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【プランナー監修】リフォーム中の仮住まいは絶対に必要?期間や費用はどれくらいかかる?

2026年02月10日(火)

住んでいる家をリフォームする場合、工事中は別の場所にいったん引越しする必要があります。いわゆる「仮住まい」ですが、家族全員と荷物を移動するのはなかなかの労力。仮住まいの準備はいつから始める?物件はどうやって探す?期間と費用は?などなど、気になる疑問をプランナーに聞いてきました。Q&A形式でお届けします!

チーフプランナー 於保
一級建築士、スタイル工房チーフプランナー。

マンション・戸建て共に数多くのリノベーションに携わってきた。機能美、住まう人の日々の暮らしやすさ、そして将来も踏まえた心地よさを追求。

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目次

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Q1. リフォーム中は、絶対に仮住まいしないとダメ?

まず気になるのが、「どんなリフォームに仮住まいが必要?」ということ。仮住まいをするorしないを分ける基準のようなものはあるのでしょうか?

「まず、キッチンやお風呂など複数の水まわりを交換したり、スケルトン工事を伴う大規模リフォームは、仮住まいが前提となります」と於保プランナー(以下同)。

では、例えば一カ所だけの水まわり交換の場合はどうでしょうか?キッチン交換のみの場合は工事期間中は外食やお弁当で、お風呂だけなら銭湯で済ませるという方法なら、住みながらの工事はできますか?

「どうしても、と住みながらのリフォームを選ぶお客さまもいらっしゃいます。その場合は、住みながら工事できるように養生や動線の確保などを計画して進めます。工事を1期・2期に分けることもあります。それでも、工事期間中は生活動線が限られ、音もホコリも出るため、かなり暮らしにくいと思います。」

一カ所のリフォームだけでも、資材を置いたり作業する場所として、最低でも工事箇所プラス一部屋分のスペースが必要になります。工事期間中は生活がかなり制限されるため、住みながらリフォームのハードルは高い、といえるでしょう。さらに、仮住まいにかかるお金ほどではないものの、養生費などでリフォーム費用も高くなります。

そのため、水まわりの工事を伴う場合は基本的に仮住まいをおすすめしているそう。1週間程度の工事であれば、帰省や旅行を充てることができますが、それでも該当箇所とその周りの荷物は移動する必要があります。

 

 

Q2. 仮住まいの準備のタイミングは?引越しはいつ?

仮住まいは大仕事。リフォームの打ち合わせやショールーム見学などもあるため、なるべく早く準備しておきたいものです。仮住まいの準備はどのようなスケジュールで進むのでしょうか?

「最初のプランニングの時に、仮住まいが必要かどうかが決まります。仮住まいをする場合は仮住まいの段取りを、仮住まいしない場合にはそのリスクをお話しするのがこのタイミング。そこから仮住まい専用の不動産を扱っている不動産会社はじめトランクルームや引越しの業者をご紹介するので、あとはお客様自身でやりとりしていただくことになります」

仮住まいは数カ月の利用となるため、短期間賃貸の物件に強い不動産会社に相談するのが基本です。ただし、この時点では仮住まいスタートの2、3カ月前。申し込みは入居の約1カ月前となるため、あまり早くいい物件を見つけても、なくなっている可能性も。

「それでも、家賃の相場をつかんだり、家族が生活しやすいエリアを考えることができるので、早めに探し始めるのがオススメです。着工時にお引っ越しと荷物の移動が完了していることがゴールとなります」

 

 

Q3. リフォーム中はずっと仮住まいが必要?費用は?

仮住まいの期間は、具体的に何カ月くらいなのでしょうか?

「工事の規模にもよりますが、マンションで約3カ月、戸建てで4カ月程度が多いですね。集合住宅であるマンションでは、規約で工事できる曜日や時間が決まっています。共用部分の養生などについても厳しく定められているケースがあり、それによって工事期間が長くなる可能性はあります」

最近は日曜だけでなく、土曜日も工事NGとしているマンションも増えているそう。他にも、共用部分の養生は毎回外すように決められていたり、駐車場と現場の距離が大きい立地など、工期が伸びる要素はたくさん。マンションの方は、リフォームを検討し始めたら管理組合で規約を確認してみてもいいかもしれません。

最も気になる費用ですが、仮に3~4人家族の場合、敷金と礼金などの初期費用+3カ月分の家賃で100万円程度。トランクルームと工事前後の引っ越し代で50万円として、合計150万円ほどが目安です。これについてはローンに含むことができないため、現金で用意しておく必要があります。

 

 

Q4. 仮住まいの物件はどうやって探すの?

期間は3~4カ月とのことですが、仮住まい専門の不動産会社に相談するといっても、そんなに簡単に住む場所が見つかるかどうかが不安です。

「確かに、エリアによってはご家族全員が住める広さの短期賃貸物件が見つかりづらい可能性があります。ご紹介する不動産会社以外にも、ご自身で地元の仲介会社に問い合わせるお客様がほとんどです。

通勤やお子さまの学区のことも考えないといけないため、どうしても見つからない場合は、大学生など大きいお子様やパパママのどちらかはワンルームを探して住む、などの方法をとるお客様もいらっしゃいます」

分かれて住むパターンもあるのですね!自身でも不動産会社にあたることで、たまたま半年後に建て直す予定の一軒家を格安で紹介してもらえた!という例も。

他に、(独)都市再生機構が管理するUR賃貸住宅は礼金や仲介手数料がかからないため、仮住まいとして利用する方が多いそうです。もし近くにあれば、問い合わせてみましょう。

 

 

Q5. リフォーム中の注意点は?荷物やライフラインは?

ところで、リフォームをしない部屋であれば、一部の荷物を置いておくことはできるのでしょうか?また、それらを工事中に取りに行くことはできますか?

「工事場所+作業場所以外で、全く工事と無関係かつ通り道にもならない個室などがあれば、そこに荷物を集めて閉めておくことは可能です。しかし、工事中にその荷物を自由に取りに入ることはできません。さまざまな資材や道具が置いてあったり、段差や開口部などの危険もありますので、あらかじめご連絡を頂き安全な状況を確認の上、立ち入りをお願いしています。同様に、観葉植物などをベランダに出しておき、たまに水やりに来たい、などのご要望も要相談となります。マンション・戸建てに関わらず、工事現場はあらゆることを想定しながら管理をしますので、ご協力いただければと思います。」

ちなみに、仮住まいの準備で出てきた不要なものについては、スタイル工房に処分をお願いすることはできるのでしょうか。

「家電リサイクル法で定められた品目と液体以外は、ソファなどの大きいものも有料で処分することはできます。ただし処分費は、粗大ごみとして行政の不用品回収に出した方が圧倒的に安いです」

仮住まいの準備でバタバタして、回収の申し込みが間に合わなかった!というときの最後の手段と考えましょう。

リフォームするおうちのガス・水道・電気といったライフラインについては、工事中はガスだけを止めます。仮住まいのおうちでもライフラインの開設が必要なため、水道と電気は料金が重複して発生することになります。

 

 

まとめ|大変ですが、リフォーム中の仮住まいを楽しむという考え方も

聞けば聞くほど大変なリフォーム中の仮住まい。でも、リフォーム後にお話をうかがうと「大変だったけど、面白かった!」という声をお聞きするのも事実。

「ずっとマンション暮らしだったから…と仮住まいでは戸建てに住んでみたり、思い切って憧れの街で探したりと、非日常を楽しんでらっしゃる方も多いんです」と於保プランナー。

十分な広さの物件が見つからなかったものの、「みんなで布団を並べて寝たの、旅行みたいで楽しかったよ!」とお話してくれるお子様もいらっしゃいました。たくさんの不便もありつつ、一生に何度もない経験として、家族の思い出に残ったようです。

そしてようやく仮住まいが終わったあかつきには、ピカピカにリフォームしたおうちでの新生活!そう思えば、仮住まいもリフォームの大切な要素のひとつといえるのではないでしょうか。

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