【女性の施工管理に聞く】施工管理に向いている人とは? 女性でも働きやすい?
リノベーション会社でのものづくりや、施工管理の仕事に興味はあるけれど、「自分が向いているのか、向いていないのか分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。
施工管理は、社内のメンバーやパートナーである職人さんとともにリノベーション工事を進めるため、周りの人たちと協力して働ける協調性は必須です。また、現場移動や立ち作業など、ある程度の体力は必要ですが、スタイル工房ではチーム制を採用しているため、女性でも働きやすい環境があります。
新卒で施工管理としてスタイル工房に入社し、現場で施工管理として働く猪瀬さんに「施工管理に向いている人は?」「女性でも働きやすい?」「成長を感じる部分は?」といったテーマで語っていただきました。
工事部 猪瀬
2022年にスタイル工房工事部へ新卒入社。現在はメインで担当する現場も増え、施工管理として日々奮闘中。最近、ミドリフグを買いはじめたので、水槽のお手入れが日課になっています。
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目次
- 【施工管理に向いている人は?】素直で前向きな人
- 【入社前に学ぶべきことは?】気兼ねなく話せるコミュニケーション力。Excel、Wordは使えたほうがいいです
- スタイル工房の施工管理は、チーム制だから働きやすい。休みも取りやすい。
- 【新卒入社して成長を感じる部分は?】リノベーション現場でお客様の疑問に応えられるように
- 【今後の目標は?】男女問わず、施工管理として長く働ける環境をつくっていきたい
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【施工管理に向いている人は?】素直で前向きな人
チームで動くスタイル工房の施工管理に向いているのは、ひとことで言うと「素直な人」ではないでしょうか。具体的に説明しますと、「お願いされたことを快く引き受けられるかどうか」です。
施工管理には幅広い仕事はありますが、例えば先輩に「現場を片付けておいて」「掃除しておいて」と言われた時に、快く「分かりました!」と返事をして作業に入れる人は向いていると思います。
実際、チーム内では年次に関係なく「猪瀬さん、○○○をやってください」とお願いされることは多いです。何かを頼まれた時には、前向きに動くことで作業が滞りなく進み、工事をスムーズに進めることができます。
私が所属するチームのリーダーも、率先してゴミ掃除やゴミ回収をしてくださる人ですので、「立場は関係なく、チームで助け合って工事を進めていく」という姿勢は重要だと感じています。
【入社前に学ぶべきことは?】気兼ねなく話せるコミュニケーション力。Excel、Wordは使えたほうがいいです
リノベーション会社で施工管理として働く場合、建築の知識や、建築への興味はあったほうがいいと思います。私の場合は美大出身で建築の知識はありませんでしたので、現場で働きながら覚えていきました。そういう意味では、建築学科出身ではなくても、「施工管理として現場でものづくりに関わりたい」という人は大歓迎です。
施工管理は現場で働くイメージもあると思いますが、事務所でPCを使って書類を作成する業務も重要です。PCにあまり慣れていない方は、Excel、Wordなどの基本操作はできるようにしておくと事務作業は進めやすいかと思います。
また、施工管理の仕事は多くの人と関わりますので、幅広い世代の方と気兼ねなく話せるコミュニケーション力は欠かせません。誰とでも和やかに話せるという意味ではなく、伝えるべきことを失礼のないように伝える能力があれば十分だと思います。
私の場合は、年上の方でも物おじせずに話せる性格ですので、その部分は職人さんとのやり取りやお客様に説明する際に役立っていると感じていますね。
スタイル工房の施工管理は、チーム制だから働きやすい。休みも取りやすい。
私自身もそうでしたが、就職先を選ぶ時に「休みが取りやすいかどうか」は重要な条件だと思います。スタイル工房の施工管理はチームで動くため、チーム内でスケジュール調整することで休みは取りやすいです。
体調を崩して休まなければならない時も、チームのメンバーに連絡して替わりに現場を回ってもらうことで、工事を問題なく進めることができます。困ったら助け合う文化が当たり前のようにあるのは、スタイル工房に入社して良かったと思う部分です。
また、「施工管理は、資材を運んだりする力仕事もあるので大変そう」というイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、チーム内には力仕事などを行う施工管理補助の人もいますし、人材会社から建築現場で働いた経験のある多能工の方を派遣していただくことも可能です。
力仕事や専門的な仕事のサポートをしていただきながら、工程管理や現場チェック、発注・片付けなどの施工管理業務を進めることができますので、女性でも働きやすい環境があると感じています。
【新卒入社して成長を感じる部分は?】リノベーション現場でお客様の疑問に応えられるように
住宅のリノベーションには、解体して構造体だけを残すフルスケルトン工事と、お客様が暮らす家の一部を解体して造り直す工事があります。お客様が在宅されている住まいのリノベーション工事は、現場の施工管理に加えて、お客様の疑問や要望にお応えする対応も重要となります。
私の場合は、物おじせずに話せる性格を評価していただけているのか、お客様が在宅している住まいのリノベーション工事を担当するケースが多いです。お客様が不在の時は鍵をお預かりして工事を進めさせていただくこともありますので、安心してお任せいただけるように礼儀を大切に、分かりやすく説明することを心掛けています。
例えば、壁にクロスを貼った直後は気泡が入り、表面が波打つことがあります。「壁紙が凸凹してるけど、もっとキレイに貼れないの?」とお客様に言われた時には「時間が経ってのりが乾くと、ピンと張るようになります」とお話することで納得していただくことができます。
入社当時は目の前の仕事を覚えるだけで手一杯でしたが、施工管理として経験を重ねる中で知識も増えていき、お客様の疑問にも自信を持って答えられるようになってきたことは、成長を実感する部分です。
【今後の目標は?】男女問わず、施工管理として長く働ける環境をつくっていきたい
私は「住宅のリノベーションを通して、ものづくりに関わっていきたい」という想いで施工管理になりました。社会人は働いている時間が長いので、楽しく仕事ができることは大切だと思います。その点では、スタイル工房に入社してから、好きな仕事で楽しく働けていることには満足しています。
目標とは違うかもしれませんが「いつか結婚して家庭を持ったとしても、施工管理として働き続けていきたい」と考えています。工事部の部長やチームリーダーと相談しながら、私にとっても、これからスタイル工房で働く皆さんにとっても、働きやすい環境を整えていきたいです。