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「リノベーションしなければ…」と後悔しないためのポイントは?具体的な事例で解説

2023年3月31日(金)
リノベーションによって自分らしい暮らしを手に入れることができる一方で、中には「リノベーションしなきゃよかった…」など、リノベーションしたことを後悔している人もいます。

一生モノの買い物、やるからには後悔したくない!と思うのは当然です。

今回は、リノベーションをする上で覚えておきたい「後悔しないためのポイント」について具体的な事例を交えながらご紹介します。

ぜひご自身でリノベーションを検討する上でのヒントにしてみてくださいね。
 

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目次――――――――――――――――

リノベーションで発生しがち!費用に関する後悔



「こだわりすぎて予算をオーバーしてしまった」「諸経費のことを頭にいれていなかった」など、費用面で後悔することは少なくありません。

ここでは、リノベーションで発生しがちな費用に関するよくある後悔と、費用面での後悔を避けるためのポイントを紹介していきます。
 

予算をオーバーしてしまった

「せっかくリノベーションするなら、理想の家をつくりたい」
「自分がやりたかったことをカタチにして、自分らしい暮らしを実現したい」
と思うのは当たり前。

しかし「あれもこれも……」と要望が増えていき、いつのまにか費用も膨れ上がってしまうことも。気づけば計画していた予算をはるかにオーバーしてしまう、ということになりかねません。

「やりたいこと」と「予算」のバランスを考え、やりたいことに優先順位をつけて、実現可能な範囲で実現するようリノベーション会社と相談していくことが大切です。

自分らしい暮らしを諦めるのではなく、使う素材のグレードを下げたり、ドアを1つ取ったりなど、コストダウンのポイントもあるので、まずは予算とやりたいことをしっかりと伝えていきましょう。

▼もっと詳しく知りたい!▼
「プランナーに聞いた!➁「リノベのコストダウンの工夫」」
 

諸費用を頭に入れていなかった

中古物件を購入してリノベーションするワンストップリノベーションの場合、住宅の本体価格や土地代、リノベーション費用のほか、さまざまな諸経費が必要となります。

リノベーションで後悔する人にありがちなのが、この諸経費を頭に入れていなかったために予算オーバーとなってしまうケースです。

例えば

●  売買契約や建築工事請負契約、住宅ローン契約時の印紙代
●  大規模な改修などにより建築確認申請が必要となった場合の申請料
●  住宅ローンを利用する際の手数料や保証料など
●  消費税
●  不動産取得税や登記費用など
●  火災保険や地震保険などの住宅保険料

などといった費用が発生します。

ほかにも、仲介業者を介して中古住宅や中古マンションを購入すると、仲介手数料などもかかります。

家具や電化製品を買い替えるための費用やこれまで住んでいた家からの引っ越し費用についても、予算として入れておきましょう。

また、今の住まいをリノベーションする場合も、仮住まいが必要な場合の家賃や手続きに関する費用などが発生しますので、事前に調べておくことがおすすめです。

「予算が足りない!」と慌てないように、事前に資金計画をしっかりと立てておくとスムーズに進められます。

▼もっと詳しく知りたい!▼
「プランナーに聞いた!④「工事費用以外にかかるお金」」
 

予算のことを考えすぎてしまい本当にやりたいことがやれなかった

リノベーションで後悔しないためには、やりたいことと予算のバランスを考えることが大切なのですが、予算オーバーを気にするあまり、理想の住まいとはほど遠い仕上がりになってしまうことも考えものです。

予算を気にしすぎてやりたかったことを諦めた結果、リノベーション後の暮らしがストレスとなってしまうことも。

理想の自分らしい暮らしをリノベーションで実現するためには、今の暮らしで困っていることや不満などをピックアップし、予算内でいかにこうした点を解消していくかをプロに相談しながら進めていきましょう。きっと素敵なアイデアが出てくるはずです。

▼もっと詳しく知りたい!▼
「リビングに収納に洗面…100万円以内でどこまでリノベできる?」

リノベーションで発生しがち!物件選びに関する後悔

参照元:「Vol.26<前編> リノベに適した中古物件、その選び方・見極め方は?【眺望編】」

購入した中古物件をリノベーションする場合、建物の構造や躯体、マンションの管理規約による制限で、思い通りの間取りやデザインにできないことも。

選んだ物件で後々後悔しないためにも、具体例を交えながら3つのポイントをご紹介します。
 

1.立地や周辺環境をよくリサーチしていなかった

これはリノベーションに限らず、物件選びをする際に気をつけたいのが立地や周辺環境です。

立地や周辺環境のリサーチをおろそかにしてしまうと、コンビニエンスストアやスーパーマーケットが遠くて不便さを感じたり、交通量の多い道路や人通りの多い繁華街を子どもの通学路として利用したりしなければならないなど、実際に住み始めたあとで「住みづらい」「暮らしづらい」ということになりかねません。

物件を探す際は、近隣の人から話を聞いたり、インターネットの口コミサイトやSNSでその地域の評価を調べたりするなどして、事前にしっかりとリサーチしておくようにしましょう。

▼もっと詳しく知りたい!▼
「Vol.26<前編> リノベに適した中古物件、その選び方・見極め方は?【眺望編】」
「Vol.26<後編> リノベに適した中古物件、その選び方・見極め方は?【眺望編】」
 

2.構造や規約の関係上やりたいことができなかった

マンションの場合、管理規約によってリノベーションの内容に制限が設けられていることも少なくありません。

実際、工事をしてはいけない躯体部分を解体してしまい、管理組合から工事の中止を勧告されただけでなく、原状回復費用まで請求されてしまったケースも。

また、中古戸建ての場合は、住宅の構造などによって思い通りの間取りやデザインにできないケースがあります。

こうした事態を防ぐためには、物件選びから依頼できる「ワンストップリノベーションサービス」がおすすめ。

スタイル工房の場合は、どんな暮らしがしたいかをお伺いした上で、提携した不動産会社と共にリノベーションに最適な物件探しからお手伝い。候補の物件には、一緒に見学に行くなどでご希望のリノベーションができるかどうか確認することで、「やりたいことができなかった」という後悔がないようサポートしています。

▼もっと詳しく知りたい!▼
「ワンストップリノベーションは、中古購入前からプロに相談できる強い味方!」
 

3.補修が必要な箇所が多く費用がかさんでしまった

建物の経年劣化は外部だけでなく、建物の躯体部分など、目に見えないところで進んでいることもあります。

水漏れなどの問題が発生しやすい浴室や洗面所、キッチンなどの水まわりは、解体してから大規模な補修工事が必要だと判明することも多く、想定よりも時間と費用がかかってしまうことも少なくありません。

ただ、こちらもスタイル工房ではプランナーが物件見学に同行することで、建物の状態を事前に把握するよう心がけています。

とはいえ、工事後に発覚することもあるので、その場合はどんな問題でどんな工事が必要なのかしっかりとご説明します。

リノベーションで発生しがち!間取りやデザインに関する後悔



インターネットを使って施工事例をたくさん見たりしながら「どんなデザインや間取りにしようかな」と情報収集するのは、住まいの計画においてとても楽しい時間です。

ただ、間取りやデザイン、設備も、住んだ後に「こうしておけばよかった…」と後悔することも少なくありません。

具体的なプランを作るときはどんな点に気を付けていくべきか、4つのポイントをご紹介します。
 

1.収納スペースが少なすぎた

「リビングはできるだけ広くしたい!」や「お風呂はゆったりと大きいものにしたい!」など、各部屋の広さを重視するあまり、「収納スペースが少なすぎた」と後悔する場合があります。

住み始めた当初は収まっていた収納も、暮らしていくうちに捨てられない物や残しておきたい物が増えていき、気づくと収納スペースが足りなくなってしまうのです。

収納スペースを増やすために、収納家具を置くと、結果部屋が狭くなってしまうだけでなく、地震などの震災で転倒するリスクも発生します。

リノベーションの際には、今後物が増える可能性があることを想定し、十分な収納スペースの確保がおすすめです。

▼もっと詳しく知りたい!▼
「劇的にキッチンまわりがスッキリ!やっぱり欲しい「パントリー」」
「玄関収納に必須のハンガーパイプ。上着やグリーンをさっとかけて」
 

2.今後のライフイベントのことを考慮していなかった

リノベーションを検討する時、「誰が暮らすのか」を考えることは大切なことです。

しかし、現在のライフスタイルだけを考えてリノベーションすると、家族構成が変わった時に暮らしにくい家になってしまうことがあります。

たとえば、シングルライフを満喫するための間取りの家でパートナーと一緒に暮らし始めた場合、お互いのプライベートが確保しづらくなります。

また、新婚時の生活を重視してリノベーションしたことで、子どもが生まれたときに育児がしづらい間取りやデザインになってしまうケースもあります。

こうしたケースを避けるために、将来的なライフスタイルを考慮しながらプランニングすることが重要です。

家族構成やライフスタイルは、結婚や出産などのライフイベントによって変化していくものです。

間仕切り壁の設置や撤去で、間取りを変更できるなど、ライフスタイルの変化に合わせてフレキシブルに対応できるように工夫しておきましょう。

▼もっと詳しく知りたい!▼
「私たちのシンプルライフ」
「less is more」
 

3.導入した設備を結局ほとんど使っていない・使いこなせていない

「せっかくリノベーションするわけだし、長く使うものだから、多少値段が高くてもいいか…」と、新しい住まいへの期待感も相まって、キッチンなどの水まわりは最新設備にしたくなりますよね。

しかし、導入したけれども、結局使わなかったり使いこなせなかったりするケースも少なくありません。

住宅設備は、それぞれに耐用年数があり、定期的なメンテナンスや修理・交換が必要です。

使用頻度の高くないものにコストをかけても無駄になってしまう可能性があるため、住宅設備を選ぶ際には、本当にその設備や機能が必要なのか、じっくりとプランナーと相談しながら選ぶのがおすすめです。
 

4.後々売却することを視野に入れていなかった

「家は一生に一度の買いもの」とよく言われますが、ライフスタイルの変化によって住み替えが必要になることもあります。

たとえば、家庭の事情によって実家で同居しなければならなくなってしまうこともありますし、転勤や転職によって引っ越しを余儀なくされてしまうこともあります。

リノベーションを行う際、あまりにもこだわりが強くなってしまったり、個性的な間取りやデザインにすると「買い手がつかない‥」といった事態になるのではないか?とご心配されている方も多いのではないでしょうか?

売却する可能性がある場合は、どのくらいで住み替えることを想定しているのか、プランナーに伝えてみてください。

5〜10年程度で住み替える可能性がある場合、極端に個室を小さくしたり、部屋数を少なくして部屋を大きくしたりといった個性的な間取りやデザインにすることはおすすめしていません。

これは、物件探しをする際に物件の広さだけでなく、2LDKや3LDKといった部屋数や間取りで検索する方が多いためです。

逆に、15〜20年と住み続ける場合、購入者側もリノベーションを前提としているケースが多いため、まずは、希望に沿った間取りにしてもOK。自分がしたいと思うよりよい暮らしを優先させるのがおすすめです。

将来売却も視野に入れている場合は、なるべく希望金額で売却できるよう、図面や配管更新の記録などご自身が購入した際の資料をしっかりと残しておくことが大切です。

物件に関する書類は必ず手元で大事に保管しておきましょう。

リノベーションで後悔しないために知っておくべき3つのポイント

ここまでは、どんなことがリノベーションの際に後悔するポイントになるのか具体的にご紹介してきました。

では、実際に後悔しないためにはどんな点に気を付ければいいのか、今までの話を踏まえて3つのポイントをおさらいしていきます。
 

1.信頼できるリノベーション会社を見つける

リノベーションを成功させるには、会社選びにかかっているといっても過言ではありません。

後悔しないリノベーションにするためにも、安心して任せられることはもちろん、自分たちの理想の暮らしを理解し寄り添ってくれる相性の良い会社を選ぶことがおすすめです。

相性の良い会社であるかどうかは、

●  会社の打合せの進め方が、自分が求めているものとあっているか
●  担当者とコミュニケーションがとりやすいか
●  なにを大切にしているかといった、希望が伝わりやすいか

など、会社のスタイルや担当者のスタンスにも注目して、自分とフィットしているかどうか確認してみたほうがよいでしょう。

もちろん、

●  会社としての実績や経験が豊富である
●  建設業許可証を有している
●  アフターサービスの体制がしっかりしている
●  各種申請へのサポート体制があるか

など、基本的に安心できる会社かどうかの確認も大切です。
 

2.予算とやりたいことの優先順位を明確にしておく

リノベーションの予算は、自分の年収や自己所有資金などから決めていくことがもちろん必要なのですが、その予算の中で自分の理想の住まいをつくるためには、優先順位をしっかり考えておくことも大切です。

優先順位のつけ方としては

1.絶対に譲れないもの
2.プランによっては多少の変更でも大丈夫なもの
3.代替案で妥協しても良いと思うもの
4.ある方が理想的ではあるものの現段階ではなくても構わないもの

の順番で分けていき、優先順位の低いものから代替案を考えていきます。

すべての希望が叶えられるのが理想ではありますが、予算の関係から実現できないものも出てきます。

プランを作る際に担当者に優先順位を明確に伝えることで、最適なプランを提案してくれるでしょう。
 

3.今後のライフイベントや住替えも考慮した間取りやデザインにする

家族構成やライフスタイルは変化していくものです。

間取りやインテリアを考える際には、ライフスタイルの変化や将来的な住み替えによる売却も視野に入れておくようにしましょう。

まとめ

リノベーションには、物件探しから行う「中古を買ってリノベーション」もあれば、「二世帯住宅にしたい」「耐震を強化したい」など、今の住まいをより暮らしやすくするリノベーションもあります。

どんなリノベーションでも後悔しないようにするためには

●  様々な施工実績が豊富にあり安心して任せられ、かつ自分たちの暮らしの理想を理解してくれる会社を選ぶ
●  予算を決めた上で住まいづくりの中で譲れないポイントや今の暮らしにおける改善点などを洗い出して、優先順位を決める
●  家族構成やライフスタイルの変化を加味した暮らしを想定しておく

という、この3つが大切です。

スタイル工房では、今の住まいのリノベーションはもちろん、既に決まった物件のリノベーションや、物件探しから行うワンストップリノベーションにも対応する住まいづくりの専門店です。構造補強や住宅性能を向上させる工事も数多く経験があります。

「リノベーションに興味はあるけど不安」「何から始めたらいいかわからない」という方に、定期的に相談会やセミナーも実施していますので、ぜひお気軽にご参加ください。

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