事例No.937 ガラスの引き戸で軽やかにゾーニング神奈川県横浜市　マンションリノベーション

　　●和室を洋室に変え、リビングや隣の個室と引き戸でつないだ
　　●北側の2室には断熱材を施工して結露を防止
　　●キッチンの吊り戸棚をなくして開放感を高めた

使いにくかった和室を洋室に変え、リビングとの間にガラス引き戸を採用。フルオープンにするとリビングと個室が一体となり、広々と開放的な雰囲気に。引き戸は「プレイリーホームズ」のGPドアで、木製×模様ガラスのデザインもお気に入りだそう。こちらは妻のスペースということで、壁一面を大容量のクローゼットとしました。ロールスクリーンを下ろせば簡単に目隠しできます。

隣の洋室は夫の書斎兼寝室。この2室の間もフルオープンになる引き戸で仕切ったことで、開け放すとリビングから玄関ホールまでつながり、風通しが劇的に改善しました。さらに結露対策として北側の窓に内窓を設置し、壁と床の一部には断熱効果のあるガイナ塗装を施してあります。

もう1つの北側の個室は次男のお部屋。ここでも内窓とガイナ塗装で結露を防止しました。リノベーション後は冬でも結露が出ることはなく、内窓の遮音効果も実感されているそうです。お隣は収納不足を解消するファミリークローゼット。廊下からも個室からも入れる2WAYの動線を確保しました。

キッチンは設備を一新したうえで吊り戸棚をなくし、明るさと開放感をアップ。リビングとのつながり感も高まり、窓の外の豊かな緑も満喫できる家事空間となりました。