事例No.453木と漆喰とコンクリート。素材のラフな手触りと、窓の緑を楽しむ家マンションリノベーション
マンションリノベーション
Google Earthで見つけたのは、緑あふれる理想の立地
そろそろ家を持とうと、Google Earthを使い、都心で緑豊かな場所を探していたS様ご夫妻。
見つけたのは、山の手線沿線の駅から徒歩5分という、多忙な共働きのご夫婦にはとても便利な立地の中古マンション。
都心にも関わらず、窓からの溢れる緑の景色が気に入り、購入を決意しました。
契約はなんと、奥様の出産の4日前だったそう!
S様はリノベーションのコンセプトやインテリアなど、部屋ごとにしっかり理想のイメージをお持ちでした。最初に希望をまとめたものに、コンセプトとして次の3つを挙げています。
「緑の景色を最大限にいかすこと」「無骨なくらいラフでシンプルなざっくり感」「ナチュラル」…緑と調和する無垢の木やレンガなどの素材感をいかしたデザインを、他の事例や書籍を参考に、具体的に共有しました。
さらに、出産直後の奥様との打ち合わせに、スマホでのビデオ会議やクラウド上でのデータ共有もフル活用。
イメージがブレないよう、細かくプランを詰めていったそうです。
見つけたのは、山の手線沿線の駅から徒歩5分という、多忙な共働きのご夫婦にはとても便利な立地の中古マンション。
都心にも関わらず、窓からの溢れる緑の景色が気に入り、購入を決意しました。
契約はなんと、奥様の出産の4日前だったそう!
S様はリノベーションのコンセプトやインテリアなど、部屋ごとにしっかり理想のイメージをお持ちでした。最初に希望をまとめたものに、コンセプトとして次の3つを挙げています。
「緑の景色を最大限にいかすこと」「無骨なくらいラフでシンプルなざっくり感」「ナチュラル」…緑と調和する無垢の木やレンガなどの素材感をいかしたデザインを、他の事例や書籍を参考に、具体的に共有しました。
さらに、出産直後の奥様との打ち合わせに、スマホでのビデオ会議やクラウド上でのデータ共有もフル活用。
イメージがブレないよう、細かくプランを詰めていったそうです。
内窓やガラスを通してどこからも緑が楽しめる住まいに
築45年ということで、水まわりなどが老朽化。カーペット敷きの床など好みでない内装デザインや、間取り・収納も自分たちのライフスタイルに合わせて変える必要がありました。
水回りの位置は基本的にはそのままに、バルコニー側の半分を占めていた和室は廃し、広々としたLDKに。
キッチンとダイニングの間にはカウンター収納を造作し、気軽な食事などをとれるテーブルとしても利用できます。
リビングの一部は壁で仕切り、寝室に。直接の窓はない部屋ですが、ガラスの引戸で、リビングを通して窓の外まで見渡せます。
玄関からも内窓を通してバルコニー側に視線が届き、まさに、どこからも緑が楽しめるつくり。
また、できるだけ壁をつくらず、可変性のある間取りにしたこともポイントです。
「子どもが小さい今は夫婦で子育てしながら暮らしを楽しむ間取りに、子どもが大きくなったら子ども部屋を作ってあげられるように」。将来の家族構成の変化にも対応できるよう配慮しました。
現わしにした天井やレンガ、モルタルと木の質感をいかして
「プラスチックなどの人工的な素材はできる限り使いたくない」というS様の希望どおり、広々としたLDKの床は自ら選んだボルドーパイン材。壁は珪藻土、カウンター横の壁はオランダ製のレンガ貼り、リビングはモルタルと、異なる素材の質感を存分に楽しむことができる空間です。
ベッドや洗面カウンター、キッチン・洗面の収納棚なども希望を細かく伺って造作しています。
たとえば下足収納はルンバが入るように、足元を少し上げたデザインに。
ダイニングのキャビネットは前の住民の残していったものをリサイクルするなど、中古品と造作をうまく組み合わせました。
ほかにも、珪藻土塗りにS様が参加されたりと、コストとのバランスを考えつつも、愛着と味わいのある空間を作り上げています。
後日譚として、住み始めて最初の年の神宮花火の日。
マンションの住民で屋上から花火を見ながらの納涼会があったそうです。
「息子におじいちゃん、おばあちゃんが一気に大勢増えたみたいです」と、成熟したコミュニティを持つマンションに住むよさを感じてらっしゃいました。
お客様のご要望
以前から、近所の緑に囲まれたマンションが気になっていたSさんご夫婦。「いつかこんなところに住みたいね」と話していたら、家を持とうと考え始めたタイミングで売りに出され、迷わず購入を決めたそうです。どの部屋からも緑の景色が楽しめる動線と、緑と調和する無垢の木やレンガなどの素材感をいかしたデザインがご希望でした。リノベーションのコンセプトやインテリアなど、部屋ごとにしっかり理想のイメージをお持ちだったので、他の事例や書籍を参考に、細かく共有。さらに暮らしやすくなるようなプランをご提案していきました。
プランニングのポイント
バルコニー側の半分を占めていた和室を廃し、広々としたLDKに。キッチンとダイニングの間にはカウンター収納を造作し、気軽な食事などをとれるテーブルとしても利用できます。天井の梁はそのまま見せて、ラフな仕上がりにしました。床はS様が選んだボルドーパイン材。壁は珪藻土です。
リビングの一部を壁で仕切り、寝室にしました。バルコニー側はガラスの引戸で、ここからも緑の景色を見ることができます。内窓から寝室をとおして、玄関からもバルコニー側が見渡せるように。どの部屋からも緑が楽しめるように設計しました。
ベッドや洗面カウンター、キッチン・洗面の収納棚など、S様のご希望を細かく伺って造作しています。たとえば下足収納はルンバが入るように、足元を少し上げたデザインに。予算内におさまるよう施主支給品を取り入れたり、造作をしたりと臨機応変に対応しています。
工事内容
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