事例No.663おうちでアウトドア東京都昭島市　戸建てリノベーション

アウトドアが大好きで、よくおふたりでキャンプに行くというMさん夫婦。
都心の賃貸マンションに暮らしていましたが、家賃を払い続けることに疑問を感じて、マイホームを検討。
キャンプ道具の出し入れがしやすい一戸建てで、自分たちで手を加えながら暮らせる中古物件を探しはじめました。
希望していた場所は、キャンプでよく行く山梨方面にも便利で、Mさんの実家が近い街。
自分たちで見つけた物件を、スタイル工房と提携している不動産会社のプロの目で確認。
安全性はもちろん、おふたりが実現したいリノベーションが可能かどうか見極めたうえで、購入にいたりました。
「たくさんあるリノベーション会社の中でも、スタイル工房さんは、戸建ての実績も多く安心だった」とMさん。
最初は極力シンプルにリノベーションし、好きなDIYでいろいろなテイストに変えていけたら、とのことでした。

もともとのお家は築22年で、１階にダイニングキッチンと和室2部屋、2階に3部屋+納戸＆小屋裏という構成。
部屋数と収納は多いものの、LDが独立して狭く、使いづらい間取りでした。
Mさん夫婦がまず希望していたのは、広々とした日当たりのいいLDK。
プランナーはこれを受け、部屋を仕切る壁を撤去し、天井部を現しにしてダイナミックで開放感のある空間に。
キッチンには、ステンレスキッチンに加えて、テーブル兼用のＬ字型カウンターを設けました。
カウンター下は、Mさんがあるお店の内装でコンクリートブロックを使っているのを見て、気に入ったところから採用。
本物のブロックは重量面でNGだったため、そっくりな質感のタイルを使っています。
壁はおふたりがDIY塗装で仕上げ、キッチンの一部は光沢のある白いタイルでアクセントを。
ロフトへの階段に取り入れたブラックや、ほぞ穴を残した無垢材の柱など、ほどよいワイルドさと、カフェのような心地よさが共存したLDKが生まれました。

1階は、南側の和室ひと部屋分を、玄関とひと続きの土間に変更しました。
大量、かつかさばるキャンプ用品をまとめて収納し、掃き出し窓から庭、さらにクルマへと出し入れしやすい動線に。
「いい製品が次々登場するから、キャンプ用品ってどうしても増えがちで。土間はパワフルに収納でき、手入れもしやすくて満足です」とMさん。
床をモルタルで仕上げたこの空間はとても日当たりがよくて、ここでお茶を楽しむこともあるのだそう。
庭を囲う目隠し用のフェンスにもDIYでペイントを施し、早くもおふたりらしさが加わりました。
もうひとつの和室は、大容量のウォークインクロゼットに、もとのLDKはMさんの仕事部屋と寝室に変更。
もちろん建物の基本性能も見直し、補強工事を行うことで、耐震性能も向上しています。
新しい家族と一緒に、安心して子育てできる環境も手に入れました。