リビングリノベの仕上げはとっておきの「ソファ」!どんなものを、どう置くのが正解?
リノベーションを機に新調する人も多い「ソファ」。リビングの主役といってもいい存在感で、インテリアへの影響力もかなりのもの。長く使うし、見た目はもちろん、座り心地も妥協したくない…そんな欲張りな目線で選んだ「ソファのあるリノベ風景」をご紹介します。ぜひソファ選びの参考にしてみてください。
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目次
- ベッドの側に置くなら圧迫感の少ないローバックタイプ
- お部屋の真ん中には、後ろ姿も美しいソファを選んで
- 照明やキッチンタイルとテーマカラーで揃えるのも素敵
- ゴロンと横にもなれるワイドタイプは部屋のコーナーに
- 憧れの「TRUCK」ソファからリノベの内装をイメージ
- 北欧ヴィンテージのソファをリノベを機に張地を変えて
- まとめ
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ベッドの側に置くなら圧迫感の少ないローバックタイプ
【マンション|築36年|リノベ面積 約51㎡】
最初にご紹介するのはおひとり暮らしのマンションリノベ。
2LDKを大きなワンルームに変え、躯体現しの天井やオールドオークの床など素材感たっぷりの空間に。
リビングには大きなスクリーンと、ゆったり映画などが楽しめるソファを置きました。
ワンルームということで、リビングにはベッドコーナーも。
ベッドの上の天井のみ古材の羽目板張りを施して、同じ空間ながらゆるやかにゾーニングしています。
ソファはローバックタイプを選んでベッドとのつながりをつくり、奥まで視線が抜けるよう配慮しました。
写真の事例詳細はこちら:事例No.632 自分だけの城 ~オトコライフを満喫~
お部屋の真ん中には、後ろ姿も美しいソファを選んで
【戸建て|築39年|リノベ面積 約127㎡】
見晴らしのよい場所に建つおうちの、眺望を楽しむためのソファです。
2方向に緑の梢がのぞめ、目を優しく癒してくれますね。
猫ちゃんものんびりくつろいでいます。
このように部屋の中央に置くなら、後ろから見た姿も美しいソファを選ぶのがおすすめ。
ダイニングからのフォーカルポイントになってくれます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.973 眺望と光と風と癒される住まい
照明やキッチンタイルとテーマカラーで揃えるのも素敵
【マンション|築37年|リノベ面積 約71㎡】
ソファを選ぶとき、どんな色にするか迷われる方も多いのではないでしょうか?
こちらはデニムのようなさわやかなブルーのソファ。
リビングドアや照明、タイルにも差し色にブルーが使われています。
このように、テーマカラーを決めることで統一感が出て迷いにくくなります。
お気に入りのアイテムを好きな色で揃えると、より一層愛着が深まりますね。
写真の事例詳細はこちら:事例No.962 リノベ済み×カスタマイズでつくる、快適な住空間
ゴロンと横にもなれるワイドタイプは部屋のコーナーに
【戸建て|築38年|リノベ面積 約97㎡】
都心を離れ、緑に囲まれた郊外に中古住宅を購入&リノベーションしたおうちです。
山を望む大きな窓のあるリビングには、ゆったりとしたワイドタイプのソファを選びました。
お昼寝もできる大きなソファですが、コーナーに置いたので床に余白が生まれ、モノが多い空間もすっきり。
明るいアースカラーで、アフリカの大地をイメージしたインテリアとコーディネート。
その他の家具や雑貨も土や草の香りを感じるテイストで統一しています。
写真の事例詳細はこちら:事例No.855 大地の息吹を感じる家
憧れの「TRUCK」ソファからリノベの内装をイメージ
【戸建て|築13年|リノベ面積 約82㎡】
さて、ソファには多くの「名品」と呼ばれるプロダクトがあります。
なかには「リノベーションを機に、ずっと欲しかったソファを手に入れた」というお客様も。
こちらのおうちもその一例で、憧れのソファが似合う内装にしたいとリノベのイメージを決めていったそう。
ソファは「TRUCK FURNITURE (トラックファニチャー)」の「FK SOFA」。
インテリア好き・家具好きであれば大きく頷いた方も多いのではないでしょうか。
質感豊かなコーデュロイの張地とラフな表情、なのにしっかりしたつくりがひと目で伝わってくるたたずまい。
このソファのイメージに合わせて、インテリアも木目の美しさを生かしたナチュラルなデザインに。
家族であるワンちゃん、猫ちゃんが快適に暮らせるよう、壁や床もペット対応のものを選んでいます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.885 憧れのソファと暮らす家
「TRUCK」のソファを取り入れたリノベーション、他にもあります!
こちらでもご紹介しています。ぜひご覧ください。
北欧ヴィンテージのソファをリノベを機に張地を変えて
【マンション|築45年|リノベ面積 約56㎡】
新生活を機に新調したソファも素敵ですが、リノベに合わせてソファもリノベーションする上級者も。
それがこちら。
Yチェアでも知られるハンス・J・ウェグナーがデザインしたGETAMA(ゲタマ)社の「GE240」。
デンマークで1960年代につくられ、今では生産中止となった稀少なヴィンテージソファです。
購入時のオリーブグリーンの張地で10年以上使い、このたびリノベでブルーに張り替え。
アカシアからオーク無垢材に変えた床や、室内窓のイメージにしっくりと似合っています。
大切に使ってきたソファ、いつかは息子さんに受け継ぎたいと考えているそうです。
写真の事例詳細はこちら:事例No.793 vaalia ~大切に、暮らしを楽しむ~
まとめ
「What on earth could be more luxurious than a sofa, a book, and a cup of coffee?(ソファと本、1杯のコーヒー。これ以上ぜいたくなものがこの世にあるだろうか?)」。これは、アントニー・トロロープの小説の一説。座り心地のいいソファでゆったり過ごす時間は、私たちの暮らしを豊かにしてくれます。
ソファは大きな家具なので、早い段階でプランに取り入れることで、おうちでの過ごし方やお好みのインテリアに寄り添った提案が可能です。気になっているソファがあったり、お持ちのソファを生かしたいなどのご希望がありましたら、ぜひ早めにお知らせください。