すっきり見えてカッコイイ!「フラットな対面キッチン」を選ぶ人、増えてます
対面式でカウンターの立ち上がりのない、フルフラットキッチンの事例が増えてきました。シンクが丸見えになってしまうという弱点はあるものの、スッキリとフラットな天板は空間を広く見せてくれる効果も。凸凹が少ないのでお掃除も簡単です。今回は、色々なかたちのフルフラットキッチンを集めてみました。
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目次
- 【アイランド】LDKの主役は、モノトーンのオーダーキッチン
- 【L型】作業のしやすさ、動きやすさを考えて奥行きを広めに
- 【L型】カウンターにニッチをつけてインテリアのポイントに
- 【ペニンシュラ】フルフラットでステンレスの素材感を楽しむ
- 【Ⅱ型】コンパクトな対面カウンターがよりすっきり見える
- まとめ
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【アイランド】LDKの主役は、モノトーンのオーダーキッチン
【戸建て|築37年|リノベ面積 約76㎡】
中庭をそなえた二世帯住宅で、1階をリビング階段のあるワンルームLDKにリノベーションした例。
中央にはLDKの主役にふさわしい、フルフラットのアイランドキッチンを配置しました。
こちらのキッチンはオーダー品。
壁際のカウンターに洗濯機をビルトインした欧米スタイルも素敵ですね。
写真の事例詳細はこちら:事例No.986 心と体がととのう、暮らしを楽しみつくす家!
【L型】作業のしやすさ、動きやすさを考えて奥行きを広めに
【マンション|築54年|リノベ面積 約47㎡】
フルフラットといえばアイランドのイメージがありますが、様々なタイプのキッチンで採用されています。
こちらはコンロ側を壁向きにしたL型キッチン。
カウンターは広めにとり、ここでお酒を飲みながらゆったりとお料理が楽しめるようにしました。
キッチンに立つと、窓までまっすぐ視線が通って気持ちいいですね。
まだ小さいお子さまに目が届くのも安心です。
写真の事例詳細はこちら:事例No.981 風も光も気配も、自由に通り抜ける住まい
【L型】カウンターにニッチをつけてインテリアのポイントに
【戸建て|築35年|リノベ面積 約125㎡】
L型キッチンの例をもうひとつ、こちらは戸建てです。
ダイニング側には深めのニッチもつくり、ちょっとしたものを置いたり、飾ったりに重宝します。
カウンターには、柱から延長するように木の縁をつけて統一感をもたせました。
フルフラットなのでキッチンからの風景や、横からの眺めもスッキリしていますね。
写真の事例詳細はこちら:事例No.938 吹抜けで なごむ、つながる
【ペニンシュラ】フルフラットでステンレスの素材感を楽しむ
【マンション|築45年|リノベ面積 約58㎡】
新築、リノベーションともに採用例の多いペニンシュラキッチン。
フルフラットならより洗練された仕上がりになります。
さらに、こちらの例はオールステンレスの素材感も楽しむことができます。
プロユースの機能性と武骨な輝きがカッコよく、タイルとも好相性。
袖壁と背面でそれぞれデザインの違うタイルを用いても、ステンレスならうまくまとめてくれます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.971 収納・動線・デザインを極めた、心地よさのフルリノベ
【Ⅱ型】コンパクトな対面カウンターがよりすっきり見える
【マンション|築16年|リノベ面積 約66㎡】
最後は、マンションを中心にじわじわ人気の上がっているⅡ型キッチン。
壁に向けたコンロを振り返れば調理ができるため、お料理動線をコンパクトにすることができます。
対面シンクもコンパクトで、配置の自由度が高まるのも嬉しいポイント。
Ⅱ型のコンパクトなカウンターも、フラットにすればさらにすっきり。
圧迫感がゼロのため、タイルやドアなど見せたいポイントをしっかり引き立ててくれます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.943 収納のプロも納得!の家事動線 & 収納計画
まとめ
「フルフラットキッチンが素敵なのは分かるけど、すぐに洗い物を片付ける自信がないし、丸見えは困る」。このようなお話をお聞きすることがあります。しかし、最近のリノベーションでは食洗機を取り付けることがほとんど。使った食器もサッとゆすいで食洗機に入れてしまえば、案外キレイを保つことができるものです。
収納を十分に設けること、モノに収納場所を決めておくことさえ気をつければ、カウンターの上に仮置きすることもなくなります。「リノベを機に、お掃除が苦にならなくなった」というのもよく聞く話。ショールームで素敵なフルフラットキッチンに出会ったら、ぜひ候補に入れてみてください。