飾り棚に、お気に入りを置いてリノベの仕上げ。みんなはどんな風に飾ってる?
リノベーションのささやかだけど大きな楽しみのひとつに、飾り棚をつくることがあります。お気に入りの雑貨やポスター、これまでは場所がなくお蔵入りしていた作品などをステキに飾るチャンス!そんなご自慢のディスプレイコーナーのある事例を集めてみました。
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目次
- パイプスペースの凸凹を飾り棚で目立ちにくく
- 小口を薄くした棚板で、よりシャープな印象に
- 視線が集まるテレビの上に、シンプルな違い棚
- 仕事の合間の気分転換に、お気に入りを集めて
- 構造上、抜けない柱に棚板をわたして飾り棚に
- まとめ
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パイプスペースの凸凹を飾り棚で目立ちにくく
【マンション|築22年|リノベ面積 約77㎡】
お気に入りの雑貨を飾るスペースが欲しい、とのご要望に応えてつくった飾り棚。
奥の出っ張りはパイプスペースで、内側にあった余分な空間をできる限り小さくしてすっきり。
横からフラットに見えるように棚板を設置して、壁の凸凹が目立たないようカバーしています。
パイプスペースのある部分の棚にはお猪口などの小物を、奥行きのある側には扇子など大きいものを。
飾るものもメリハリをつけて、ディスプレイを楽しんでいらっしゃいます。
写真の事例詳細はこちら:事例No.952 大切なものを、いつもそばに
小口を薄くした棚板で、よりシャープな印象に
【戸建て|築18年|リノベ面積 約90㎡】
2階リビングの一角、カウンター収納の上部に飾り棚を2段設置した例。
こちらは棚板の小口側を薄くすることでシャープな印象に。
棚板のボリュームが抑えられ、飾るものが引き立って見えます。
ホワイトと木を基調にした北欧インテリアは、シンプルがゆえに意外とバランスが難しいもの。
このようなちょっとした工夫で、洗練された空間をつくり上げています。
写真の事例詳細はこちら:事例No.883 こだわり空間 -お気に入りに囲まれて-
視線が集まるテレビの上に、シンプルな違い棚
【戸建て|築23年|リノベ面積 約67㎡】
ヌックのあるリビングの高い位置に、2段の違い棚を設置した例です。
違い棚(ちがいだな)とは段違いに取り付けた棚のこと。
もとは書院造の床脇(床の間の隣)に用いられていた意匠ということもあり、どこか和の雰囲気を感じさせます。
棚板もやや濃い目のブラウンで、アンティーク風のインテリアと合わせました。
テレビ台の上部は視線が集まりやすいため、飾り棚をつくるのにぴったりの場所です。
写真の事例詳細はこちら:事例No.932 ゆとりのある暮らし方
仕事の合間の気分転換に、お気に入りを集めて
【マンション|築35年|リノベ面積 約83㎡】
リビングの事例が多めですが、こちらは書斎にある飾り棚。
壁の一面だけ柄クロスで変化をつけ、ちょっとしたものが飾れる棚板を設置しました。
好きな雑貨やグリーンを置いて、遊び心のあるコーナーに。
仕事の合間に眺めて目と心を和ませれば、いい気分転換になりそうですね。
写真の事例詳細はこちら:事例No.859 我が家で暮らす 〜心機一転〜
構造上、抜けない柱に棚板をわたして飾り棚に
【戸建て|築34年|リノベ面積 約136㎡】
1階にあったリビングを2階に移したリノベーション。
洋室3室分を広々としたLDKにしましたが、耐震性を保つために撤去できない柱が残ってしまいました。
そこで、柱の間に棚板を渡して飾り棚に。
キッチンとリビング・ダイニングの間をうまくゾーニングしつつ、光と風は通るため開放感は損なわれません。
両側から見えるように写真をたくさん飾って、家族のメモリアルコーナーにしました。
写真の事例詳細はこちら:事例No.956 光あふれる家族時間を大切に
まとめ
飾り棚をつくるにあたって悩むのが棚板の奥行きサイズ。ちょっとした雑貨や写真立て、小さいグリーンなどを飾るのであれば15cm程度までが目安となります。奥行きが大きくなりすぎると圧迫感が出たり、飾るものが見えづらくなるので注意。ベストはあらかじめ置きたいものを決めてつくること。置きたいものが最も映える高さや、棚板の素材にこだわることもできます。ぜひ楽しんで飾ってください!