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“住む”〜住みつづける〜A

関東大震災から今年で85年。ここ10年以内に大きな地震が起きる可能性が高いといわれています。東京都などの自治体も防災に対する対策を打ち出していますが個人レベルでの対策も欠かせません。以前の住宅の耐震工事は、おおがかりになってしまうケースが多かったのですが、技術も進み、以前よりは簡単に工事ができるようになってきました。耐震工事は、建物全体を工事した方が当然良いのですが、一部だけでも補強をするべきだと思っています。現状を理解しながら計画をしっかりとたてて、少しずつでも家を強くしながら安全で健康的な家に住み続けたいですね。

 

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「美しいものってどんなもの」〜9

めっきり春らしくなり、ぽかぽか陽気の日がふえてきましたね。
先日、梅の花が満開の福岡の大宰府天満宮に行ってきました。
朱色に塗られた太鼓橋を渡り門を抜けると、こけら葺きの境内が現れます。華やかな本殿です。あれっ、色がちょっと違うぞ。ちょっとくすんでいます。
さっそく神主さんに話を伺ってみると、西と東では朱色の使い方が違うらしいのです。
現在では西は「弁柄朱」、東では、「水銀朱」(明るい朱色)が使われています。
気候風土が大きく関係しているみたいです。
ふ〜ん、勉強になりました。
所変われば住まい方、色などちょっとずつ違いますね。
リフォームでも建物の中だけでなく、敷地の周辺の状況や立地条件が大切ですね。

 

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「美しいものってどんなもの」〜8(安心できる住まい)

明けましておめでとうございます。
去年の「今年の一文字」は「偽」でしたね。生活の根本の部分での問題が顕在化してきて、色々なことに不安になってしまいました。正直である事、うそをつかない事、他人を思いやる事など大切なことが失われつつあります。
安心してお住まい頂ける様に材料選定にはかなり気を使っています。たくさんの商品がありますが実際お客様に自信を持って薦められる商品は多くありません。体に害の無い商品なのは当然のことで+αも大切です。製造過程でも環境に配慮している?リサイクルは可能?メンテナンスは?など様々な検討をしていきます。
自分で理解して納得しないとお客さまに自信を持って本物を薦められません。

今年はもう一度原点に立ち返って「お客様が何を求めていらっしゃるのか」「お客様にとって何が一番良い提案なのか」じっくり考えて、お客様に安心して暮らして頂ける、偽りの無い家造りを心がけていきたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

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「美しいものってどんなもの」〜7

先日デンマークへ行って来ました。短い夏が終わり、木々が色づきはじめ長い冬の足音が聞こえて来そうな季節です。紅葉と街並みとが調和し感動的な美しさです。
デンマークと言えば世界最高水準の社会福祉、生活レベルを誇り、早くから環境・エネルギー問題に取り組んできた国です。首都のコペンハーゲンでは歩道と分離された自転車専用の道路を、ものすごいスピードで自転車が駆け抜けて行きます。慣れない私は何度もひかれそうに・・・。
また、アルネ・ヤコブセン(デザイナー、建築家)やルイス・ポールセン(照明デザイナー)などの巨匠を生み出してきたデザイン大国でもあります。旅の途中で気付いたことなのですが「あっ、全ての家庭にヤコブセンの椅子があり、ポールセンの照明が灯っている。えっ、ホテルも銀行もオフィスにも・・・・」驚きました。本当に自国のデザインを愛しているのですね。(ちょっとしたナショナリズムも) みんな高くても本物を買って大切に長く使っています。家も家具も自転車も。壊れたら修理をしながら使い続けています。修理すればちゃんと使えるものを造り続けています。当然余計なごみも出ないので地球環境にもいいですよね。
住たいる工房も、もっともっと長く愛され使い続けていただける美しいものを、造りつづけて行こうと決意を新たにする旅になりました。

 

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「美しいものってどんなもの」〜6

お店の前のけやき並木も紅葉し街並に彩りをあたえてくれています。
落ち葉掃除はちょっと大変ですが「やき芋でも焼きたいな・・・・」と思いながら向こう三軒両隣まで掃いています。
木々の葉がなくなると今まで緑の葉で隠れていて気づかなかったものが、色々目に入ってきます、建物の形や色もそうですよね、建物の大きさや形はある程度建築基準法で制限されていますが、建物の色についての制限はありませんでした。
しかし最近では「景観法」が施行され、特定の地域や一定の規模以上の建物の外装の色は、法律によって規制(誘導)されます。
その土地土地の地域らしさを大切にした外壁色にする事で、街並にまとまりや調和が生まれ美しい景観となります。
更に美しくなった街や地域の資産価値も高まると言う統計も出ているようです。
夏の青々とした葉や紅葉のとき、葉が落ちたとき、それぞれの季節で建物の彩りを楽しめるような調和のとれた美しい街並にして行きたいですね。

 

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「美しいものってどんなもの」〜5

「もったいない」は日本の美徳、という雑誌の記事を目にしました。子供の頃よく、ばあちゃんから聞いた言葉です。何かにつけて「もったいなかー、もったいなかー」って言っていました。
素晴らしい言葉ですよね。この一言で環境問題のほとんどの部分が解決できてしまうのですね。住宅(建築)もそうですよね。まだまだ手を入れれば使えるものを平気で壊して新しいものを造って行く。もたったいない。でも、残したくても残せないような物もたくさん造られてきたような気もします。材料もそして間取りも。
造りかえる前に何か残せるものはないか考えて見ませんか?「もったいない」ものはないのか。

 

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“住む”〜住みつづける〜

住みつづけられる住まい造りを心がけていますが、「住みつづけること」は、「自分たちの手で造りつづけること」でもあります。建物は竣工で完成ではありません、住む人と一緒に成長していくものです。年を重ねるごとに生活環境は大きく変わっていきます。趣味が変わったり、子供の成長、家族構成の変化など色々な問題が生じてきます。その変化が生じたときに悩み考え、自分たちの手で造りつづけていくのです。
自分たちでノコやカナヅチをもってトントンやるのもいいことですが、生活を工夫して自分らしく暮らしていくことです。住みつづけることのできる家は、基本的な構造と設備をしっかりと造り、ある程度間仕切りは自由に変更できるほうが良いと思います。間仕切りを変更しても通風や採光はちゃんと取れるような配慮が必要です。100%将来に備えた住宅造りは不可能に近いから変化を予想して対応できる家造りを考えて行きましょう。今の生活を楽しみながら将来に備えた住宅造り、手戻りの少ないリフォームを心がけていきたいと思います。

 

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「美しいものってどんなもの」〜4

物づくりにこだわっている職人さんの技は素晴らしいですね。
住宅のリフォーム工事にもたくさんの職人さんたちが携わります。
中でも意匠に大きく関わってくるのが大工、建具、塗装、左官、家具などの職人さんです。
昔から職人さんは頑固なイメージがありますが、最近はそうでもなくなりました。
でも昔から変わっていないのが「物づくりへのこだわり」です。
腕のいい職人さんほど、古い伝統にこだわりながら新しい物づくりへの挑戦をしています。
受け継がれていく伝統美と、新しい工法、素材から生まれてくる美しさ、またそれぞれが調和や対峙しながら生まれてくる独特な美しさがあります。
全てが熟練した職人さんの手から生まれてきます。
職人さんに負けないように日々努力と挑戦です。

 

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「美しいものってどんなもの」〜3

お店の花壇の花が、ワサワサと咲き乱れています。緑の美しい季節になりました。毎朝、花壇の水やりと、入り口に軽く水をまいていますが、これだけで入り口の雰囲気がずっとよくなります。水に濡れた道路と、花の水滴が朝日に照らされてキラキラ光って、生命感にあふれています。
この季節、外構のお話をよく頂くのですが、デッキだけのご相談でも合わせて植栽も提案させていただいています。デッキは古くなっていきますが、そこに植栽をからめると、古くなるものと成長していくものとの対照的な美しさを楽しめます。
リフォームも同じですよね。古い思い出のつまった物をできるだけ残しながら、まったく新しいものを加えていく。そこに新しい美しさが生まれていくのでしょうね。

 

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「美しいものってどんなもの」〜2

先日、知人の家を訪問したときに、素敵な椅子を見せていただきました。
お父さんが購入され、お使いになられていたものを彼が譲り受けて使っています。
話を聞いてみると、お父さんが購入して40年になるものだけれども、傷んだ箇所を ちゃんと家具屋さんに修理してもらいながら使い続けているそうです。別に、有名な作家さんの 作品ではないけど、何か気に入っているので使い続けているそうです。
座面も背板も無垢の木で作られていて、いい色になっています。家具屋さんも、丁寧な仕事を してくれていて、修理した箇所もよく見ないとわからないくらいです。本当にいいもの、美しいものは、使う人、見る人によってそれぞれ違っていいものなのですよね。有名な作品ではなくても、好きだからずっと使う。歴史が刻まれていくようです。
ちなみに、知人宅の椅子は、一人一人違うものでした。

 

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「美しいものってどんなもの」〜1

自分にフィットするもの

自分にフィットするものが良い。
靴、服、万年筆、椅子などなど、手や体にふれるものほどフィットして、使い込むほどにしっくりくるものが良い。
いつのまにか、産業的に生産されたものが身の回りにあふれてきている。安くても良い物はたくさんある。中には、しっくりくる物もあるが、もっとフィットするものが良い。
  住まいはどうだろう?自分や家族にフィットしているだろうか。時を経てしっくりくる
物になっているだろうか。
自然のものを使い、ひとつひとつ手仕事で造った空間や仕上げは、家族と共に年を重ねて馴染んでいく。何度も打ち合わせをし、間取りや素材を吟味して造った住宅には、造り手と使い手の魂がこもっている。きちんと良いものを造り、使うという気持ちで繋がっている。そして、自分や家族にフィットした住宅ができあがる。
産業的に生産されたものでは得ることのできない美しさがそこにある。

 

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