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【マネージャーに聞く】未経験から“育ててもらえる”環境がある。一人ひとりに合わせたキャリア支援を

2025年08月08日(金)

「建築学科ではないけれど、リノベーション会社のプランナーになりたい」という学生の方や、「住まいやインテリアが好きだから、リノベーション業界で働きたい」という他業界で働く方の場合、未経験からでもプランナーを目指せるかは気になる部分ではないでしょうか。

スタイル工房では、建築学科出身ではない新卒入社の社員も、業界未経験で中途入社した社員も経歴に関係なく活躍しています。

他業界からリノベーション業界に転職した経験を持ち、教育担当である楢崎さんにスタイル工房の新人教育についてお話いただきました。

 

マネージャー 楢崎 
インテリアコーディネーター
舞台照明の仕事に10年以上携わったのち、リノベーション業界へ転身して20年。
スタイル工房には入社して12年が経ち、現在はマネージャー兼プレイヤーとして8年ほど、現場に関わりつつ、採用や教育、社内業務の管理など、幅広い業務を担っている。
趣味はキャンプ。保護猫との暮らしに癒される毎日。

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目次

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入社後の研修はスタイル工房のリノベーションを学ぶところからスタート

教育担当として、研修や新人教育の企画・運営などを行っています。新卒採用で入社される方も、中途採用で入社される方も、スタイル工房におけるリノベーションの進め方を知っていただくために最初は研修を受けていただきます。

営業設計部の場合、建築や建材の種類などの基本的なリノベーションの知識を学ぶ座学や、CADを用いて図面を描く研修などがあります。また、工事現場においてリノベーション工事の流れを学ぶ期間があるのは、社内に営業設計部と工事部があるスタイル工房の特徴です。

現場では工事の様子を見学するだけでなく、実際に施工管理補助として軽作業なども行います。工事部の施工管理のもとでリノベーションの方法や工事の流れを知ることは、実際にプランニングや様々な業務を行う上で必要です。 また、今後チームを組んでリノベーションを進めていく施工管理のスタッフや職人さんとコミュニケーションを取る機会としても重要な期間となっています。

実際に現場研修は、工事部の先輩スタッフが丁寧に指導してくれることもあり、「現場研修は色々な発見があって楽しかったです」といったポジティブな感想が多く、企画する側としてはうれしいですね。

 

 

社員教育に“マニュアルがない”理由 一人ひとりに合わせたキャリア支援

研修期間が終わった後は、主にプランナーの業務をサポートするアドバイザーとしてリノベーションに携わっていただきます。お客様との打ち合わせ等の日程調整、CADでの図面作成、材料発注、サンプル手配など、アドバイザーの業務は多岐に渡りますが、入社1年目は様々な業務を担当しながら仕事を覚える期間です。

研修内容は決まっている一方、スタイル工房の社員教育にはマニュアルはありません。一人ひとりの成長スピードや個性に合わせた柔軟なサポートが特徴です。最初はリノベーション案件を担当するプランナーについて、一つ一つ仕事を学びながらできることを増やしていってください。

その後、成長速度にもよりますが入社2~3年目を目途に、お客様対応からプラン・見積作成などが一通りできるようになった段階で、住宅の一部をリノベーションする“部分リノベ”に挑戦していただきます。

新築とは違い、同じ工事が一つもないリノベーションだからこそ、多くのことを経験しながら、マニュアルに頼らない幅広い対応力を身に付けていっていただければと考えています。

 

 

舞台照明の世界から、未経験で住宅リノベーション業界へ

私の話をさせていただきますと、舞台が好きだったこともあり、この業界に入る前は舞台照明の仕事に就いていました。全国を飛び回る日々でとても充実していました。そうした日々を送る中で、「毎日自分の家に帰ることができる仕事をしたいな」と思い始めた頃、私の家をリノベーションしていただいた縁から、担当してくれた会社に未経験で入社することになりました。

前職であるリノベーション会社では、接客から提案、設計、積算業務、現場まで幅広く担当。人数が少なかったため、経理や広報も含めて経験することで、様々な知識を得ることができました。

7年ほど働いた後、都内へ引っ越しすることになり、「自然素材を取り入れたリノベーション会社を探す中でスタイル工房を知り、入社することに。入社当初から“部分リノベ”など担当しています。

 

 

【未経験からでも活躍できる?】「経験を積んでプランの引き出しを増やしていけるか」が重要

私の場合は建築学科出身ではなく、全くの未経験からリノベーション業界に転職しました。特に住宅リノベーションの場合は、お客様の要望に合わせたプランを提案することが必要になりますので、「経験を積んでプランの引き出しを増やしていくこと」が重要だと感じています。

そうした意味では、新卒入社の方でも、中途入社の方でも、「リノベーションをやりたい」という強い気持ちがあれば未経験スタートでも活躍することは可能です。一方で、建築知識も含めて住まいづくりに関して学ぶべきことは多く、経験がものをいう業界ですので、長く続けられる人にプランナーは向いていると思います。

未経験・建築知識ゼロでスタートした若手のスタッフも建築や住まいづくりが好きで、熱心に勉強している方は成長が早く、早くから活躍している印象はあります。

 

 

最終的にはお客様の喜ぶ顔が一番。楽しみながら働いて欲しい

リノベーション業界で働く中で感じるのは、「お客様の数だけリノベーションがある」と言っても過言ではないほど、前提となる要望やプランが毎回違うことです。プランを考える側として、「お客様にどういった提案をしようか」と考えるのは楽しい反面、建売の新築や定型的なリフォームに比べると、マニュアルが作りにくい点は課題に感じています。

マニュアルが作りにくいリノベーションだからこそ、日々、仕事の中で学んでいく姿勢は重要です。また、普段から暮らしと身の回りのものに興味を持って、「どうしたらもっと暮らしやすくなるだろう」と考える視点も後々役立ってくると思います。そうして学んだ知識や、自分ならではのアイデアをプランに活かして、お客様に喜んでいただけた時はやはり嬉しいものです。

住まいづくりが好きで、人と話すことが好きな方は、リノベーションの仕事は向いていると思います。ぜひ一緒に働きたいですね。

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