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Vol.2 不動産会社と二人三脚でリノベ前提の物件探し

2018年5月15日(火)
リノベーションのリアルな現場をお伝えする「リノベ密着レポ」。
第6弾は賃貸住宅にお住いのご夫婦が中古マンションを購入し、自分たちのライフスタイルに合わせた居心地の良い住まいを実現したK様邸のリノベーションレポートです。

前回の記事はこちら↓
Vol.1 適度に街で適度に自然がある場所で、自分たちらしい暮らしがしたい!
 

◆まずは希望する物件の条件を整理することが物件探しの第一歩


とりあえず話を聞いてみようと、軽い気持ちでセミナーに参加したK様でしたので、希望する物件の条件や予算はあやふや。「セミナー後の個別相談は、本当に申し訳ないくらいでした。本気で買うぞ!と思っていたわけではなかったので、希望は?と聞かれても、今考えています!というくらい、何も決まっていませんでした」。そこで、まずはエリア選定から始めることに。

セミナー後、住みたいエリアについて改めて夫婦で話し合いました。明確に「ココに住みたい」という希望はなかったそうですが、緑が多くて静か、ごちゃごちゃした街はイヤだけど、仕事で遅く帰ったときにご飯を食べられるお店がある、程よい感じの街で暮らしたかったそうです。週末になると気になる街を訪れては街の雰囲気を確認したり、路線図に通勤時間を書き込んで、お二人が一時間強で通勤できるエリアをチェックしたり……。「行ってみて気に入った街」「行ったけど気に入らなかった街」「今まで住んだことがある街」など、とにかく思いつく街を列挙。それぞれ細かい理由まで書かれたメールを見て、お二人の真剣さが伝わり、「K様のチカラになりたい!」と足立さんは思ったと言います。


エリアの以外の条件は「猫が飼えること」。どちらかと言うと、ご主人は戸建派、奥様はマンション派でしたが、戸建ては密集地で窓が開けられないような場所が多いこと、再建築不可の物件が多いことなどから自然とマンションに。その他、細かい条件を「絶対条件整理シート」を使って確認。大通り沿いはOKか、宅配BOXは必要か、お墓の近くはOKかなど、細かなことまで「絶対譲れない」「気にしない」「妥協できる」の3段階でチェック。このシートを作成することで、お客様の条件が明確になり、物件紹介の精度とスピードが上がるといいます。その後のやりとりで新たな要望が出てきたら、その都度シートに付け加え、ブラッシュアップしていくそうです。

リノベーション密着レポ|物件探しの絶対条件整理シート
アンケートを確認しながら「絶対譲れない」「気にしない」「妥協できる」を明確にしていく

そのやり取りをしながら、エリアを中央線と京王線とし、緑が多くて静かで、猫が飼える物件を探すことになりました。

リノベーション密着レポ|K様の愛猫ぷくちゃん
Kさま邸の愛猫ぷくちゃん

 

◆コメント付きの丁寧な物件資料で見るべきポイントが明確に


物件紹介に一番力を入れている足立さん。「予算」「広さ」「立地」で物件を検索し、該当する物件のマイソク図面(不動産会社に流通している物件資料)をガサッと送ってくる不動産会社が多い中、物件を細かくチェックし、良いと思う物件だけを紹介。そのため、紹介する物件はほかの不動産会社に比べると圧倒的に少なくなります。場合によっては2週間に1物件しか紹介しないことも。「逆にお客様が気になった物件を教えていただき、良い・悪いを判断しバックしたりもします。物件選びは共同作業なんです。一緒にやる。僕は不動産業者ではなく、家を探す人のサポーターでありたいと思っています。」もちろん、お客様が見つけてきた物件にNO!と言うことも。K様曰く「これどうですか?と物件を送って、こういう理由でお勧めしませんと言われて、なるほどと納得でした」。そんなやり取りが幾度となく繰り返されました。

リノベーション密着レポ|物件選び 打合せの様子

そして物件資料にも工夫がありました。通常、不動産会社はマイソク図面をそのまま送ってきます。ですが、一般の人がマイソク図面だけで物件の良し悪しを判断するのは難しいものです。「図面の出来が悪いせいで、良い物件を見逃すケースもあります。僕はお客様に物件の良さが伝わるように良いところ、気になるところの参考資料を添付したり、プロの視点からのアドバイスなどを記載してお渡ししています。」リノベーションを前提にしたコメントは、大いにK様の役に立ったそうです。また、最初に手間をかけることで、お客様も足立さんもイマイチな物件を見に行かなくて済むので、無駄な内見をせずに済むメリットでもあります。

リノベーション密着レポ|物件資料

「足立さんから物件資料が送られてくると、なるほど面白い!とだんだんその気になってきました(笑)」と真剣に物件探しに取り組み始めました。送られてくる物件資料のコメントや、一緒に内見に行くことで、物件の見るべきポイントやローン控除のこと、リフォーム前提で見るべきところなど、新たに学ぶことがたくさんあったと言います。「ラーメン構造か壁式構造か。壁式だと動かせない壁があるとか、管理費や修繕積立金がどうなっているか、管理についても確認した方が良いとか、いろいろ知ることがありました。」わからないことは自分たちでも調べたり、スタイル工房の完成見学会に参加するなどして、熱心に勉強されたようです。「不動産についてちゃんとわかっているつもりでいたけど、何もわかっていなかった」とご主人。K様からもどんどん物件資料が送られてきました。かなり、中古リノベに前のめりになってきたようです。

 

◆内見5物件、たった4か月で理想の物件に出会えた!


そして、ついに運命の出会い! 2月14日、バレンタインデーに紹介された物件でした。駅徒歩14分、新耐震の400世帯の物件。決め手は、落ち着いた街、梁のない大きな窓で明るい室内、緑ではないけど抜け感のある眺望でした。広い中庭があり、外廊下が明るいのもポイントだったようです。管理も行き届いており、修繕積立金もしっかりプールされていました。「室内はリノベーションしてしまえばどうにでもなると思っていました。」大規模物件は考えていなかったそうですが、バランスの取れたこの物件はK様の希望に合う物件でした。
あとは、ローン審査だけです。今回は個人の審査が通りやすいというフラット35を利用することに。ドキドキしながら結果を待っていると、無事にローン審査が通ったという知らせが!そして2017年3月4日、無事契約に。もちろん、申込前にスタイル工房のプランナーと共に現地を訪れ、希望するリノベーションができるかどうか確認してもらいました。内見の同行にすぐに対応できるのもワンストップだからこそ、ですね。


ワンストップリノベーションサービスはローン審査においてもメリットがあります。K様のような中古リノベでは物件費用とリノベ費用を合わせた金額でローンを組むことが多いのですが、ローン審査にはリノベーションの見積もりも必要です。この見積り作成に時間がかかってしまうと、その間に他の人に買われてしまうことも。いかに早く妥当な見積もりが出せるか、これが重要なのです。ご自分でリフォーム会社を探し、見積もりをお願いし、不動産会社に渡すとなると、時間もパワーもかかりますよね。でも、ワンストップリノベーションサービスなら、不動産会社とスタイル工房が連携しているので、買いたい物件が決まったら不動産会社からスタイル工房に連絡し、迅速に見積もりを出してもらえます。今回も足立さんがすぐに連絡し、見積もりを作成してもらいました。プランの内容も事前にヒアリングできていたため、スムーズでした。

リノベーション密着レポ|プランの打合せ

セミナーに参加する前1年以上、方向性も決まらなかったK様ですが、セミナーに参加して4か月、6回の物件紹介、5件の内見で理想の物件を手に入れることができました。次はリノベーションです。ローンの承認が下りるのと同時に、プランの打合せを設定。プランに関しては奥様にはかなりのこだわりがあったようです。次回は理想の暮らしを実現するためのこだわりのプランとプラン作成のコツをお伝えします。

 

◆K様新居お引越しまでのスケジュール


2015年くらいから住まい探し開始
2016年10月26日 スタイル工房 ワンストップリノベーションセミナー参加
2016年11月19日 初めての内覧。かなり気に入った物件だったが購入見送り…。この後は少し物件探しの熱が冷めてしまった…
2017年2月14日 運命の出会い!即申し込み!
2017年3月4日 ローン審査が通り、無事契約へ!




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