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Vol.1 企業内担当者に聞く「スタイル工房に決めた理由」

2018年5月25日(金)
リノベーションのリアルな現場をお伝えする「リノベ密着レポ」。
第7弾はなんと独身寮1棟まるごと!
個人のお家の施工実績は豊富なスタイル工房ですが、いったいなぜこのような依頼が?
打合せからプランニングや工事…個人宅をつくり上げるのとはどう違ったのでしょうか?
など、クライアントインタビューも交えながらひも解いていきます。

 

改修計画のきっかけは、外国人新入社員からの指摘

東急池上線の池上駅から徒歩10分ほどに本社を構える「株式会社 寺岡精工」。
全国に26拠点、グループ全体で3500名以上の従業員のいる大企業です!
私たちになじみの深いところでは、お肉屋さんなどにある、商品を載せると料金が出てくるはかり。
あれを、世界で初めて開発した会社でもあります。
他にもセルフレジや、スーパーなどに設置してあるピュアウォーターのサーバーなども手がけています。

リノベーション密着レポ|寺岡精工様 本社ビルリノベーション密着レポ|寺岡精工様本社ビル 1階カフェスペース
寺岡精工本社ビル(左)と1階カフェスペース(右)。リノベの打合せもほぼここで行いました

そんな寺岡精工様の本社ビルでお話を伺ってきました。
今回のプロジェクトを担当されたのは、コーポレートサービス部の難波(なにわ)さん。

リノベーション密着レポ|クライアントインタビュー
担当の難波さん

同社には、社員寮が3つあります。
そのなかでもスタイル工房が手がけたのは、本社勤務の新入社員が入るという独身寮。
駅からも本社からも近く、閑静で住みやすい立地ながら、40%が空室だったそう。
老朽化も感じていたタイミングで、入寮者や入寮予定者から「古いのでなんとかしてほしい」との声が…。

リノベーション密着レポ|社員寮1棟(before)
あらためて他の入寮者にも確認したところ、騒音や寒さなど、いくつもの課題が見えてきたそうです。

 

「せっかくやるなら、リフレッシュして仕事に取り掛かれる寮にしたい!」

改修案が役員会で承認され、見積もり依頼をしたのは3社。
設備も手がける大手メーカーと、企業内保育園を施工した会社、そしてスタイル工房。
スタイル工房が候補に入ったのは「木を使ったり、デザインにアイデアのある会社がいい」という意見によるもの。

前職で不動産関連の会社にお勤めだったこともあり、建築については知識をお持ちだった難波さん。
スケールメリットのあるメーカーや、すでに取引実績のある会社とは違い、個人宅がメインのスタイル工房については、
「寮を一棟まるごとお任せなんて…できるのかな?」
と内心、心配だったとお話されていました。

じつは、今回の改修はただ古いところを直すだけではありませんでした。
「女性フロアの新設」という目的もあったのです。
というのも寺岡精工様では、この年初めて、女性の採用数が男性を上回ったそう。
子育てしながらも働きやすい職場環境を目指して、企業内保育園も来春から開園予定。
「女性に活躍してほしい」という会社の気持ちと、住む人の暮らし心地を考えたデザイン。

ふたつの方向性がぴったりとハマったのが、スタイル工房のプランだったといいます。

リノベーション密着レポ|プランパースリノベーション密着レポ|プランパース
 

「これはいける!」プランナーの姿に感じた頼りがい

ヒアリングで判明した、入居者の不満は以下の通りでした。
1. 部屋の内外の騒音
部屋で話している声が共用廊下まで聞こえる
通りに面しているため、外を歩いている人の声がはっきり聞こえる

2. 寒さ
北側の部屋は冬の間、とても寒い

3. 外の光や視線が気になる
通りに面している部屋は通行人から部屋が見えてしまう

リノベーション密着レポ|beforeリノベーション密着レポ|
上記に加えて、建物そのものの老朽化や、部屋ごとに備品がバラバラなため、管理しづらいことなどもありました。
また、女性フロアの新設に伴い、防犯面にも気を配らなければなりません。

10月に現地調査を行い、ほどなくプラン提案。
来年度からの新入社員を迎えるならば、かなりタイトなスケジュール。
急ぎ足で準備が整えられました。

初プレゼンの印象を「スタイル工房のプランナーさんに頼りがいを感じました」と話す難波さん。
普段と同じようにプラン提案を行うその姿は、まさに立て板に水。
それは「楽しい暮らしができるお家が私たちの願い。それは個人宅も寮も変わらない」という信念があってのものでした。

では、具体的にはどんな風に、課題解決を行っていったのでしょうか?
信念は同じ…とはいえ18戸1棟丸ごとの施工は、果たしてスムーズに進んだのでしょうか?
次回以降でお伝えしていきたいと思います!
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