事例No.922間取りもインテリアもブラッシュアップ東京都大田区 マンションリノベーション
東京都大田区 マンションリノベーション
名前 | K様邸 |
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場所 | 東京都大田区 |
建物種別 | マンション |
構造 | 鉄筋コンクリート(RC)造 |
築年数 | 築 38 年 |
対象面積 | 約 97 ㎡ |
費用 | 約 2100 万円(税込み) |
工期 | 約 4.5ヶ月 |
お客様のご要望
中古で購入されたマンションの最上階にある2戸をつなげて4人家族でお住まいだったKさん。購入当時に住戸同士をひとつにまとめることをメインとしたリノベーションを行いましたが、への字型の間取りはデッドスペースも多く、例えば窮屈な玄関など賃貸向けの空間の雰囲気が残ってしまっており、使いにくかったとのこと。その後年月を経て、水廻り設備の老朽化とご長男の独立を機に再びリノベーションを決意され、スタイル工房に相談いただきました。使いにくさを改善し、無駄のないゆったりと暮らせるようなプランを提案してほしいとご相談いただきました。また、内装のアクセント素材にもこだわってデザイン性の高い住空間にしたいとお考えでした。
プランニングのポイント
テーマ
- 居室として使わない空間を有効活用
- WICやパントリー、収納室などの集約型収納を充実
- 利便性が高まる回遊動線
ご家族構成の変化もあり、居室として使わない空間をうまく活用しています。
キッチンの背面にあった居室はLDKに取り込み、東西2つのバルコニーを活かした明るく見晴らしのよい開放的な空間に。LD空間を四角く奥行きを拡げることで、お気に入りの家具が配置しやすくなりました。以前からご愛用のソファの色に合わせて床はチークの床暖房対応フローリングを採用。ファブリックや照明もこだわって選び抜かれたものです。リビングは応接やホームオフィスにも使うため、機能的な収納家具を造作して見た目もスッキリとさせました。三角形のデッドスペースは収納室として普段使わないモノやゴルフバッグなどがスッキリとしまえるように。
シャープなデザインのキッチンカウンターに合わせて壁や立ち上がりに清潔感のある白いタイルをあしらいました。背面には家電やダストボックスなどがぴったり収まるカウンターを造作。裏側は来客のためのおもてなしアイテムなど、細々したものがしまえる引き出し収納になっています。大容量のパントリーはリビング側から見えないように配置を工夫。
水廻り前の居室は集約型のWICとワークスペースとし、居室の収納があった箇所を通路として、リビングに抜けるもう一つの動線が確立。大きな回遊動線で暮らしやすさが高まります。
お住まい全体の広さと比較して狭さが気になっていた玄関はパイプスペースを現しにしてタイルをあしらい、空間のアクセントにすることでホールを拡大。隣接する居室の収納スペースを取り込んで靴収納も大きくなり、靴の脱ぎ履きに便利なベンチも造りつけました。
変わった間取りを無駄なく使い切り、居住性もデザイン性も高めながらも毎日のルーティンを快適に行える、ゆったりとしたお住まいになりました。
間取り図
工事内容
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