事例No.945綿密プランと冒険心のコラボレーション東京都 マンションリノベーション

　●和室だったスペースをリビングに取り込み、広いLDKを実現
　●玄関土間とシューズクロークを設け、個室の広さは最小限に
　●洗面カウンターを廊下に出すことでスペースを有効活用

居場所が点在する広いリビング、パントリーを含めてぐるりと回遊できるキッチン、シューズクロークに直結した寝室など、ご要望に合わせたプランをご提案。洗面スペースはアウトベイシンスタイルとし、廊下部分の無駄を極力なくしました。

玄関土間とシューズクロークを設けたことで、2つの寝室は3畳と4畳という広さになりましたが、広いリビングに対してメリハリがつき、この広さで正解だったと実感されているとか。寝室で着替え→シューズクローゼットで上着をピックアップという動線も便利だそうです。

キッチン回り、脱衣室、洗面台回り、リビングダイニングでは収納する物をきちんと想定し、省スペースでも充実した収納を実現。小上がりやワークスペースはのちにDIYしたいというご要望があったので、そのDIY部分や既製品をうまく利用した収納などで、実現したいプランとご予算のバランスを図りました。

築古物件のため、開口部から熱が逃げやすい、水回りの段差が大きい、配管やダクトが老朽化している、共用廊下にエアコンの室外機が置けないなど、改善ポイントが多数ありました。そこで、インナーサッシによる断熱や、大規模改修時しか施工できない個室の空調はしっかりと工事。配管のための床段差は最小限になるように設備を配置し、段差の位置を決めていきました。

引き戸や室内窓を駆使して光と風の通り道を確保したことで、この猛暑でも6月までエアコンなしで過ごせたというM様。キッチンのビルトインオーブンをはじめ設備の使い勝手にも大満足だそうで、新居での新しいライフスタイルを満喫されています。