事例No.991実家の記憶を引き継ぎ、新しくて懐かしい空間に東京都足立区　マンションリノベーション

●2カ所にウォークスルー動線を採り入れて風通しよく
●LDを広げ、キッチンと小上がりまでワンルームに
●実家の部材をリユースして思い出を楽しむ

リビングと洋室を分けていた壁と建具を撤去して、広々としたワンルームのリビングに変更。2つの窓から光が入るため明るさも倍増しました。
広くなったリビングには、くつろぎの場としても客間としても活用できる小上がりをご提案。畳の下には跳ね上げ式の収納と引き出しをプラスし、大容量の収納スペースを実現しました。
キッチンは対面式からレイアウトを変え、オープンなペニンシュラスタイルとしたことで、LDとの一体感が高まりました。キッチンと廊下の間にはウォークスルーのパントリーを設定し、食品ストックから掃除機まで収納しています。
洗面室も廊下と寝室からアクセスできるウォークスルー型に。さらに開閉できる室内窓を設けたことで、行き止まりになりがちな水回りに気持ちよく風が通り、寝室に直結させたことで生活動線も短縮できました。
ご実家から持ってきたすだれは、小上がりやパントリーで再利用。座卓として使われていたトチの木の天板は、脚を付け替えてダイニングテーブルにリメイクしました。その懐かしい部材をきっかけに、訪れたご家族やご親戚とともに、ご実家の思い出を語り合っていらっしゃるそうです。