0120-587-250営業時間:10:00〜18:00(火・水曜定休)

建具でつくるハイブリッド空間!大空間も個室も自由自在

2022年3月4日(金)
壁を撤去して、開放的な大空間をつくりたい!こんなリノベーションがしばらく主流でしたが、最近は少し変化が見られます。おうち時間が長くなったことやテレワークの定着により、ひとりで趣味やお仕事に集中できる個室の需要も上がってきているのです。そこで「建具」の出番!開放感は確保しつつ、必要に応じて仕切ることで、スペースを何通りにも使うことができます。「建具」の賢い使い方を集めてみました。

 

カラフルな壁と建具で雰囲気を一新!


はっきりとした木目のアカシアの床に、ミントグリーンやパープルの壁がとっても個性的なリビングです。


パープルの部屋は、仕切って客間にすることも。
イエローの建具で空間のイメージがガラッと変わりますね。
こちらは、もともとあったものをリノベの時に塗装して再利用しています。

上記事例詳細はこちらから: No.256 二人で仕上げる彩り豊かな家

 

光を通す建具でリビングとダイニングを仕切る


続いてはリビング空間とダイニングを仕切る建具です。


食事はダイニングで、リビングではゆっくりくつろぎたいという方にはおすすめ。
お料理のニオイも閉めてしまえば気になりません。


キッチン側からの眺めです。
半透明のガラスがリビングからの光は通してくれるので、閉めても圧迫感がないのもいいですね。
ご夫婦それぞれのご友人が来たときにも、ダイニングとリビングで分かれて過ごされるそうです。

上記事例詳細はこちらから: No.202 自宅でのすごす時間を、快適に、楽しく。手入れも楽に

 

和室⇔フラットな畳コーナー、の使い分け


リビング隣の和室を、バリアフリーにして、リビングとつなげた例です。


タモ材の突板にシルバーのオイルで塗装し、ふき取り仕上げにした建具を。
明るめの色で、空間を重く見せません。
閉めればこれまで通り、独立した和室としても使えて…



開ければ、広々としたリビングの一角の畳コーナーとして。
マンションで、和室は残したいけどリビングは広く使いたい方に。

上記事例詳細はこちらから: No.368 最大限の空間を確保した上質なインテリア

 

お母様の部屋をリビングの隣に

続いては3世代同居のお家です。
高齢になられたお母様のお部屋を、2階から1階リビング隣に移しました。


家族で過ごすリビングのすぐそばに…


お母様のための和室を。壁はリビングと同じ珪藻土仕上げで居心地よく。


ゆっくり休みたいときは、閉めればプライバシーも確保できます。
建具はナラの無垢材で造作しました。

上記事例詳細はこちらから: No.261 時間に洗練された物とゆっくり時間を過ごす家

 

リビングと寝室を仕切って空間を有効活用


こちらもリビングと和室を仕切った例です。
和室は普段は寝室として使いますが、来客時にはリビングとつなげて広々と。


建具の素材は、すっきりとした柾目が美しいナラ無垢材です。

上記事例詳細はこちらから: No.233 北向きでも快適に暮す家

 

ペットドアもつければ猫ちゃんも自由に出入り


ご夫婦と、猫ちゃん1匹が暮らすマンションリノベ。
将来、ご両親を迎えて同居できる間取りにするため、リビングの隣に寝室を設けました。


閉めればこんな感じ。木目の詰まった米松(ピーラー)材を使った建具です。


開ければ壁にすっきり収まります。
右には猫ちゃん用の入り口も設けました。

上記事例詳細はこちらから: No.291 ネコたちと楽しく暮らすマンションライフ

 

今はキッズスペース、将来は子ども部屋に


小さいお子さんのいるご家族。
日当たりがよく暖かいリビングの一角に、おもちゃなどを置いてキッズスペースをつくりました。


お子さんが小さいうちは、リビングのどこからも、遊んでいる様子に目がとどきます。


タモ材の吊り戸で仕切ると、独立した部屋に。
将来大きくなった子どもの部屋としても使える、可変性のある住まいです。

上記事例詳細はこちらから: No.299 家族でつくり上げた自然素材の温もりにつつまれた暮らし

 

リビングの一角に和室を新設


リビングの一部に来客用の和室を設けました。
普段は開け放してオープンに。必要に応じて建具で仕切って個室にすることができます。


こちらのお家は、廊下スペースにも建具を使っています。
玄関に向かって右側は洗面室やトイレなどの水まわりスペース、左側は寝室。
普段は開け放してオープンに、来客時には閉めて隠すことができます。
マンションの限られたスペースをフレキシブルに使うアイデアですね。

上記事例詳細はこちらから: No.360 ソファに座れば視線の先に最高の眺望!

 

細かいところにこだわれば、空間のアクセントに


リビングと隣の和室を仕切っていたふすまと壁縦格子に。
書斎としても使っている和室の収納扉も造作です。
こちらの建具は、取っ手がポイント。
細かいところにこだわれるのも、造作建具の良さですね。

上記事例詳細はこちらから: No.238 こだわりのキッチンで快適に料理!!

 

廊下や玄関も仕切って上手く使える!


こちらのお家のポイントは、リビングの奥、玄関側にあります。


玄関横の洋室を、趣味の自転車を置くスペースにリノベしました。
洋室と玄関の壁をなくして床の高さを同じにすることで、玄関からそのまま自転車を室内に移動できます。
将来的に子ども部屋としても使えるよう、室内はガレージ風のハードな素材ではなくカーペット敷きに。
リビングドアと建具をそろえることで印象もすっきり。

上記事例詳細はこちらから: No.180 休日はおうちカフェで・・・

 

家じゅうからアクセスしやすい廊下にファミリークロゼットを

リノベのネタ帳|建具 廊下
マンションリノベの、玄関からリビングドアに通じる廊下。
右側が大きな引き戸になっていますね。

リノベのネタ帳|建具 引き戸 収納
実はこちら、既存の廊下の一部と洗面室だったスペースを使った大型WIC(ファミリークロゼット)。
ハンガーパイプと枕棚のみをL字型に設置し、フレキシブルに使える大収納になっています。
廊下をはさんで主寝室、奥はLDKと、間取りの真ん中にあるので家のどこからもアクセスしやすいのもポイント。
デッドスペースになりやすいマンションの中央部分を上手くつかったアイデアです。

上記事例詳細はこちらから: No.670 くつろぎのSPORTS BAR

 

まとめ

今回ご紹介した建具はすべて「引き戸」。左右にスライドすることで開閉する引き戸は、通常のドアのように引き込みスペースが要らないので、廊下や玄関など狭い場所にも設置できます。大きくオープンできたり、吊り戸にすればバリアフリーになったりと、他にもメリットが。設置を迷う場合は、いったんは建具をつけずにオープンにしておき、将来つけられるような仕様にしておくことも可能です。気軽にご相談ください。

【建具・ドアに関するほかのアイデア記事】

  • facebook
  • instagram
  • twitter
  • pinterest