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マンションで実現!年齢に合わせた子ども部屋とリビングの広々デザインアイデア

2024年3月5日(火)
「子どもたちも大きくなってきたし、それぞれの個室をつくってあげたい」。そう思っているパパ&ママも多いのではないでしょうか。でも、もっと広い家に住み替えが必要?・・・いいえ、そんなことはありません!リフォームで3人のお子様に個室をつくりつつ、他のスペースも犠牲にすることなくゆったり、美しい暮らしを実現したご家族にお話を伺いました。



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目次

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築14年。キッチンの水もれを機に、リノベーションを検討

「リフォームしなきゃ、と強く背中を押された感じ」

T様ご夫妻が新築でマンションを購入したのは14年前。「1人目の子ども誕生をきっかけに、実家にも近いこのマンションを買いました。あと1人くらいきょうだいが増えるかも、という想定でこの広さに」。

その頃は3人の子どもたちに恵まれるとは考えていなかったので、とT様。もとは共用廊下側に玄関をはさんで個室が2つ、バルコニー側のリビングに隣接するかたちで和室のある3LDKの間取りでした。広さは約75㎡と、ファミリータイプのマンションとしてはポピュラーなつくりです。

3LDKの使い方は、個室の一方を夫婦の寝室、もう一方は3段ベッドを置いて子どもたちの寝室に。和室には子どもたちの私物&勉強机を並べて、宿題などはここで一緒にやっていたそうです。

「子どもたちも大きくなって子ども部屋が必要かな?と思い、リノベーションを考え始めました。ちょうど築15年近くなり、給湯器や水まわりの設備なども交換時期になっていたので」。そろそろかな?と思い始めたタイミングで、キッチンで水漏れが発生。大きな被害はなかったものの、床が変色してしまったそう。

「なんだか急に背中を押されたというか、もう修理したくてしょうがなくなってしまって。同時期にリフォーム時期を迎えていたため、マンション内でもちらほら工事をするおうちが。そのうちの親しい友人に、スタイル工房を紹介してもらいました」。


Before写真
 

3人それぞれに個室は可能?スペース有効活用の工夫

リビングの広さは変えずに、和室スペースをうまくシェア

プランニングにあたってのいちばんの課題は、やはりスペースの使い方。3LDKを4LDKにするには、リビングのスペースを使うしかなさそうに思えます。しかし、お風呂の向きを変えるなど、水まわりのスペースのやりくりで、キッチンを移動。オープンになったキッチンが奥に移動することで、むしろLDKが広くなりました。

共用廊下側、3段ベッドのあった居室は、上のお嬢様の部屋に。少しコンパクトにした分、リクエストのあった専用クローゼットもつくることができました。

個室の一部と和室スペースを使ってつくったのが、長男と次女のための部屋。左右対称にベッドと収納を造作し、ベッド下は引き戸でつなげました。図面を見ると、各居室の壁やドアを少しずつずらしながら、スペースの少しのムダもなく、居室と収納量を増やしているのがよく分かります。


ビフォーアフターの図面

 

 

下の兄妹は行き来できる造作ベッド付きの子ども部屋

仲良しのふたりは、共用もしつつ個室にもできる環境に

下の子どもたちの部屋の間の引き戸は、普段はほとんど開けっ放しにしていることが多いのだそう。「下の子たちはまだ小学生なので、それぞれの部屋を共有したり、一緒に遊んだりしていますね」。

どうやって部屋を決めたのですか?と聞いてみると「私は真ん中の部屋がよかった」と小学校3年生のお嬢様。お兄ちゃんの部屋にすぐ行くことができて、お姉ちゃんの部屋はお隣り。斜め向かいは両親と、家族みんなに囲まれています。ベッド側のクロスは自分で選んだ淡いグリーン。大人っぽいのが好き、とのことでした。

真ん中のお兄ちゃんは、妹に算数を教えてあげたり、洗濯をたたんだり、お風呂掃除などのお手伝いもするしっかり者。お友だちが遊びに来て「自分の部屋いいなぁ」と羨ましがられたそう。「部屋ができたことで、勉強に集中できるようになった」と、はにかみながらも笑顔をみせてくれました。

ちなみに、内側の部屋には廊下に向けて換気ファンを、リビング側には室内窓を設けて、それぞれ通風に配慮しています。つなげたり、仕切ったりを繰り返しながら、成長に合わせてフレキシブルに、心地よく使える子ども部屋ができあがりました。

  

 

中学生には好みのインテリアが楽しめる個室を

「白い壁に、好きなものを色々かざって楽しみたい」

上のお嬢さんからは「ホワイトを基調にした部屋」というリクエストが。専用のクローゼットと窓もご希望でした。元の部屋よりコンパクトになったものの、自分のモノだけを置けるようになったことと、収納を備えたことですっきりと片付いています。

「思ったより広いなって感じました。白だから、開放感があるのが気に入っています」。シンプルなインテリアに、これからガーランドライトやアートポスターを貼って楽しみたいとのことでした。

おうち全体のデザインについても「リビングの床は濃いめの色を希望しました。観葉植物を置けるような空間にしたかったんです」としっかり意見を伝えています。さらに、キッチンに立つ機会も多いため「作業スペースが広がって使いやすくなった」とリノベの感想が。「お姉ちゃんがつくってくれた、ヒヨコの形のスイートポテトが美味しかったんだよ」と妹さんが教えてくれました。

 

 

子どもが3人いても、すっきりホテルライクに暮らす

素材や収納にこだわることで、汚れにくい&片付く家に

個室もさることながら、T様のおうちで驚かされるのは、キッチンはじめ水まわりやリビングにほとんど生活感がないこと。すっきりとホテルライクな空間は、5人家族が暮らしているとはとても思えません。

「リノベーション工事にあたっての仮住まいのときに、荷物はかなり処分しましたね。45Lのゴミ袋で20袋分くらいでしょうか。モノを減らしつつ、収納は前より充実させました」。リビングと洗面に採用したのは、1mm単位でオーダーできるサンワカンパニーの収納「ピッタラ」。名前の通りすき間なく収まった収納棚が、モダンなインテリアに馴染みます。

「また、キッチン壁のタイルなども汚れにくいものを選んでいます。共働きということもあり、掃除の手間を極力省けるメンテナンスフリーにこだわりました」。タイルはサンプルを取り寄せて、油や調味料をこぼして汚れ方や拭き取りやすさを実験したという徹底ぶり。子どもたちのお手伝いもあって、日常のお掃除や片付けでキレイが保てています。

同じマンションには、他にも3人きょうだいのご家族が結構いらっしゃるそうで「うちを参考にしてもらえたら」とT様。「LDKを広げて部屋数も増やすという無理難題も叶いました。友人にもスタイル工房をオススメしたいですね」と嬉しい言葉をいただきました。

 
 
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