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Vol.15<後編>フローリングの遮音等級「L値」って何のこと?

2019年10月28日(M)
新築もいいけど、好きな街で、オリジナルの暮らしがしたいなら中古を買ってリノベーションするのがおすすめ!でも、中古物件ってどうやって探せばいいの?というギモンにお答えします。第15回目は、気になる「隣接住戸との騒音問題」。とくに、小さいお子さんがいらっしゃるご家族にとっては、子どもが家中を走り回って下の階の方からクレームが来たらどうしよう・・・と悩まれる方も少なくないと思います。

無垢フローリング|フローリングの遮音等級「L値」って何のこと?
使用する床材の遮音等級制限があるマンションも
共同住宅では、床の遮音性能基準が以下のように定められています。
5等級 LH-50 LL-45
4等級 LH-55 LL-50
3等級 LH-60 LL-55
2等級 LH-65 LL-60

マンションによっては、管理規約や使用細則などで「床はL-●●または同等以上の性能を有する床材にて施工すること」などと定められていることがあります。
一般的にはLL-45以上という基準のマンションが多いですが、直床という構造で建てられているマンションなどの場合はLL-40以上と、少し厳しめの基準のマンションもあり、選択できるフローリング材の種類が限られる場合もありますので、リノベーションを検討する際には、必ず事前にマンションの管理規約等を確認するようにしましょう。


結局は、住んでみなければわからない
しかし、マンションの遮音性能は様々な条件によって大きく変わってきます。
床材のL値だけでは、実際にどの程度、騒音が聞こえにくいかを判断することはできません。

音の問題に直接的に影響してくるのは、上階や下階にお住まいの居住者の家族構成やライフスタイルです。
そのため、実際に住んで生活をしてみないとわからない部分が大きいのです。

とはいえ、騒音問題がとても気になるという方は、できるだけコンクリート(スラブ)が200mm以上の厚さで設計されているマンションを選んだり、リノベーションの際にできるだけ遮音等級の高いフローリングやカーペットを選ぶようにしましょう。

残念ながら、床スラブの厚さは、中古マンションのポータルサイトや不動産会社からもらう物件資料には、記載されていません。

床スラブの厚さを知るためには不動産会社経由でマンションの管理組合等に確認する必要があり、床スラブが厚いマンションだけを探すのはかなり困難です。
条件の良い物件が見つかった際に、床スラブが薄くないかどうかを確認する、という方法がよいでしょう。


大切なのは、周囲への思いやり
もっとも大切なのは、マンションの居住者それぞれが上下階への騒音の配慮をして生活をすることです。

お子さんがいらっしゃるご家族は、お引っ越ししたら近隣の住戸の方に「子どもがいるので、少しうるさいこともあるかもしれません」とひと言ご挨拶をしておくだけでも、騒音の感じ方が違ってくるはずです。
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