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シンデレラフィット♪造作家具リノベで家具を買わないくらし

2021年11月7日(日)
こだわって考えたリノベーションデザイン。これまでのおうちでなんとなく使っていた家具は思い切って処分し、造作家具でスッキリ暮らす人が増えています。素材や使い勝手なども自在にカスタマイズできるから、見た目も美しく、納まりもぴったり。今回は、リノベーションで造作した場所を見せていただきました。

 

家具職人とコラボ!わが家だけのオリジナル収納

家具職人が参加し、大工や設備メーカーと協力して空間をつくり上げることがあります。

リノベのネタ帳|造作家具
こちらのキッチンカウンターもそのひとつ。
ご希望は「ダイニングテーブルとコーディネートしつつ、しまう機能と飾る楽しさを両立させた収納」。

リノベのネタ帳|家具造作 キッチンカウンター リノベのネタ帳|家具造作 キッチンカウンター
テーブルから使いやすい位置にはオープンなニッチを、よく使うマグカップやカトラリーは扉付き収納へ。
扉の面材はテーブルの質感に合わせ、背面のターコイズブルーのタイルとも自然に馴染むデザインに仕上げました。
開けると、扉がユニークなかたちになっている世界に一つのオリジナルです。

リノベのネタ帳|家具造作 洗面台
また、同じおうちで、洗面化粧台も造作しています。
カラフルなタイルとグレーの収納扉、ヘリンボーンの床が個性的な洗面室。
キッチンとは全く違うデザインですが、棚や鏡のラインが揃うことによるスッキリ感はさすがです。

事例詳細はこちら:  事例No.583 遊び心とこだわりでワクワクがいっぱいの家

 

造作だからできる、ラインを合わせた美しい空間

造作家具や造作収納の特長のひとつは、ラインや高さがぴったり揃えられること。

リノベのネタ帳|家具造作 キッチン収納
たとえば、こちらの収納カウンター。
左側のキッチンとピッタリ同じ高さに、キッチンのグリルと引き出しの幅も合わせてつくっています。
さらに、壁につけたオープン棚は、右側小窓の下辺とピッタリ同じ高さ。
たくさん物が置いてあっても、ごちゃごちゃ見えない秘訣はここにあります。

リノベのネタ帳|家具造作 LDK
腰壁のニッチの棚板とダイニングテーブルもぴったり。
既存の窓や梁だけでなく、お手持ちのお気に入りの家具に合わせることができるのがいいですね。

事例詳細はこちら:  事例No.642 ほっこり」陽だまりの家。

 

壁全面でも、造作だったらこんなにスッキリ

リノベのネタ帳|家具造作 キッチンカウンター 収納
こちらのおうちは、キッチンと続きの壁一面に、妻のお仕事コーナーを造作しました。
吊戸棚は圧迫感が出ないようホワイトを、カウンター収納は赤みをおびた木肌が美しいサクラ材を使用。

リノベのネタ帳|家具造作 キッチンカウンター 収納
横から見ても、キッチンや換気扇とラインが揃っているため、スッキリとした印象です。

リノベのネタ帳|家具造作 キッチン 収納 動線
食洗機から出したお皿を、すぐに引き出しにしまうことができる配置も嬉しい。
使い勝手までしっかりシミュレートして造作しています。

事例詳細はこちら:  事例No.737 天竜杉がつくりだす暮らしごころ

 

壁付けの美しい空間!お掃除ロボットもスイスイ

リノベのネタ帳|家具造作 リビング
既製品の家具には必ず発生する、床との設置も造作ならこの通り。
壁付けのTVボード、壁付けのテレビならではのこの浮遊感!
これも造作ならではの美しい空間です。
お掃除ロボットが活躍しやすいのもメリットですね。

リノベのネタ帳|家具造作 リビング デスク
おなじく壁付けで、デスクも造作しました。
引き出し式になっており、ノートパソコンをここにしまうことができます。

リノベのネタ帳|家具造作 ライブラリスペース 本棚
また、こちらのおうちではホームエレベーターを撤去し、そのスペースをライブラリーコーナーにしました。

リノベのネタ帳|家具造作 ライブラリスペース 書斎 デスク
壁付けではありませんが、このような大収納が美しく納まるのも造作だからこそ。
書棚とデスクに使ったチーク材と、グレーの垂れ壁でライブラリーにふさわしい重厚感を演出しました。

事例詳細はこちら:  事例No.768 じっくりと楽しむ贅沢なシンプル

 

まとめ

こだわってつくる造作家具は、多くのプロが関わる一大プロジェクト。プランナーの描いたスケッチをもとに、設計スタッフが設計図をつくり、さらに家具職人が製作図を作製。打合せを重ねたのちに、現場で大工が作った下地に、家具職人が工房でつくったパーツを設置・調整していきます。職人も含めたスタッフ間のイメージ共有と、密なコミュニケーションが必要とされるのです。そのため、施工の経験が浅い会社や「手間がかかるから受けないor受けたくない」というリノベーション会社も存在します。リノベーションで、もし造作家具を希望する場合は、会社選びの段階で対応可能かどうかを確認しましょう。
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