事例No.5ご主人の隠れ部屋兼書斎へ改修したい。戸建てリノベーション
戸建てリノベーション
☆ お客様のご要望
3階のほとんど使われていなっかた洋室を、ご主人の隠れ部屋兼書斎へ改修したい。
ご両親が遊びに来られたときにちょっとのんびりできる和室が欲しい。
この2点だけがお客様のご要望です。あとは任せます、ご提案下さいとのことでした。
☆ プランニングのポイント(於保プランナー)
改修前のこの部屋は、ほとんどが斜めの天井で囲まれた小さな洋室です。 部屋の東側には壁を隔ててバルコニーがありますが、バルコニーとは直接つなげず 、あえて低い横長の窓にしています。開放的な空間より、どちらかと言えば閉鎖的な空間を選択しました。仕事で疲れてお帰りのご主人様を優しく包み込み、くつろげる空間にしたかったのです。
3階への階段を上ると黒く塗られた木の引き戸があり、中に入ると正面に、 既存のアルミサッシの目隠しと照明を兼ねた和紙の屏風が、昼は外の光を柔らかに、 夜はほのかな明かりで部屋を照らしてくれます。その隣には、低く抑えた横長の窓と書院風の カウンターがあり畳に座って目の前の木々や花を見ながら読書などが楽しめます。 寝ころんでも緑が楽しめます。
カウンターから振り返ると、印象的な赤い壁に丸窓があり2階と3階を緩やかにつないでいて 、その窓下の幅の狭いカウンターと下がり壁の間接照明で、ちょっとした床の間ができあがります。 窓には全て障子を入れ、壁には珪藻土、書院そして床の間、本棚にも障子を入れ全体の調和をはかり 、また部分的な変化で、小さく斜めの天井ばかりの部屋でも落ち着きのある、楽しい和室の完成です。
工事内容
・ 洋室を和室に(隠れ部屋兼書斎)
・ FIXの窓を開き窓に
・ エアコンの移設
・ 照明工事
・ バルコニー植栽工事
担当: 於保 , 吉岡
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