暮らしに寄り添う小さなスペース。「ニッチ」をおうちのいろんな場所に
壁の厚みをいかしてつくる「ニッチ」。飾る・しまう・見せる・隠す——そのどれもを叶えてくれる、小さくも役に立つスペースです。ニッチを見ると、住んでいる人の顔がなんとなく思い浮かぶほど、個性を発揮できる場所でもあります。今回は、リノベーションでニッチをつくった事例を集めてみました。
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目次
- リビングのMyギャラリーコーナー「飾り棚ニッチ」
- キッチンで実用性とデザインを両立「タイルニッチ」
- 玄関の印象を決める「フォーカルポイント・ニッチ」
- 住まいに優美な曲線をプラスする「アール型ニッチ」
- 落ち着いた場所でゆっくりごはん♪「愛猫用ニッチ」
- まとめ
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リビングのMyギャラリーコーナー「飾り棚ニッチ」
【マンション|築17年|リノベーション面積 約57㎡】

最初にご紹介するのは、リビングに隣接してつくった畳コーナーの入り口にあるニッチ。
畳コーナーは小上がりを低めにつくり、空間はつながりつつ和室のようなイメージでゾーニング。


収納としての機能というよりは、飾り棚として空間をゆるやかにつなげる役目をもたせています。
どこか和のイメージを感じさせる器や一輪挿しを飾って、ギャラリーのような一角をつくりました。

壁を凹ませてつくるため、横からみてもすっきりしているのもニッチの特徴。
適度に余白をつくることで、大人っぽい雰囲気になります。
写真の事例詳細はこちら:事例No.916 柔らかく変化する空間
キッチンで実用性とデザインを両立「タイルニッチ」
【マンション|築21年|リノベーション面積 約56㎡】

続いては、キッチンのコンロ横壁につくったニッチ。
壁にはブルーのタイルを長方形・正方形を交えて、ニッチには同系色のモザイクタイルを貼りました。
色ガラスの室内窓と合わせて、お料理が楽しくなる美しいキッチン空間です。

コンロ横のこの位置にニッチをつくると、調味料棚としてもとっても便利。
汚れが目立ちにくいタイルは、デザインと機能性を兼ね備えた才色兼備な素材です。
写真の事例詳細はこちら:事例No.1009 器とパンづくりを愉しむ、こだわりキッチン
玄関の印象を決める「フォーカルポイント・ニッチ」
【マンション|築23年|リノベーション面積 約74㎡】

玄関に入ってすぐ、廊下の一角につくった縦長のニッチです。
玄関の生活感や室内の様子に目が行きがちな玄関。
ニッチをつくることで、来客の視線を集めてくれます。
スティックディフューザーを置いて香りの演出も楽しんでいます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.1004 爽やかな風が流れる、くつろぎの住まい
住まいに優美な曲線をプラスする「アール型ニッチ」
【戸建て|築19年|リノベーション面積 約44㎡】

玄関でスティックディフューザーを置いたニッチをもうひとつ。
こちらのニッチは四角ではなくアーチを描いた半円のかたち。
曲線が玄関空間をふんわり、優しい雰囲気にしてくれます。

こちらのおうちは階段にもニッチをふたつつくっています。
アールではなく正方形のものを斜めに並べて、殺風景になりがちな階段にリズムをプラス。
ニッチに置いたカラーサボテンもかわいいですね。
写真の事例詳細はこちら:事例No.1000 光と影まで美しい。シックにまとめたホテルライクリノベ
落ち着いた場所でゆっくりごはん♪「愛猫用ニッチ」
【マンション|築18年|リノベーション面積 約72㎡】

こちらは床から腰壁につくられたニッチで、ネコちゃんのごはんコーナーとして活躍しています。
手前には、廊下につながるペットゲートも設けて、リビングドアを開け閉めしなくても出入り自由。

場所は室内窓の右下あたり、リビングとワークスペースの間です。
リビングダイニングとも程よく近いものの独立感もあるので、ゆっくりごはんが食べられますね。
こちらのおうちのようにペット用の食器やケージ、トイレのためにニッチをつくる飼い主さんは多いです。
ニッチは奥まっているためペットも落ち着きやすく、見た目もすっきり保つことができます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.834 「ちょっとコーヒーでも淹れようか」
まとめ
住まいの中で多彩な役割を果たし、暮らしの質をそっと底上げしてくれるニッチ。玄関やLDK、洗面、トイレなど、場所ごとに役割を変えながら、住まい手の個性や動線に合わせてつくることができます。もちろん、最後の例のように、あらかじめ置きたいものを決めてつくると、さらに暮らしに寄り添ったニッチに。壁の厚み等に影響されるため、気になる方は早めにご相談ください。








