【中途入社のアドバイザーに聞く】入社1年目に苦労したことは? 研修は役に立った?
他業界からリノベーション業界に転職し、アドバイザーとして活躍するスタッフも多いスタイル工房。他社とは仕事の進め方などが違う面もあるため、業界未経験の方も経験者の方も研修からスタートします。
新築注文住宅の営業担当から、スタイル工房のアドバイザーに転職。入社4年目でコーディネートプランナーにステップアップした島村さんに「スタイル工房の研修について」「入社1年目に苦労したこと」などを語っていただきました。
アドバイザー(現在はコーディネートプランナー) 島村
二級建築士
アドバイザーとして2022年にスタイル工房へ入社。現在は部分リノベーションのプランナーとしても日々奮闘しています。建物を巡るのが好きで、旅行先も気になる建築がある街を訪れることが多いです。
――――――――――――――――
目次
- 中途入社でも充実したリノベーションの基本研修を受けられる
- リノベーション工事の動きが分かる現場研修
- 【入社1年目、大変だったことは?】1案件で10枚以上の図面を描くことも
- 【中途入社新人エピソード】印象に残っている仕事は?お客様に喜んでいただけた造作家具
- 他社での経験があるからこそ気づいた、スタイル工房の魅力
――――――――――――――――
中途入社でも充実したリノベーションの基本研修を受けられる
スタイル工房では、新卒・中途入社に関わらず、入社後に研修を受けてからアドバイザーの業務をスタートします。研修でははじめにスタイル工房の社風や考え方、業務フロー、社内ツールの使い方、社内ルールなどを教えていただきました。
その後、先輩スタッフに同行して約1ヶ月間の現場研修へ。現場研修が終わった後は、事務所で設計の先輩スタッフからCAD研修を受講しました。約1カ月間、CADで図面を作成する課題に取り組みつつ、実際にお客様のお宅に伺って採寸を行い、既存図の作成も経験しました。
前職ではCADを使っていませんでしたので、CADの使い方を分かりやすく教えていただけたことがアドバイザーの業務で非常に役立っています。CAD研修がなければ図面作成の業務は担当できていないですね。
リノベーション工事の動きが分かる現場研修
営業・設計部と工事部が共同で行う新入スタッフ現場研修があることも、スタイル工房の特徴です。リノベーションの工事現場で、「先輩のプランナーやアドバイザーがお客様とどのように接しているのか」、「現場で工事部がどういう動きをしているのか」を実際に見ることができ、研修後のアドバイザー業務でも非常に役立ちました。
また、スタイル工房のスタッフだけではなく、職人さんともコミュニケーションが取れることは現場研修の良さだと思います。スタイル工房と一緒に働いてくださる皆さんはフレンドリーな方が多く、話しやすいのは良い意味でのギャップでした。
研修が終わり、正式にアドバイザーとして現場に行った時に、研修で話した職人さんから「島村さん、ひさしぶり!いよいよ現場デビューか」と言っていただけた時は、覚えていてくださったのだな、とうれしかったですね。
【入社1年目、大変だったことは?】1案件で10枚以上の図面を描くことも
CADでお客様にお見せできるレベルの図面を描くのは、慣れないうちは時間がかかるものです。家全体をフルリノベーションする場合、リビング、キッチン、玄関、こども部屋など、場所ごとに図面を描くことに加え、電気図や詳細図も書くので1物件で10枚近く図面を描きます。
同時に複数の案件を担当することも多いため、図面を描く能力とスピードはアドバイザーには必須だと実感しています。また、入社1~2年目の頃は覚えることも多く、仕事に追われていた記憶ですね。
一方で、1人で担当するのではなく、プランナーや教育担当の先輩にサポートしていただきながら、チームで動けることには助けられました。
【中途入社新人エピソード】印象に残っている仕事は?お客様に喜んでいただけた造作家具
入社2年目にアドバイザーとして参加した「事例No.907 本も喜ぶ住まい」は、デスク・本棚・キッチンカウンターなど造作家具が多く、詳細図をたくさん描いた案件です。
お客様とコミュニケーションを取りながら、お持ち物や身長、暮らし方に合わせて寸法を細かく調整していく作業は、とてもやりがいがありました。
特に本棚は、お持ちの本やファイルボックスの高さに合わせて制作する完全オーダーの造作でしたので難しい面もありましたが、うまく収めることができ、お客様に喜んでいただけたことは印象に残っています。
図面作成は時間のかかる作業ですが、自分の描いた図面を元に完成した住まいを見ることができるのは、アドバイザー業務の面白さのひとつでもあります。
他社での経験があるからこそ気づいた、スタイル工房の魅力
スタイル工房の良さは、お客様一人ひとりの暮らしに深く寄り添い、細部にまでこだわった提案ができるところだと思います。また、社内に営業・設計部と工事部があり、チームを組んで連携しながら、一体感をもってプロジェクトを進められるのも強みです。
アドバイザーとして、プランナーの仕事を間近で見ていて特に実感するのは対応力の高さです。お客様からお聞きした課題や要望に対して、さまざまな方向からアイデアを出し、期待を超えるリノベーションを提案していく。
型にはまったプランではなく、案件ごとに全く違ったプランを生み出し、お客様のライフスタイルの可能性を広げていけるのは、スタイル工房ならではの魅力だと感じています。