王道だけど、やっぱりステキ。白いキッチンの色んな合わせ方が知りたい!
豊富なカラーバリエーションが揃うキッチンですが、やっぱり「白」は不動の人気色。
清潔感があって合わせやすく、空間を明るく広く見せてくれる効果も。
周りの壁タイルなどの組み合わせで、無難におさまらずおしゃれにまとめる方法を、いくつかの事例から探ってみましょう。
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目次
- タイルもカウンターもレンジフードも全てホワイトに
- 壁一面の壁付けキッチンも、白を選べば圧迫感ゼロ
- コンパクトなL型キッチンを白ですっきりまとめて
- グレータイルと木を合わせてさわやかな北欧モダンに
- ほんの少しグレーを差し色にしたニュアンスホワイト
- ひよこみたいな優しいイエローで白に温かみを添えて
- まとめ
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タイルもカウンターもレンジフードも全てホワイトに
【マンション|築15年|ペニンシュラキッチン】

最初にご紹介するのは、最もポピュラーなペニンシュラキッチン。
このおうちはダイニング側もホワイトの、まさしく“真っ白なキッチン”

単色の腰壁はそのままだとやや平坦な印象になってしまうところを、ニッチで立体的に。
少しのものを飾るだけでもとても映えそうですね。


キッチン下収納の扉や壁のタイルも全てホワイト。
ステンレスの色そのままのシルバーが多いレンジフードも、白いものに統一しました。
パントリー内部もホワイトの収納ボックスにまとめ、徹底して色を見せないようにしています。
写真の事例詳細はこちら:事例No.961 長く愛せるミニマムデザイン
壁一面の壁付けキッチンも、白を選べば圧迫感ゼロ
【戸建て|築24年|壁付けI型キッチン】

続いては、カウンターがないためダイニングスペースを広く使える壁付けキッチンの例。
収納不足になりがちなI型ですが、壁一面につくると収納もたっぷり。

かなり横に長いキッチンですが、白を選ぶことで壁と同化し、圧迫感を全く感じさせません。
ダイニングテーブル、テーブル横の収納家具とキッチンの高さを揃えることで、視線が通る伸びやかな空間に。

壁には天然石のような質感の大判タイルを貼り、間接照明で美しく演出。
さわやかな反面、高級感を出すのが難しい白をグレードアップしてくれます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.894 子どもたちへの贈り物は、思い出紡ぐ新たなわが家
コンパクトなL型キッチンを白ですっきりまとめて
【戸建て|築25年|L型キッチン】

2世帯住宅の1階世帯で、リビング・ダイニングとほどよく独立させたL型キッチンです。
コンパクトな空間ながら窓があって明るく、キッチンは白を選ぶことですっきり。


棚板とカウンター天板にとり入れた木や、タイルのグレー目地が空間にリズムをプラス。
くるっと体の向きを変えればコンロとシンクを行き来できるL型の良さを生かしたキッチンです。
写真の事例詳細はこちら:事例No.840 やすらぎと思い出に包まれて
グレータイルと木を合わせてさわやかな北欧モダンに
【マンション|築26年|ペニンシュラキッチン】

フルフラットの白いキッチンに、背面収納は木とグレーのタイルを合わせました。

他の色を入れることによって、キッチンの白いハコとして美しさが際立っていますね。
まさに、キッチンが主役のLDK空間です。

背面壁はグレータイル、側面は白いタイルと同じ形の色違いを選んだのも効いています。
写真の事例詳細はこちら:事例No.858 飾らない上品さが魅力の大人の住まい
ほんの少しグレーを差し色にしたニュアンスホワイト
【マンション|築25年|Ⅱ型キッチン】

ホワイトを基調に、天板とタイルに差し色のグレーを加えたキッチン。
カウンターや収納扉も、真っ白ではなくアイボリー寄りの色味のものを選びました。

こちらのおうちのように、アンティークの家具と合わせる時はクリアな白よりもこの方がよく馴染みます。


フロアタイルも定番のグレーではなく、テラコッタに。
ペンダントライトも真鍮の金具のものを選び、欧州の邸宅のようなイメージにまとめました。
写真の事例詳細はこちら:事例No.856 アンティーク家具が似合う欧風テイストで心地よく
ひよこみたいな優しいイエローで白に温かみを添えて
【マンション|築31年|ペニンシュラキッチン】

最後に、差し色を組み合わせた例をもうひとつ。
ひよこのような、カスタードクリームのような淡いイエローのアクセントクロスを合わせたキッチンです。
お料理を美味しそうに見せてくれて、諸欲増進の効果もある暖色はキッチンにぴったりですね。


黒いフレームがふちどる空間の奥はサンルーム。
白×クリームイエローの組み合わせだけでは甘くなり過ぎそうなところを、ブラックで引き締めました。
写真の事例詳細はこちら:事例No.813 働き方が変わる 暮らしも変える
まとめ
シンプルな色だけに、合わせるアイテムや色によって様々な表情を見せてくれるホワイト。
汚れやキズが目立つのでは?との声も聞かれますが、最近は汚れにくく、丈夫な素材が開発されています。
通常の使用内では、そこまで気になることはないでしょう。
また「白を選んだことで、逆にお掃除がしやすく、きれい好きになった!」というお客様も多くいらっしゃいます。
ぜひショールームでチェックしてみてください。








