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【戸建リノベ】 屋根工事

2015年8月1日(土)
スタイル工房の大石です。
毎日暑いですが、現場の私たちや職人さんも熱中症等に気を付けながら作業を続けています!
今回は現場の中でも最も暑く過酷な、屋根の葺き替え工事のレポートです。

今回の現場は、2階建ての木造戸建の屋根の葺き替えです。
既存は瓦だったものを、ガルバリウム鋼鈑という屋根材に交換しました。
瓦はとても重量があるので、建物の耐震をする際には、新しい材料への葺き替えをお勧めしています。
 ←軽くて耐久性もある鋼鈑屋根

屋根工事にあたり、最も大切なのは安全です。
雨の日は危険が伴うので、晴れた日にしか作業ができません。
屋根や外壁などの外回り工事は天候に大きく左右されます。

 
2階建の住宅でも、高さは7メートルくらいになりますので、暑い日の 作業でもヘルメットは必ず着用して上がります。ヘルメットには、名前と血液型が記載されていて、万が一に備えます。

今日は、ガルバリウム鋼鈑を貼っていく作業。

材料は、このような形で納品されます。
それをカットして、はめ込んで一枚ずつビスで止めていきます。

 
屋根材はどんなものでも下から貼っていくのが鉄則です。
理由は簡単、雨水は上から下に流れるので、水が内部に入らないようにするためです。
下から上へ順に張り上げていきます。


棟と呼ばれる屋根のてっぺんには、木材を張り付けてあります。
こちらには最後に鉄板でカバーをしておさめます。
小さく映っていますが真ん中に置いてあるのは、屋根屋さんの道具で、
鉄板をサクサク切れる鋭い切れ味のはさみが2丁。
職人さんが自分の手で研いでいる大切な仕事道具です。

屋根の下の緑のシートは、アスファルトルーフィングといって防水のためのシートです。
この材料は、重ねしろが決められています。(左の写真で私が指で示している幅が、重ねシロです)
 
こちらも下から貼っていき、上に表示されている重ねしろを超える形で重ね貼りをしていきます。


屋根の下のほうには、雪止めと言われる金物がついています。
その名の通り、雪が落ちるのを防ぐものです。

この炎天下の中、屋根の上で作業する職人さんは日陰もなくとても大変です。
大変な中でも良い仕事をしてくれて、本当に感謝です!

 
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