事例No.516木、アイアン、打ちっぱなし。素材感が映えるヴィンテージ空間こだわりの素材で作りこんだデザインを。リビングは必要に応じて仕切れるプランに
こだわりの素材で作りこんだデザインを。リビングは必要に応じて仕切れるプランに
新築?やっぱり素材にこだわりたいならリノベ!

「素材が雰囲気を左右する」とはS様の言葉。ご自身も設計のお仕事に携わってらっしゃることから、タイルやアイアン、無垢の木、コンクリートなどの質感を活かしたデザインがご希望でした。
性能や設備の面から新築も検討されたそうですが、空間イメージがはっきりしていたため、予算内でこだわりを発揮できる中古購入リノベを選ばれたそう。「やるからには徹底的にこだわろうということで、夫婦の意見が一致しました」。
とは言え、良い素材はそれだけお値段も高くなります。そのぶん玄関収納やドアなどはイメージに近く収まりの良い既製品を選ぶ、寝室はアクセントクロスで雰囲気を変える、などの工夫で、新築以上に満足のいく仕上がりに。予算にメリハリがつけられるのも、リノベーションのメリットですね。
素材を作りこんだデザインで魅せる
素材そのものはもちろん、注目したいのがその使い方。
床はオーク無垢材ですが、リビングの壁の一部や梁はブラックチークの突き板を貼っています。建具やカウンターテーブルは硬く弾力のあるタモ材。樹種によって異なる木目と色味を組み合わせることで、木の素材感をぐっと強調します。
S様が「波打つ表情が気に入って選んだ」という白いタイルも、目地をよく使われる白ではなくグレーに。これでぐっと男前な印象になりました。目地のラインと、キッチン棚のアイアンが空間を引き締めます。
アイアンやスイッチプレートなどのパーツは好みのものを自分で揃えたというS様。
「意外と目につき、影響力があるんです」とのこと。毎日何度も触れるもの、目線が集まるポイントには、見ていて幸せな気分になれるもの、少々値が張っても品質のいいものを選んでいるのが分かります。
「毎日のコーヒーを、前より丁寧に淹れるようになりました」。
リノベで毎日の日課がほんの少し楽しく、豊かな時間に変わる…ステキなことです。


床はオーク無垢材ですが、リビングの壁の一部や梁はブラックチークの突き板を貼っています。建具やカウンターテーブルは硬く弾力のあるタモ材。樹種によって異なる木目と色味を組み合わせることで、木の素材感をぐっと強調します。
S様が「波打つ表情が気に入って選んだ」という白いタイルも、目地をよく使われる白ではなくグレーに。これでぐっと男前な印象になりました。目地のラインと、キッチン棚のアイアンが空間を引き締めます。
アイアンやスイッチプレートなどのパーツは好みのものを自分で揃えたというS様。
「意外と目につき、影響力があるんです」とのこと。毎日何度も触れるもの、目線が集まるポイントには、見ていて幸せな気分になれるもの、少々値が張っても品質のいいものを選んでいるのが分かります。
「毎日のコーヒーを、前より丁寧に淹れるようになりました」。
リノベで毎日の日課がほんの少し楽しく、豊かな時間に変わる…ステキなことです。


いまは夫婦ふたり仕様、新しい家族を迎えても対応できる間取りに

もともとは、玄関側に洋室2室、バルコニー側にLDKと和室、というマンションではよくある間取りでした。
リビングは和室を取り込み、広々とした大空間に。3開口で明るく、普段は開放感たっぷりに使えます。和室の押入れだった部分は、少し広げて大容量のウォークインクロゼットに。収納空間の一部は、廊下側に扉を作って、掃除機など、隠しておきたいけど頻繁に使うものをしまえるようにしています。
もと和室とリビングの境界には、3枚引き込み戸を造作しました。こちらは開放時は壁に収まるうえ、吊り戸で床はフラットなまま。普段はまったく圧迫感がありません。いざ、お客様をお迎えしたときは、仕切って客間としても使えるようにしています。
もし新しい家族を迎えたときは、子ども部屋としても使うことも考えているそう。将来を考えて、フレキシブルな間取りです。いまの暮らしも、未来も楽しみなお家になりました。
お客様のご要望
築15年の中古マンションを購入したSさん。リビングを広くすることと、寝室や子ども部屋など必要な個室も用意したいというご希望でした。また、自然素材の良さを生かながら、細かな部分まで自分たちの理想のイメージを作りこんだデザインにしたいということでした。
プランニングのポイント
Sさんはご自身も設計の仕事に携わっていらっしゃることから、タイルやアイアン、無垢材など質感を感じられる素材を使うことと、空間の余白を生かすより細かな部分まで作り込んでいくデザインがご希望でした。そこで、素材はSさんがご希望の白のタイルやアイアン、無垢材、コンクリートなどを採用。素材感を生かしたヴィンテージ風の空間が生まれました。
リビングの床は、ラフな雰囲気が魅力のオーク無垢材。板貼りの壁はブラックチークの突板を採用しました。リビングの一部を仕切る3枚の引き込み戸はタモ材で造作。カウンターテーブルや洗面カウンターもタモ材を使うなど、木の温もりをたっぷり感じられる空間です。
リビングは隣の和室を一体化させ、広々としたLDKに。元和室だった部分とリビングは3枚引き込み戸を造作。来客時には必要に応じて仕切り、個室にすることもできます。また、将来お子さんが増えたときの子供部屋としても使うことができる、フレキシブルなプランです。
工事内容



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