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外もステキにできるの？一戸建てリノベの「外観」工事

2021年7月4日(日)

マンションのニーズが高いということもあり、リノベーション実例の写真は、内観がほとんどです。でも、もし一戸建てリノベを考えているならば、外をどんなふうにしたかはぜひ見たい！ですよね。中はもちろん、外も思い通りのデザインにできる？新築との違いは？など、気になる外観リノベの施工例を集めてみました。

カタチは変えられないから、素材感でデザイン

おうちのかたち自体は変えられないリノベーションでは、塗装や屋根の仕上げでこだわりを発揮するのが定番。

こちらは「暮らしをイメージしやすい、シンプルな四角いかたち」を探して見つけたおうち。
積み木のおうちのような、切妻屋根のかわいい中古一戸建てを購入してのリノベーションです。

木目調の玄関ドアに、ジョリパッドの左官仕上げの外壁。
近寄るとコテ塗りの凹凸が味わい深く、お天気や時間によって変わる陰影がとても表情豊かです。

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No.752　三角屋根の下で、家族と一緒に過ごす“おうち時間”～心地よい光と息づく自然素材～

まわりの景色と調和する美しいデザイン

外観デザインは、周辺環境や街並みとの調和も考慮に入れる必要があります。

こちらは傾斜地に建ち、緑豊かな森をのぞむ環境が気に入って購入した中古戸建。
緑の木立が映えるホワイトの外壁に、広々としたウッドデッキを設置しました。

庇の間接照明で、日が暮れるとライトアップしたようにドラマチックな表情に。
木立に囲まれて、夕闇に浮かび上がるリビングとウッドデッキがとても幻想的です。

こちらは玄関側。
2.5階にあり、こちら側には窓はないためタイルと間接照明で演出しました。
足元のレンガや植栽も雰囲気たっぷりで、物語のはじまりを感じさせるようなアプローチです。

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No.718　非日常と日常を楽しむ　～DualLife Part.1～

内外のギャップを作るのも楽しい

外とのギャップをつくることで、中に入ったときの新鮮な驚きを演出できるのも、外観リノベの醍醐味のひとつ。

グリーンに塗装したドア、赤いポストなどをアクセントに、どこかレトロな趣ある玄関まわり。
10年ほど前に購入した中古戸建にそのまま住み、今回リノベーションすることになったおうちです。

5人家族で洗濯物も多いことから、2階に透明な庇と手すりを備えた物干し場をつくりました。
ホワイトを基調にした外観は、お庭側から見てもシンプルでさわやかな印象を受けます。

玄関をあけると、土間と一体になったリビングがひろがる室内。
コンクリートや屋根材を現しにして、木毛セメントやモルタルと組み合わせた素材感たっぷりの空間です。
外観からは想像もつかない内観に、思わず「わぁ」と声を上げるお客様も多いはず。
このようなワクワク感のある家づくりや暮らしっていいですね。

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No.557　―自然素材に囲まれて―　家族の思い出を紡ぐ家

見るたびに元気になれそうなイエローを外観に

ここまでホワイトが基調のおうちをご紹介しましたが、外観は白だけとは限りません。

たとえばこんな、元気になれそうなカナリアイエローのおうちはいかがでしょうか。
こちらは賃貸併用型のご実家を二世帯住宅にリノベーションした例。
2階建て木造アパートの味気ない外観を、塗装でガラリとイメージを変えました。

道路との段差が大きかった玄関は位置を変えて、横向きの緩やかな階段とポーチを設置。
門柱は木で造作し、2階に上がる外階段は必要がなくなったため、撤去しました。
ランプのようなデザインの玄関灯や曲線を描くアイアン、イエローの壁が、まるで外国の街角のようです。

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No.389　古い木造住宅を二世帯住宅として再生させる

まとめ

それなりに予算もかかるため、どうしても内装より優先順位が低くなってしまう外観。耐震工事や住宅性能面にかかわる工事だけを先に行い、塗装などのデザイン面は数年後に…という方もたくさんいらっしゃいます。

また、おうちの状態によっては、リノベーションでなく建て替えたほうがいい場合もあります。予算・性能・デザインすべてにおいて新築のほうが有利な場合は対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
最後に、スタイル工房でお世話になっている大工さんが新築で建てたおうちをご紹介します。