リノベならではの味わい!ダイナミックで かっこいい「梁(はり)」を我が家にも
2017年2月1日(W)
梁のある高い天井は一軒家カフェや古民家だけのものだと思っていませんか?普通の中古一戸建てのリノベーションでも、天井を開けてみたら、今は手に入りにくいような、立派な木の梁があった…ということも珍しくないんです。せっかくの梁だから、天井を上げて、好みの味わいに塗装して…etc,、梁のあるリノベ例を集めてみました。
梁があれば、高い天井にも表情が生まれる
梁があれば、高い天井にも表情が生まれる
こちらは1階に親世帯、2階に子世帯の二世帯住宅リノベです。
2階ダイニングの天井を上げて梁を出しました。
(施工事例No.15 家族みんなが、豊かに楽しく過ごせる空間)
南プロヴァンス風2階リビング
大好きなパリやプロヴァンスの住宅をイメージした住まいがご希望だったそう。
2階をワンルームの広いリビングにリノベしました。
ダイニングの天井はあえて吹き抜けにせず、ロフトに。
ロフトへと続く階段の手すりは、アイアンを選びました。
まるでフランスの邸宅みたいです。
このように梁に照明を取り付けることもできます。
(施工事例No.206 南欧の田舎屋にあこがれてゆったり暮らす)
表情のある梁でシンプルな空間にアクセントを
こちらも1階リビングを2階に移した例です。
まっすぐではない天井裏の梁をあえて見せることで、リビングのインテリアに動きが生まれています。
(施工事例No.377 お日さまの光を浴びる2階リビング)
ポップなインテリアとも相性◎
カラフルなモザイクタイルをあしらったキッチンカウンターや、ライトブルーの壁がかわいいリビング。
梁の武骨な雰囲気に合うかな?と思いましたが、床や壁とのバランスを考えて塗装することで、味わい深いインテリアに。
(施工事例No.481 仕事も暮らしも子どもと一緒に10倍楽しむ家)
白く塗装すればシャビーシックに
こんなふうに白く塗装するのもステキですね。
大好きなアンティークの家具が似合う部屋がご希望とのことで、床材は素材感が魅力のナラの無垢材に。
漆喰の塗り壁や梁の塗装はあえて塗り跡を残し、シャビー感を出しています。
(施工事例No.272 ふたりで楽しく・・・手作り感満載のいえ)
1階でも梁のあるインテリアは実現できます!
2階リビングのお家をご紹介してきましたが、1階リビングのお家でも梁のあるインテリアは作れます。
こちらは1階リビングのお家、梁が天井に沿ったデザインです。
一部を吹き抜けにして、2階の空間とつなげています。
右写真の水色のポールは、2階からつたわって降りて来れるようにしたもの。
リゾート感と遊び心の詰まったお家です。
(施工事例No.466 吹抜けのある開放感たっぷりのリビングで、家族がつながる明るい住まい)
古いお家の良さをいつくしみながら…
続いては築48年のお家。もともとは建築家が自分で住むために、こだわって建てたものだそう。
この建物の雰囲気が気に入り、レトロな雰囲気を壊さないようにリノベしました。
建具なども、使えるものは再利用しながら、断熱材を入れたり耐震補強をしっかり行うことで、住み心地と安心を確保しています。
(施工事例No.257 風と緑と光と 2人でつくるスローライフ)
マンションでもアレンジ可!将来的に仕切ることも
天井も上げてさらに開放的な空間にしたリビング。
将来的に一部を仕切って子ども部屋をつくることもできるように、梁と柱を入れました。
このデザインの梁なら、マンションでも取り入れられそうですね。
(施工事例No.385 斜めの廊下と梁でラインを引き広がりのある空間に)
アメリカンカフェスタイルのお家にも!
こちらもマンションでも可能なタイプ。
塗装したドアや天井に、梁と柱がアクセントになっています。
(施工事例No.479 家族で語り合う、アメリカンカフェスタイル)
まとめ
梁は既存のものを活かすことも、古材を使って作ることもできます。梁を入れることで家の構造がより強化されたり、照明やブランコ、ハンモックなどを設置して楽しめるというメリットも。せっかくのリノベーション、梁で大胆に空間演出してみてはいかがでしょうか。好みのインテリアがひと味ちがったものになるはずです。