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【戸建リノベ】工事現場勉強会を行いました

2015年11月12日(木)
スタイル工房、工事部長の清水です。
先日、工事中の現場にてお客様を呼んで勉強会を行いました。
プランナーの於保が、現場をご案内しながら戸建リノベの重要なポイントや
基本的な考え方をお話しするというイベントです。今回はその模様をお届けします!

今回勉強会を行ったのは、断熱・耐震などもフルリノベーションをしている戸建住宅です。
ちょうど、大工さんの工事の途中のタイミングで見学会を行いました。
現場の様子です。

 
床を一部閉じないでおいて、グラスウールで断熱する様子を見せています。
壁にも同じグラスウールの袋に入ったタイプのものをとめています。
グラスウールとは、ガラス繊維を使った断熱材で、無機質のためとても長期間もつ素材です。
性能とコストのバランスが良いので、断熱材の中でもよく利用される材料で、
築30年くらいの戸建でも使用されていることがあります。
(30年前は現在の断熱基準とは、グラスウールを入れる量と入れ方が全然違いますが・・・)

 
左は床のグラスウール、貼る前の状態です。右の写真は壁に大工さんがグラスウールをとめているところ。
ただテープで留めているように見えますが、この施工方法や材料にも、ポイントがあるのです!

そして、断熱工事では「気流止め」というのがとても大切です。於保が現場にてご説明しました。
既存住宅の多くは、床下は外と同じ温度になっています。
床下に断熱材を入れることも大切ですが、壁の中に冷たい空気が入らないようにすることも大切です。
壁の中は床下とつながっていることがほとんどなので、それを断熱材や木材で縁を切ってあげて、冷たい空気が壁体内に入らないようにするのが「気流止め」です。


壁の中に冷たい空気が入ると、建物全体が冷えるだけでなく、壁の中で結露が起こってカビが生えてしまうことも!
どんなふうに気流を止めるのかを現場でお見せしながら案内しました。


既存の間取りと、ご提案した新しい間取りについてもポイントをご説明。

 
耐震金物についても、ご説明します。現場では、いろいろな形の金物が確認できます。
必要な耐力や形状によって使う金物が異なります。

 
吹き抜けとロフトがつながった大空間になる予定の2階リビングも、ご案内。
迫力ある空間になっています。

作っていくプロセスと、その理由など細かく知っていただくことで、ご自身の家づくりで必要なことやお金をかけるべきところを学んでいただける勉強会になったのではと思います。
この勉強会をした現場も、中古住宅とは思えないほどにとても暖かく安心・安全なお住まいに変身する予定です。
完成がとても楽しみです!
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