キッチンの壁に収納が欲しい!LDからは隠す?飾って見せる?
2022年2月17日(T)
キッチンリノベでは、シンクやコンロなどの配置に加え、収納量の把握&収納の増設がメインの課題といえます。対面キッチンの場合、背面収納をつくるなど、壁面を棚にすることで、収納量がぐんとアップします。反面、ここはリビング・ダイニングから最もよく見える位置。「扉をつけて隠したい」という人や、「キッチン雑貨などを飾って見せたい」という人のほか、両方を併用している人も。それぞれのやり方で、ステキにリノベした例をご紹介します。
リビングからはこんなにすっきり。
収納の中は作り込まず、もともと持っていた食器棚をいれて使用しています。
手持ちの既製品を使えば、造作棚を作るよりコストダウンになりますね。
ルーバーは風を通すので、湿気がこもりがちなキッチンにもおすすめです。
この写真の事例詳細はこちら:→No.253 光を取りもどして・・・ペットも人も心地のよい暮し
素材はバーチ材、天板は人工大理石。
右側の天板下は引き出し式のPCカウンターとなっています。
キッチン背面の食器・家電収納も合わせて造作しました。
もともとあった窓の分を組み込んで、などということができるのもオーダーメイドのいいところですね。
この写真の事例詳細はこちら:→No.348 家族の笑顔がつながるオープンキッチン
背面収納は半透明の引き戸タイプにしました。
普段は引き戸を閉めてすっきりしたLDKです。
開けると、家電やお皿がどっさりしまえる大収納!
半透明にすることで、使い勝手がよくなり、閉塞感を感じさせません。
この写真の事例詳細はこちら:→No.384 皆が集う 明るくキラキラLDK
カウンターのタイルとダウンライトがホテルライクなキッチンです。
開けるとこんな感じ。収納の上部にも照明を入れることで、より使いやすくなっています。
吊り戸タイプになっているため、足元はすっきりフラットなフロアタイルが続きます。
この写真の事例詳細はこちら:→No.534 ペレットストーブのある家
寝室もLDKと続きになっているので、キッチンはフルオープンではなく、タイルの壁で半分を目隠し。
すぐ使うオーブンレンジや飾りたいキッチン雑貨はオープン棚へ。
食器類や食品のストックは扉付きの棚へ、と使い分けています。
この写真の事例詳細はこちら:→No.507 バルコニーからの眺めを楽しむ
水廻り以外の仕切りをすべてなくして、明るく広々としたワンルームにリノベした例。
こちらもキッチンには、オープン棚と扉付き棚を両方造作しました。
上のお家よりもオープン棚のボリュームは多め。
家電の幅や高さまで計算して作りこんだ棚に、ぴったり収まっていて気持ちいい。
籐のカゴなども組み合わせながら、ナチュラルな質感を楽しんでいます。
この写真の事例詳細はこちら:→No.445 漆喰の壁に囲まれて暮らす、光と風あふれる家
美しい木目の扉が見えるリビング側からは、「隠す派」のキッチンに思えますが…。
ダイニングテーブルで隠れた下側は、オープンカウンターに家電を配置。
コンロ下は完全にオープンで、調理中にお鍋や調味料をサッと取り出せるようにしまっています。
シンク下もオープンにして、ダストボックスとお掃除用品を収納。
ごみも捨てやすく、いつも清潔なキッチンを保つことができますね。
このように、隠す場所とオープンな場所とのメリハリづくりが「併用派」成功のカギです。
この写真の事例詳細はこちら:→No.741 リビングが家族みんなのお気に入り
コンクリートの天井やラフな木目のオーク無垢床など、素材の質感にこだわってリノベしました。
白いタイルの向こう側は、アイアンと木を組み合わせた収納棚。
「毎日のコーヒーを、前より丁寧に淹れるようになった」という、こだわりの空間ができあがりました。
この写真の事例詳細はこちら:→No.516 木、アイアン、打ちっぱなし。素材感が映えるヴィンテージ空間
キッチンは向きを変えて対面式に設置。
既製品のキッチンにカウンターを作り、モルタルで仕上げました。
背面にはオーナーさん自ら購入された棚を設置。
業務用らしい無骨な雰囲気がカッコいいですね。
上部の棚のみ、雰囲気に合わせて造作しています。
手持ちの家具や取り入れたいものがあったら、ぜひ相談してみましょう。
この写真の事例詳細はこちら:→No.420 懐かしき Home Sweet Home!
細かく分かれていた間取りを、寝室とLDKにリノベしました。
食器類は見せながらしまい、下部にダストボックスを収納しています。
お気に入りの食器や道具類なら、こんな風にオープンに飾るのも楽しく、さっと取り出せるのがいいですね。
この写真の事例詳細はこちら:→No.226 緑を眺めながら料理を楽しむ家
また、収納とからめて、ぜひ考えたいのがコンセントのこと。リノベの後悔ポイントでも「ココに電源があれば…!」という話はよくお聞きします。おうちの中で電化製品をたくさん使うキッチン。何かを使うたびに毎回コンセントを抜き差し…とならないよう、余裕をもって設けておきましょう。
【隠す派】ルーバーですっきり、通気性も◎
ルーバーの引き戸でキッチンの収納を隠した例です。リビングからはこんなにすっきり。
収納の中は作り込まず、もともと持っていた食器棚をいれて使用しています。
手持ちの既製品を使えば、造作棚を作るよりコストダウンになりますね。
ルーバーは風を通すので、湿気がこもりがちなキッチンにもおすすめです。
この写真の事例詳細はこちら:→No.253 光を取りもどして・・・ペットも人も心地のよい暮し
【隠す派】窓を組み入れて、カウンターとお揃いの収納
他の施工例を参考に、ダイニング側に収納がたくさんついたオリジナルキッチンを造作しました。素材はバーチ材、天板は人工大理石。
右側の天板下は引き出し式のPCカウンターとなっています。
キッチン背面の食器・家電収納も合わせて造作しました。
もともとあった窓の分を組み込んで、などということができるのもオーダーメイドのいいところですね。
この写真の事例詳細はこちら:→No.348 家族の笑顔がつながるオープンキッチン
【隠す派】半透明の引き戸で隠す大収納!
こちらはマンションのリノベ例。背面収納は半透明の引き戸タイプにしました。
普段は引き戸を閉めてすっきりしたLDKです。
開けると、家電やお皿がどっさりしまえる大収納!
半透明にすることで、使い勝手がよくなり、閉塞感を感じさせません。
この写真の事例詳細はこちら:→No.384 皆が集う 明るくキラキラLDK
【隠す派】照明を組み入れてホテルライクに
白を基調にしたモダンなインテリア。カウンターのタイルとダウンライトがホテルライクなキッチンです。
開けるとこんな感じ。収納の上部にも照明を入れることで、より使いやすくなっています。
吊り戸タイプになっているため、足元はすっきりフラットなフロアタイルが続きます。
この写真の事例詳細はこちら:→No.534 ペレットストーブのある家
【併用派】隠すものと見せるものを分けて
愛着のある街で見つけた中古マンションをリノベした例。寝室もLDKと続きになっているので、キッチンはフルオープンではなく、タイルの壁で半分を目隠し。
すぐ使うオーブンレンジや飾りたいキッチン雑貨はオープン棚へ。
食器類や食品のストックは扉付きの棚へ、と使い分けています。
この写真の事例詳細はこちら:→No.507 バルコニーからの眺めを楽しむ
【併用派】造作棚にぴったり収めてすっきり
水廻り以外の仕切りをすべてなくして、明るく広々としたワンルームにリノベした例。
こちらもキッチンには、オープン棚と扉付き棚を両方造作しました。
上のお家よりもオープン棚のボリュームは多め。
家電の幅や高さまで計算して作りこんだ棚に、ぴったり収まっていて気持ちいい。
籐のカゴなども組み合わせながら、ナチュラルな質感を楽しんでいます。
この写真の事例詳細はこちら:→No.445 漆喰の壁に囲まれて暮らす、光と風あふれる家
【併用派】LDからの視線を計算して使い勝手よく
対面キッチンの例が続きましたが、コンロとシンクを分けたⅡ型だと、こんな風にするのもオススメです。美しい木目の扉が見えるリビング側からは、「隠す派」のキッチンに思えますが…。
ダイニングテーブルで隠れた下側は、オープンカウンターに家電を配置。
コンロ下は完全にオープンで、調理中にお鍋や調味料をサッと取り出せるようにしまっています。
シンク下もオープンにして、ダストボックスとお掃除用品を収納。
ごみも捨てやすく、いつも清潔なキッチンを保つことができますね。
このように、隠す場所とオープンな場所とのメリハリづくりが「併用派」成功のカギです。
この写真の事例詳細はこちら:→No.741 リビングが家族みんなのお気に入り
【見せる派】アイアンでブルックリンスタイルに
コンクリートの天井やラフな木目のオーク無垢床など、素材の質感にこだわってリノベしました。
白いタイルの向こう側は、アイアンと木を組み合わせた収納棚。
「毎日のコーヒーを、前より丁寧に淹れるようになった」という、こだわりの空間ができあがりました。
この写真の事例詳細はこちら:→No.516 木、アイアン、打ちっぱなし。素材感が映えるヴィンテージ空間
【見せる派】既製品を上手に組み合わせて
郊外の庭付きの中古一戸建てを「おじいちゃんの家みたいな懐かしさ」をテーマにリノベした例です。キッチンは向きを変えて対面式に設置。
既製品のキッチンにカウンターを作り、モルタルで仕上げました。
背面にはオーナーさん自ら購入された棚を設置。
業務用らしい無骨な雰囲気がカッコいいですね。
上部の棚のみ、雰囲気に合わせて造作しています。
手持ちの家具や取り入れたいものがあったら、ぜひ相談してみましょう。
この写真の事例詳細はこちら:→No.420 懐かしき Home Sweet Home!
【見せる派】「並べて飾る」を、めいっぱい楽しむ
最後は、おひとり暮らしのマンションリノベです。細かく分かれていた間取りを、寝室とLDKにリノベしました。
食器類は見せながらしまい、下部にダストボックスを収納しています。
お気に入りの食器や道具類なら、こんな風にオープンに飾るのも楽しく、さっと取り出せるのがいいですね。
この写真の事例詳細はこちら:→No.226 緑を眺めながら料理を楽しむ家
まとめ
持ち物の量をしっかり把握して収納づくりに望む…リノベーションの基本ですが、キッチンでは特に、少し余裕を持って収納計画を立てるのがオススメです。リノベ前はスペースがなく、買うのをあきらめていた調理家電(フードプロセッサーやジューサーなど)を購入したり、リノベしたことで来客の機会が増え、食器を買い足す必要が…というのはよくある話。手持ちのものをすべてしまって、2割程度の空きがあるくらいが理想といえます。また、収納とからめて、ぜひ考えたいのがコンセントのこと。リノベの後悔ポイントでも「ココに電源があれば…!」という話はよくお聞きします。おうちの中で電化製品をたくさん使うキッチン。何かを使うたびに毎回コンセントを抜き差し…とならないよう、余裕をもって設けておきましょう。