事例No.951この先もずっと心おだやかに東京都狛江市 マンションリノベーション

●各所に「光の通り道」をつくって明るく
●インテリアはイエローをテーマカラーに

ずっと関西で暮らしてきたN様ご夫妻ですが60代になって将来を考え、思い切ってご親族がいる東京へ移住を決意。自然豊かな郊外のマンションを購入され、自分たちらしく住まう終の棲家のご相談をいただきました。
もともとは3LDKでしたが、一室は広げたいと希望されていた土間とWICに活用。残りの2つの居室も縮小して、ご親族が遊びに来てもゆったりと過ごせる広々としたLDKを実現しました。玄関ドアを開けると間口の広いホールからバルコニー越しの桜の梢まで広がる景色は圧巻です。独立していたキッチンはオープンな対面式に。ご親族と一緒に料理ができる通路幅や充実した収納を備え、楽しいひとときを演出します。
リビングとキッチンに飾られた2枚のアートパネルはご親族のお子様たちが描いたもの。この作品の陽だまりのようなイエローをもとにデザインを決めていきました。愛着のあるアンティーク家具や観葉植物などの好きなアイテムが映えるよう、木目を効かせたシンプルなインテリアを目指しています。
遊びもありつつ、各所に室内窓などで光の通り道をつくり、十分な通路幅を持たせている点もN様邸の特徴です。将来、車椅子になっても広い土間で出入りがしやすく、高めに設置したコンセントで使いやすくなど、一見、「老後のために...」を意識していないように見せながら、実は永く自立して生活できるように工夫しました。

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