事例No.850これからを暮らしやすく、ノスタルジーを織り込んで東京都文京区 戸建てリノベーション
東京都文京区 戸建てリノベーション
18年前に購入した中古住宅。老朽化や冬の寒さが気になりだして
Tさん夫妻が妻の実家の近くに購入したのは、1989年に建てられた2×4住宅。購入後すぐに3年間の海外赴任、3人の子どもたちの独立を経て、夫婦ふたりだけの生活がスタートしました。
築30年以上を経た家もあちこち老朽化が進んでおり、修繕の必要を感じ始めていたT様。「この先は転勤もなさそうだし、今後の親との同居や、自分たちの将来を考えてリノベーションに踏み切りました」。
戸建て、それも2×4住宅もリノベーション実績が豊富な建築会社ということで、たどり着いたのがスタイル工房。気になる冬の寒さを解消し「開放的で明るく、暖かく過ごせる家」を希望されました。
築30年以上を経た家もあちこち老朽化が進んでおり、修繕の必要を感じ始めていたT様。「この先は転勤もなさそうだし、今後の親との同居や、自分たちの将来を考えてリノベーションに踏み切りました」。
戸建て、それも2×4住宅もリノベーション実績が豊富な建築会社ということで、たどり着いたのがスタイル工房。気になる冬の寒さを解消し「開放的で明るく、暖かく過ごせる家」を希望されました。
リビングはどこに置く?日当たりがいい2階ではなく、あえて1階に
Tさん夫婦は広いリビングを中心にした間取りを希望していたので、当初は2階にLDKを置くことも検討しました。しかし、今後の暮らしを考えて、階段の上り下りが少ない1階を生活の中心に置くことに。1階にあっても、開放的で暖かく過ごせるLDKを目指すことになりました。
もともとの1階は、壁付けの独立キッチン、リビング、和室と分断された間取り。リノベーションでは壁を取り払い、1階を大空間のLDKにしました。キッチンは場所を移動して、Ⅱ型のアイランドに。「くるりと回遊できて、少ない移動ですむⅡ型はお料理がはかどります」とT様。
水まわりでは、これまでまとまっていた洗面室と脱衣室を分けることで、「誰かが入浴中は洗面室が使えないというストレスもなくなりました」。サニタリーのゾーニングを見直したことで、玄関側にシューズインクローゼットも新設することができました。
もともとの1階は、壁付けの独立キッチン、リビング、和室と分断された間取り。リノベーションでは壁を取り払い、1階を大空間のLDKにしました。キッチンは場所を移動して、Ⅱ型のアイランドに。「くるりと回遊できて、少ない移動ですむⅡ型はお料理がはかどります」とT様。
水まわりでは、これまでまとまっていた洗面室と脱衣室を分けることで、「誰かが入浴中は洗面室が使えないというストレスもなくなりました」。サニタリーのゾーニングを見直したことで、玄関側にシューズインクローゼットも新設することができました。
ベンチとしても、ちょっとひと休みにも使える小上がり和室を新設
LDKに取り込んだことで既存の和室はなくなりましたが、これまでキッチンのあった場所に、3帖ほどの小上がりの和室を新設。リビングからも廊下からも出入りできて、引き戸を全開にすると、LDKとひとつながりの空間になります。
ちょっとひと休みしたい時にゴロンと横になったり、ベンチのように腰かけて、キッチンに立つ人とおしゃべりしたりと使い方はいろいろ。「孫が来たときは、面白がって遊んでいますね」とT様。
リノベーションのデザインテーマを「昭和レトロ」としたことで、照明やガラスを組み合わせた造作ドアによって醸し出されるどこか懐かしいイメージが、和室とも違和感なく馴染みます。
ちょっとひと休みしたい時にゴロンと横になったり、ベンチのように腰かけて、キッチンに立つ人とおしゃべりしたりと使い方はいろいろ。「孫が来たときは、面白がって遊んでいますね」とT様。
リノベーションのデザインテーマを「昭和レトロ」としたことで、照明やガラスを組み合わせた造作ドアによって醸し出されるどこか懐かしいイメージが、和室とも違和感なく馴染みます。
断熱工事や床暖房、窓の入れ替えなどで断熱性アップ。冬も暖かい家に
明るく開放的な空間に合わせて、T様夫妻がこだわったのが断熱性能。リビングの窓には、Low-E 複層ガラス入りのアルミ樹脂複合サッシを採用しました。
床下にも断熱材を入れて、さらに床暖房も設置。ガス温水式の床暖房を採用することで「冬場がかなり快適になり、近くに住む高齢の母も喜んでいます」と妻。床材は床暖房対応の三層フローリングです。
2階も一部を二重窓にして、床は柔らかいコルクタイルに。「予想外の提案でしたが、温かみがあって、滑りにくいのも安心ですね」と、とても気に入っているそうです。
床下にも断熱材を入れて、さらに床暖房も設置。ガス温水式の床暖房を採用することで「冬場がかなり快適になり、近くに住む高齢の母も喜んでいます」と妻。床材は床暖房対応の三層フローリングです。
2階も一部を二重窓にして、床は柔らかいコルクタイルに。「予想外の提案でしたが、温かみがあって、滑りにくいのも安心ですね」と、とても気に入っているそうです。
お客様のご要望
Tさんご夫妻のお住まいは築33年の2×4住宅です。水廻りや外装をはじめ、全面的に老朽化が進んでいたことや、お子さんたちの独立、今後の親御さんとの同居、そして将来の暮らしも想定しつつ、皆がゆったりと暮らせる住まいを提案してほしいとご相談いただきました。
プランニングのポイント
テーマ
- 将来は1階だけでスムーズに生活できるように
- 外装・外構も周囲、室内と調和させ、手入れもしやすくしたい。
- 和のアイテムが醸し出す昭和ノスタルジック
2×4工法のお住まいでしたので、構造を事前にしっかりと確認し、プランを検討しました。
当初はLDKを2階に配置する案も出ましたが、検討した結果、将来の暮らしを見据えて、1階LDKを選択。既存の和室とLDKをひとつにして、北側にキッチンと小上がりの和室を配置して、リビングスペースを広々と確保しました。いずれは和室を寝室にして、1階だけで生活できるプランです。
キッチンはコンロを壁付けに、シンクと作業スペース周りは回遊できるアイランド型に。キッチン~ダイニング~小上がりはコンパクトにまとめつつも、機能的な収納と回遊動線とを組み合わせて、フロア全体をスムーズに動けるよう工夫。くつろぎやすい空間になっています。
水廻りは玄関収納からの動線と一体化。玄関にはたっぷり収納量のあるSICを、洗面は脱衣所の外に配置し、洗面・脱衣の同時使いができるようご提案しました。
インテリアは先代から受け継いだポスターに合わせて、建具や照明などで和の要素をプラス。「昭和ノスタルジー」を感じさせる雰囲気に。外装はご近所の文化財級の商業施設を参考にし、どこか懐かしさのある佇まいに仕上げています。
床下断熱や断熱サッシへの入れ替え、断熱二重サッシの取り付けも行って断熱性能を高め、快適に暮らせる住環境も整い、これから先も長く心地よく暮らせるお住まいになりました。
間取り図
工事内容
戸建て内外装改修工事 戸建てリノベーション
- キッチン:TOTO ザ・クラッソ
- UB:TOTO ひろがるWY Kタイプ
担当: 鈴木(ゆ) , 保壽
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