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【一人暮らし】マンション購入+リノベ―ションのポイントを経験者に聞く!

2024年4月30日(火)
職場の近くやお気に入りの街に中古マンションを購入し、暮らしやすくリノベーションするシングルの方が増えています。一人だからこそ実現できる、100%自分仕様の空間・・・手に入れられたら、毎日もっと頑張れるはず!でも、物件選びや資金計画などはどうすればいいの?もし、これからライフサイクルが変わったら?等など、ギモンもたくさん。分からないことは経験者に!ということで、都内でマンションを購入&リノベしたK様にお話をお聞きしました。


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目次

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最初のきっかけは「家賃がもったいない」から

都心で住むなら、家賃は10年で1000万円超えに

「仕事のことを考えると、通勤時間は30分程度にしたい。僕の場合は服なども多いため、ワンルームではなく1DKは欲しい。・・・そうなると家賃は10万円を超えてきます。でも、後からなにも残らない家賃に1年で100万円以上も使うのはもったいない。そう思ったんです」。

都内で一人暮らしをしている多くの人が共感すると思いますが、K様が中古購入にふみきったきっかけも、家賃と持ち家を比較してのことでした。

たしかに東京23区では家賃が上がり続けており、多くの区で1DKの家賃は10万円を超えています。K様が望むエリアでは15万円に届きそうなところも。


出典:at home 東京都の家賃相場(20~40㎡)2024年4月時点

また、以前からワンルームマンション投資をされていたK様。中古物件でもリノベーションすることで家賃アップが叶うことから「リノベーションの価値を知り、自分が住む家でもぜひしようと思ってました」。
 

最初のマンションを購入&リノベ!しかし転勤に・・・

予算を少しオーバーするものの、資産価値を優先

K様が購入したのは、誰もが憧れるエリアに立地するヴィンテージマンション。築年数は50年を超えていましたが、値下がりしないエリアと物件そのもののブランドイメージを重視して選びました。

「仕事上、転勤も多いため、将来的な賃貸や売却を視野に入れて資産価値が下がらない物件を選びました。当初の予算よりはオーバーしましたが、リノベーションでより価値が高められると思ったので」。

目指したのは、自身の好みを取り入れつつも『誰もが暮らしやすくカッコいい住空間』。3社にプランを依頼するなかで、ラフスケッチが最もイメージに近かったスタイル工房を選び、リノベーションへ。

築年数が古いため、壁と天井・窓の断熱工事も行い、給排水管交換で見えないところもグレードアップ。約46㎡に自転車が置ける広い土間やバーカウンター付きのキッチンを備えた1LDKの空間を実現しました。

しかし、数年間住んだのちに転勤が決定。リノベーションしたマンションは賃貸に出すことに。月々のローン返済額と管理費・修繕積立金の合計をかなり上回る家賃で入居者が決まりました。

  
ヴィンテージマンションにふさわしい雰囲気ある内装。独立した書斎がとれなかった代わりに、リビングにカウンターデスクを造作
 

再び東京に。選んだのは2件目の購入という道

エリア選びにも、前回の反省を生かして

数年後、転勤先から再び東京に戻ってきたK様。しばらくは会社の社宅に住みながら、再び中古マンション探しをすることを決意しました。

「リノベーションしたマンションに戻ることも考えましたが、気に入って入居してくださっている方がいることや、キャッシュフローがまわっていることから、2度目の物件購入に踏み切りました」。

とはいえ、都内のマンション価格は高騰中。物件不足も続いており、納得のいく物件に出会うまで半年ほどかかったそうです。そんなある日、中古物件サイトで今の物件を見つけて『ココだ』と平日の夜に内見へ。

「次の日には買い入れを申し込みました。中古探しはタイミングとスピードが肝心であることを、最初の物件探しで学んだので」とK様。

「最初に購入したマンションはスーパーなどが近くに少なく、良くも悪くも生活感のないエリアでした。今回は、それよりは少し下町というか、都心でも生活しやすい場所を選びました」。

半年間、物件を見つけては内見を繰り返した甲斐あって、築41年、47㎡で予算内の中古マンション購入が叶いました。
 

一人暮らしの空間づくりのコツは、可変性をもたせること

リフォーム済みだったけど、あえてリノベ

購入した当時、すでにマンションは内装がリフォームされ、キレイな状態。このままでも住めるものの、あえてスケルトンリノベを選択したK様。

「思い通りの間取りとインテリアを実現したかったのはもちろん、資産価値の向上という意味でも、中古購入とリノベーションはセットだなと。将来の売却や賃貸の可能性に加えて、この先、自分に家族が増えても住みやすいように考えました」。

できたのは、オープンなLDKと寝室、LDKと室内窓でつながる書斎という間取り。書斎はLDKからスキップフロアで高めにつくられており、個室としても使うことができます。

書斎のデスクにつくとLDK全体を見渡すようなかたちで、実況席のような、指令席のようないい気分。書斎の床下や書斎に上がるステップが収納になっている所もポイントです。

  
野球が趣味のK様。宝物のサイン入りユニフォームがインテリアに映える!趣味のものを好きなように飾れるのもリノベの醍醐味


徹底したスペースの有効活用とともに、使える設備は再利用してコストのスリム化も実現しました。窓の断熱工事には、国の補助金もうまく活用しています。

書斎の内装には、前回のリノベーションで気に入った木毛セメント板やOSB合板などを取り入れつつも、全体はシックなイメージに。

「インテリアの好みも、前より少し落ち着いた感じになりましたね。スペースの有効活用や収納によりこだわるようにもなりました」。

自分が住むこと、自分と誰かが住むこと、誰か他の人が住むこと・・・全てを想定した可変性がリノベーションのコンセプトとなっています。これも一人暮らしリノベに欠かせない考え方といえるでしょう。

  
カウンター付きのキッチンはこちらでも採用。トイレと脱衣室をコンパクトにまとめ、洗面室は廊下に出して、使いやすさUP!
 

都心のマンションの買い時は?K様からアドバイス

上がり下がりは誰にも予測できないから、納得いく選択を

会社員として働き、家賃収入も得ながらもダブルローンで新たな住まいを手に入れたK様。気になるのがやはり都心のマンション価格の動向と、その買い時ですが・・・?

「今は高くて、本当に探すのが大変ですよね。でも、上がり下がりって結局誰にも分からないじゃないですか。その物件との出会いはその時だけなので、良い物件があったら買うべきだと思います。逆に、それまでは時間をかけてでも納得いく物件を探す。これに尽きるんじゃないでしょうか」。

そのためには専門家の意見も聞きつつ、自分なりに物件をたくさん見てエリアの住環境を判断したり、相場観をつかむことが肝心、とK様。人に左右されず、自分で見る目を養うには、一夕一朝ではなかなか難しいようです。

スタイル工房では、ワンストップリノベーションサービスで中古探しとリノベーションをひとつの窓口で行うことが可能です。まずは入り口として、中古購入とリノベーションの知識の両方が得られるセミナーや相談会に参加してみるのはいかがでしょうか。

一人暮らしリノベの方もたくさんいらっしゃいます。「中古購入+リノベが自分にもできるかを知りたい」からのスタートでも大丈夫。ZOOMでも対応していますので、お気軽にご相談ください。


物件探しからはじめたい〜ワンストップリノベーション〜
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