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【マネージャーに聞く】チーム全体で成長を後押しする教育体制

2025年07月31日(木)

お客様のニーズに合わせて、住まいの一部をリノベーションするスタイル工房の“部分リノベ”。フルリノベーションに比べて、対象となる範囲が狭いため、入社2、3年目の若手アドバイザーも活躍している分野です。

マネージャー兼プランナーである楢崎さんと入社2年目のアドバイザー、工事部の施工管理がチームを組んで進めた施工事例をベースに、“部分リノベ”の流れをご紹介します。

マネージャー 楢崎
インテリアコーディネーター
舞台照明の仕事に10年以上携わったのち、リノベーション業界へ転身して20年。
スタイル工房に入社して12年が経ち、現在はマネージャー兼プレイヤーとして8年ほど、現場に関わりつつ、採用や教育、社内業務の管理など、幅広い業務を担っている。
趣味はキャンプ。保護猫との暮らしに癒される毎日。

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目次

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【部分リノベの流れ①】お客様の問い合わせ内容を踏まえて、担当プランナーを決定

住宅全体を対象とするフルリノベーションに対して、住宅のエリアを絞ってリノベーションを行うスタイル工房の“部分リノベ”。全体的な流れは、フルリノベーションと大きくは変わりませんが、範囲が狭いため、打ち合わせを含めて完工までの期間が短くなることが特徴です。

お客様のお問い合わせ内容を踏まえて、マネージャーが担当者を決定していきますが、それほど難易度が高くない“部分リノベ”の場合は、コーディネートプランナーやアドバイザーがサポートだけでなく、メインで担当するケースも増えてきました。

担当者が決定した後、ショールームにお越しいただいたお客様と打ち合わせを行い、「住まいのどこをリノベーションしたいのか」、「どういった悩みを解決されたいのか」などを詳しくお聞きします。

 

 

【部分リノベの流れ②】施工管理、入社2年目のアドバイザーとともに現地調査へ

店舗での打ち合わせも大切な一方、実際の住まいを確認して分かることも多いため、現地調査はとても大切です。

具体例のあるほうが流れは分かりやすいかと思いますので、初めて“部分リノベ”に参加した入社2年目のアドバイザーと共に行った施工事例をベースにお話させていただきます。

 

事例No.959 玄関土間 がランウェイに! 家族の思い出を彩るリノベ
https://www.stylekoubou.com/sekou/works/sekou_n76.html

 

お客様のヒアリングでは、「娘が小学生になるので、荷物置き場になっている部屋を整理してこども部屋にしたい。そのために、玄関スペースに荷物を置ける土間をつくりたい」という要望がありました。

現地調査で伺った時の第一印象は「玄関が狭くて、窓がないため暗い」でした。計画としては、ご夫婦の寝室エリアの一部を土間にするということだったのですが、狭くなる寝室の収納は十分確保できるのか?という問題と、玄関が暗いままというのをどうするか?という課題が浮かび上がってきました。

 

 

【部分リノベの流れ③】リノベーションのプラン・概算見積を提案。パースはアドバイザーが作成

事例No.959は、「右側の洋室(寝室)の一部を削って、玄関土間をつくる」ことがメイン工事となるリノベーションでした。プランで特にこだわったのが、玄関土間と寝室を仕切る壁を斜めにして、明るい玄関にするために、自然光を入れる窓をつけたことです。

プランの提案時、お客様にお見せしたパースは“部分リノベ”初参加のアドバイザーが描いたものですが、お客様にも「手書きのイラストでプランが分かりやすい」と気に入っていただくことができました。

リノベーションは競合になることも多いため、概算見積と合わせて、お客様にプランのイメージを伝えるパース作成は重要な仕事の一つです。

 

 

【部分リノベの流れ④】プラン契約後、1ヵ月ほどを掛けてリノベーション工事が完成

初期プランを気に入っていただけたこともあり、大きな変更もなく本プランが決定し、工事部によるリノベーション工事がスタート。工事の進捗確認などを行いながら、約1ヵ月で工事が完工しました。

現地調査で「洋服が好きなお嬢さんが玄関の姿見で、ファッションショーをして遊んでいる」というお話をお聞きしたので、玄関土間をランウェイのように靴で歩けるよう広めに設計。ゆったり座れるベンチも設置しました。

 

寝室の窓から自然光を取り入れるために、玄関土間と寝室を仕切る壁には室内窓を設置。窓から娘さんのファッションショーを眺めるのがお父さまの楽しみなのだそうです。

この時は“部分リノベ”初参加だったアドバイザーも現場で経験を積み、入社3年目となった現在は“部分リノベ”でお客様のメイン担当として活躍しています。そうした面でも思い出深いプラン提案ですね。

 

 

チーム全体でアドバイザーの成長を後押ししていく

私とアドバイザー、工事部の施工管理チームで行った“部分リノベ”の話をさせていただきましたが、工事の場面では多くの職人さんにも協力していただいています。

経験豊富なプランナーや施工管理がチーム一丸となって、「チーム全体で若い人を育てよう」「若い人が挑戦できる機会をつくろう」ということを大切にしている文化があるのは、スタイル工房らしさではないでしょうか。

最初は一人でできないのが当たり前ですので、まずは先輩の仕事を見ながら現場の空気も含めて、様々なことを学んでいっていただければと思います。

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