがあり、1階親世帯リビングの吹抜けを挟むように子ども部屋を配置しました。
おじい様おばあ様も、孫の存在を身近に感じることができますね。
ロフトにつながる互い違いになった箱階段が何ともユニーク。
こちらは大工さんのお家ということで、仲間の職人さんが腕をふるって作ったそうです。
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No.652 大工がつくる大工の家 ~チームワークで叶えたこだわりの二世帯住宅~
まとめ
各世帯の起床/就寝時間や入浴の時間、出勤/帰宅時間のほか、将来の介護の可能性など、2世帯住宅でお聞きするべき要素はたくさんあります。
親・子それぞれに納得していなければ、せっかくの同居も難しくなってしまうため、事前によく話し合って、どこを共有にするか、分離型にするかを決めていきましょう。
基本的には分離部分が多いほど、リノベーションの費用は上がっていきます。
また、実家をリノベーションする場合は、築年数が古いことが多いため断熱や耐震などの工事も同時に必要になることが。費用的な面も含めて、しっかり話し合いましょう。