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事例No.728Hygge ～やわらかな光と自然素材に包まれて～神奈川県横浜市　マンションリノベーション

神奈川県横浜市　マンションリノベーション

自然素材収納マンション北欧テイスト二人暮らし

インタビュー

名前	K様邸
場所	神奈川県横浜市
建物種別	マンション
構造	鉄筋コンクリート(RC)造
築年数	築 20 年
対象面積	約 75 ㎡
費用	約 1300 万円（税込み）
工期	約 3ヶ月

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10数年住み続けた中古マンション。そろそろ水まわりの交換時期…？

中古で購入したマンションに住み続けて10数年。
築20年となり、水まわり設備の老朽化が気になってきたKさんご夫婦。
「設備を交換してくれる会社を探すうちに、さまざまなリノベーションがあることを知って。せっかくなら、いつも感じている不便なところも一気に解消しよう！とフルリノベーションに踏み切りました」。
住宅雑誌なども読み、自然素材を取り入れたリノベーションに興味を持ったそう。
自然素材の扱いが得意な会社を探すうち、たどり着いたのがスタイル工房でした。
「打合せで大体のイメージやふだんのライフスタイルをお話しただけで、すぐに具体的な絵にしてくれるところも心強かったです」。

課題は動線と収納。共働き夫婦に適した間取りに

もとは玄関側に2室、バルコニー側にLDと和室というマンションにはよくある間取り。
75㎡と広さは十分にあるものの、各部屋に収納が分散しており、使いこなせていない状態でした。
そこで、ほとんど使っていなかった和室を取り込んで、バルコニー側を広々としたLDKに。
廊下側の洋室も、ひと部屋分のスペースを土間とウォークインクロゼットに刷新。
玄関からウォークインクロゼット、LDKと回遊できる間取りで、使いやすさと同時に風通しも叶えました。

洗面室はキッチンからまっすぐにアクセスができるように向きを変更し、お洗濯まわりの家事動線もスムーズに。
LDKにはタイル床のインナーテラスもつくり、室内干しにも対応しています。

キッチンもぐっと使いやすく。ブルーグレーのタイルがポイント

吊り戸棚や壁で囲まれていたキッチンは、90度向きを変えて腰壁を造作しました。
ブルーグレーのタイルは、奥様が雑誌で見て気に入ったもの。
マットタイプと光沢タイプのタイルを組み合わせて貼り、さりげないニュアンスを出しています。

背面収納は、何をどこに置くかを相談しながら、オープン棚中心の収納に。
「手が届かなくて使っていなかった吊戸棚も、撤去してスペースをムダなく使えています」。
広くなったことで作業もしやすく、お手入れもぐっとラクになったといいます。

自然素材をふんだんに取り込んで、北欧インテリアを実現

暮らしやすさとともに、リノベーションのもう一つのテーマであった自然素材。
Kさんご夫婦が床材に選んだのは、オークの無垢フローリングでした。
キズが付きにくく、落ち着いた木目のオークは、実現したかった北欧風のインテリアにもぴったりです。
建具もオイル塗装で床と味わいを合わせ、壁も珪藻土塗りに。
シンプルで居心地のいい空間ができあがりました。
また、寝室のアクセントクロスや書斎など、夫婦それぞれの希望も実現。

「寝室の天井はサンプルで何度もシミュレーションを重ねて決めた色です。アクセントクロスに憧れがあったので」と奥様。
「小さくてもいいので、どうしても欲しかった書斎。梁や柱をうまく利用して、3面の壁に棚を設置しました。程よいこもり感があり、仕事や趣味の時間に集中できます」とご主人。
おうち時間がますます充実したものになったとの事でした。

お客様のご要望

築20年のマンションにお住まいだったKさんご夫妻。
水廻り設備の老朽化が目立ってきたため、リフォームを検討されていました。
「せっかくならこの機会にいつも感じている不便や不満も一気に解決しよう」と、フルリノベーションに踏み切ることに。

設備の交換に加え、収納の使いにくさ、玄関側の暗さや風通しの悪さを改善したい。共働きに適した家事同線や生活動線をつくりたい。
また、無垢床や珪藻土など、自然素材を取り入れたいとお考えでした。

プランニングのポイント

テーマ

収納を集約してすっきりと
生活・家事動線を工夫

ポイント
まずは分散していた収納を大きなウォークスルークローゼットに集約し、
新たに設けた玄関土間、キッチン、寝室からもアクセスしやすい回遊プランをご提案。
玄関土間⇔ＷＩＣ⇔パントリー⇔キッチン⇔リビングとつながる生活動線は、暮らしのスムーズさだけでなく、家中に光と風が通る道にもなっています。

リビングは隣の和室を取り込み、孤立していたキッチンは向きを変えて、オープンな対面式キッチンに。一体感のある開放的なＬＤＫになりました。
キッチンからもアクセスできるよう水廻りの配置も見直し、家事動線も抜群です。

２箇所の窓からたっぷりの光が入り明るくなったリビングには、バルコニー側にタイルを敷いてインナーテラスを設けました。
奥様が雑誌で見て「ぜひ取り入れたい！」とおっしゃっていたものです。
インナーテラスには、アイアンバーを設置し、共働きで室内干しの多い生活に対応。
天井まで高さがある造作のパーテーション扉は、縦に並ぶ4枚のガラスの中2枚をすりガラスに。
洗濯物を目隠ししてくれます。

小さくてもいいので書斎を！というご主人の希望に応え、寝室にコンパクトながら収納も充実した隠れ家を。
パソコン作業や読書など、1人の時間も充実できます。

ご希望だったオークの無垢材や珪藻土左官で仕上げ、人にも環境にも優しい住まいに。
自然素材と北欧インテリアがしっくりなじむ素敵なお住まい。実用性も快適さも備えた働く夫婦の為のリノベーションが完成しました。